免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫力の低下がアトピー性皮膚炎の原因となる!

免疫力の低下が引き起こす病気の一つにアトピー性皮膚炎があります。

アトピー性皮膚炎は肌が猛烈に痒くなりかきむしってしまう症状が現れる病気であり、見た目にも大きな影響を与えてしまうものです。

 

アトピー性皮膚炎と免疫力の低下はどのように関係しているのでしょうか?

アトピー性皮膚炎を予防したり改善したりするためには、どのような免疫対策が必要になってくるのでしょうか?

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ここではアトピー性皮膚炎と免疫の関係性について徹底解説します。

実際にアトピー性皮膚炎に悩んでいる、という方は必見です。

アトピー性皮膚炎に免疫はどのように関わっているのか?

・免疫システムの異常がアトピー性皮膚炎を引き起こしている

よく勘違いしている方がいるのですが、免疫力が高すぎるからアトピー性皮膚炎になるわけではありません。

たしかに免疫システムが高ぶっているようにみえるかもしれません。

しかしアトピー性皮膚炎に関しては、免疫システムが異常を起こしているのです。

 

アトピー性皮膚炎はアレルギーの一種ですが、アレルギーはある物質が大きく関わっています。

それは、アレルゲンと呼ばれる物質であり、その物質に対してうまく反応ができれば特に大きな問題は起こりません。

しかし免疫異常が発生するとアレルゲンに対してうまく対処できなくなってしまうのです。

アレルゲンから体を守る物質にIgEと呼ばれる抗体があります。

その抗体は免疫機能から生み出され、体内を警備してくれています。

 

免疫システムが正常であれば、IgEはアレルゲンに対しても適切に判断できるのです。

過剰な反応を起こすことはありません。

問題が起きそうな場合のみ働く、というイメージです。

 

しかし免疫が低下してしまうと、IgEが正しい判断をできなくなってしまいます。

アレルゲンに対して大きく反応してしまうケースも出てきてしまったり、過剰なほどにIgEが生み出されてしまったりすることもあります。

その結果、全く問題のない細胞を攻撃してしまうこともあれば、無害な物質まで攻撃するようになってしまいます。

 

耐えられないようなかゆみが発生したり、お肌が赤く炎症したりしてしまうのです。

【アトピー性皮膚炎のメカニズム】

・体内にアレルゲンが侵入する

・B細胞(リンパ球)がIgE(抗体)を作る

・免疫異常が起こっているのでIgE(抗体)の働きが過剰になったり多く作られすぎてしまったりする

・再度、体内にアレルゲンが侵入する

・関係ない部位に対してもIgE(抗体)が反応してしまう

・「ヒスタミン」「ロイコトリエン」などが大量に放出されてしまう

・「炎症」や「かゆみ」、そして「じんましん」が発生する

アトピー性皮膚炎治療に用いられるステロイド剤について

・ステロイド剤の効果

・炎症細胞の活性化を抑える

・皮膚の細胞の活性化を抑える

・かゆみの神経の活性化を抑える

 

ステロイド剤のメインの効果は炎症を抑える、というものです。

お肌に赤みができてしまったときなどにステロイド剤を塗ると炎症が収まって正常化してくるわけです。

 

他にもアトピー性皮膚炎の症状の一つである「かゆみ」を抑える、といった機能も有しています。

昔からステロイド剤はアトピー性皮膚炎の治療に用いられてきましたが、現在でもアトピー治療の主体的な役割を果たしているわけです。

・ステロイド剤の問題点

様々な副作用が報告されており、日常的に利用し続ける、というのは避けたいところです。

【ステロイド剤の副作用例】

・多毛症

・皮膚の赤みの発生

・毛細血管が拡張する(赤みの原因になることも)

・皮膚が薄くなる

・ニキビが悪化する

・水虫が悪化する

・ヘルペスが悪化する

・ミズイボが悪化する

 

上記のような様々な副作用が報告されているのです。

一つだけ安心してほしいのは、アトピー性皮膚炎に用いられるステロイド剤は塗り薬です。

ですから塗ったところのみに影響を与えます。

全身に対して何かしらの悪い影響を与えるとは考えられていません。

ステロイド剤の主要な副作用である「皮膚が薄くなる」というものですが、塗ったところのみに発生するわけです。

・ステロイド剤の種類

ステロイド剤は1種類しかないのではなく、複数の種類が用意されており、その症状や状況によって使い分けていきます。

【ステロイド剤の種類】

I群・・・strongest(最強)

II群・・・very strong(非常に強力)

III群・・・strong(強力)

IV群・・・medium(中程度)

V群・・・weak(弱い)

 

アトピー性皮膚炎の症状がひどい場合には、Ⅰ群やⅡ群などの強めの作用を持っているステロイド剤を利用することになります。

しかし作用が強いものは副作用が発生する可能性も高いので、継続利用はおすすめできません。

強いステロイド剤を利用して症状が落ち着いてきたら、徐々に強さを引き下げていくわけです。

どのステロイド剤を利用するかは医師が決定します。指示に従ってステロイド剤を利用してください。

・ステロイド剤は悪なのか?

「ステロイド剤=悪」という印象を持っている方も多いでしょう。

しかし使い方を誤らなければ利用すべき医薬品です。

 

アトピー性皮膚炎は、とにかく痒みと炎症をまずは抑えなければなりません。

かゆみと炎症が残ってしまえば、生活にも大きな支障をきたすことになります。

まずは症状を落ち着かせ、その上で対策を練るべきなのです。

何を言いたいのかと言えば「ステロイド剤+免疫力対策」が重要、ということです。

強い症状が出たらステロイド剤を利用します。

そして普段から免疫力対策を行っていくのです。

ステロイド剤は副作用があるので使いたくない、といった気持ちもわかります。

 

しかし短い期間の利用であれば大きな問題は基本的には発生しません。

あくまで長期利用をした時に様々な問題が出てくるわけです。

アトピー性皮膚炎に対抗する免疫力対策法

・善玉菌をサポートする食生活をしよう

アトピー性皮膚炎は免疫のバランスが崩れ、免疫細胞が暴走することによって発生します。

要は免疫細胞の暴走を抑えられればアトピー性皮膚炎の予防になったり、改善したりということも考えられるわけです。

免疫細胞の暴走を抑える働きが腸内細菌にあります。

腸内細菌のバランスが良ければ、免疫細胞が暴走することはありません。

 

腸内細菌には3つの種類があります。

 

【腸内細菌の種類3つ】

・善玉菌・・・乳酸菌やビフィズス菌など

・悪玉菌・・・大腸菌やブドウ球菌など

・日和見菌・・・善玉菌にも悪玉菌にも属していないもの

 

上記の3つのバランスが正しければ、アトピー性皮膚炎だけではなくその他の問題も起こりにくくなります。

腸は全身に影響を与える器官でもあるのです。

 

【3つの腸内細菌の割合】

・善玉菌・・・20%

・悪玉菌・・・10%

・日和見菌・・・70%

以上の割合であれば、腸内の状態は良い、と判断できます。

しかし何らかの影響で悪玉菌が多くなってしまったり、善玉菌が減ってしまったりすることもあります。

そうなると免疫細胞が弱り、免疫システムが暴走を始めてしまうのです。

ちなみに悪玉菌の割合をゼロにしたら良いというわけではありません。

悪玉菌にも、肉類などのタンパク質を分解する役割があるのです。

分解しなければ栄養は吸収できないので、身体を維持していけません。

ただし、多くの方は悪玉菌の割合が増え善玉菌の割合が減ることによって身体に問題が起こっています。

ですから善玉菌対策をすべきなのです。

 

【善玉菌をサポートする食生活とは】

発酵食品を摂取しましょう。

特に現代日本の家庭の食卓には発酵食品が少なくなりました。

以前であれば漬物など、必ず発酵食品が食卓に上っていましたが現状では全く食べない、という方もいるのです。

発酵食品には乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌の仲間がいます。

定期的に摂取することで、腸内の善玉菌をサポートできるわけです。

発酵食品と言えば、納豆をイメージするかもしれません。

他にもキムチやヨーグルト、ぬか漬けや奈良漬、ピクルスなども該当します。

好きな発酵食品があったら、1日に1回はかならず食べる、ということを行ってみても良いでしょう。

・血行を促進するために運動しよう

血液内に免疫細胞がいます。

血液が全身をめぐることで、全身に免疫細胞が送り込まれているのです。

血の巡りが悪くなると免疫力が低下します。

その結果、アトピーを発症させてしまうことも十分に考えられるわけです。

血行を促進させるためには血管を拡張させなければなりません。

 

手っ取り早いのが運動です。

身体を動かすことで、血管は拡張され全身に免疫を含んだ血液が送り込まれるようになるわけです。

 

【どんな運動が血行促進に適切か?】

激しい運動をする必要はありません。

1日あたり20分から30分程度のウォーキングでも十分な効果が得られます。

時間がある方は、ウォーキングとともに軽い筋トレを実施しても良いかもしれません。

筋トレをして筋肉をつけることで、効率的に体を温めることもできます。

エネルギーが消費しやすくなり、健康の維持といったメリットまで得られるわけです。

犬を飼っている方は散歩の距離を少し伸ばしてみる、ということも良いでしょう。

通勤している方は、ひと駅分歩くようにする、ということも良いかもしれません。

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歯茎の病気や歯周病には免疫力が関わっている

免疫力の低下と歯茎の病気、いわゆる歯周病には大きな関係がある、ということが分かり始めています。

30代や40代になると、急激に進行し始めるのが歯周病です。

悩み始めてからでは遅い、といった話もあります。

最終的には全部の歯が抜けてしまうかもしれません。

歯は生きるために必要不可欠なものと言っても過言ではありません。

歯が残存している人のほうが長生きすることも分かっています。

だからこそ、高齢者になっても自分の歯を残しておかなければなりません。

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ここでは口内の問題と免疫の関係性を明らかにします。

最近、歯茎に違和感がある、という方はもしかしたら免疫に問題があるのかもしれません。

健康的な将来を得るためにも、免疫と歯周病について確認してみましょう。

そもそも歯周病にはどのような原因があるとされているのか?

・歯石による影響 ・細菌による影響 ・真菌による影響 上記の3つが原因とされてきました。 ではそれぞれの説を深掘りしていきましょう。 【歯石による歯周病への影響について】 歯周病は何も現代の病気ではありません。昔から人間は歯周病に悩まされてきたのです。たとえば、江戸時代においては死因の第一位が虫歯であった、という話もあるほどです。 ※虫歯をほうっておくと虫歯菌が血中に入り込みます。菌が全身を駆け巡ることになり、結果として敗血症を起こして多臓器不全となり死んでしまうのです。 口内の病気の原因ですが、古代ギリシャの時代から歯石が疑われてきました。しかし、歯石が問題ではない、ということが最近では定説となっています。 仮に歯石が原因であるのであれば、現代医療で歯周病はなくなっているはずです。それがなくなっていない、ということなので史跡に関しては歯周病とは直接関係ない、ということが言えるわけです。 【細菌による歯周病への影響について】 比較的新しい説に入ってきます。1970年代から細菌説というものが出てきたのです。 口内には食べかすがあり、菌にとっては住み心地の良いところです。栄養が豊富なので細菌が繁殖しやすい場所、といっても過言ではありません。さらに口内は適度な湿気がありますよね。さらに温度もちょうどよいわけです。 上記のようなことを鑑み、口内の細菌が歯周病へ影響を与えている、といった説が有力視されました。 しかしこちらの説も正しいものではありません。そもそもどの細菌が歯周病を引き起こしているのかが分かっていないのです。現在では、可能性はあるものの不確かなもの、というところでストップしています。 【真菌による歯周病への影響について】 最も有力視されている歯周病の原因です。真菌というと、水虫を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。真菌の一つにカンジダというものがあります。性交渉で感染するものとして知っている方も多いのですが、口内にももちろん入り込みます。オーラルセックスなどを行えば、カンジダの菌が口内にも入ってきます。キスでも感染する可能性があります。 前述した細菌ですが、実はそんなに強いものではありません。かなり弱いので、それほど強い作用を持っていないものが多いのです。一方でカンジダを始めとする真菌はものすごく強いものです。たとえば水虫にかかったら1週間や2週間の治療では治りませんよね。1ヶ月や2ヶ月、さらにはそれよりも長い期間に渡って真菌薬を塗ったり飲んだりし続けなければなりません。 歯周病も簡単には治りません。強い菌類である真菌が歯周病に関わっている、と考えるのが自然なのです。

免疫と歯周病の関係性

・免疫力が強ければ歯周病菌を予防できる

性病ですが、保菌者と性交渉をしたとしても100%うつるわけではありません。性病にもよりますが、中には30%の確率でしか感染しない、とされているものもあるのです。さらに個人差もあります。 性病の菌が体内に入り込んでしまうか、それとも入り込んでしまわないかに大きく関わっているのが免疫力です。免疫力が高まっている場合には、性病にかかりにくくなります。菌を体内に入り込ませないようにしっかりと働いてくれるからです。 歯周病に関しても、真菌説が有力となっており、細菌説の可能性もあります。要は菌が体内に入り込まなければ歯周病にはならないわけなので、免疫力を高める、ということが極めて重要になってくるわけです。 歯周病は誰にでもリスクがあります。誰にでもリスクが有るのに、なる人もいればならない人もいる、ということなのです。やはり免疫力が高ければ歯周病になりにくく、免疫力が低ければなりやすい、といったことが考えられるわけです。

歯周病を防ぐためにはどうしたら良いのか?

・長時間の歯磨きは避けた方が良い

食後に歯を磨く習慣、というものを否定しているわけではありません。プラークや歯石はできない方が良いに決まっています。食後には必ず歯を磨くようにしましょう。問題は歯磨きをしすぎてしまう、というものです。 硬い歯ブラシを使って長時間ゴシゴシと歯磨きをしていませんか?歯茎から出血をするほど磨いたりしていませんか? 仮に歯茎から出血をするほど磨いてしまうと、その傷口から細菌や真菌は体に入り込んでしまう可能性があるのです。自分から歯周病のリスクを高めるようなことは避けなければなりません。 歯磨きはあくまで優しく行い、目指すところは食べカスを除去する、ということです。食べカスさえ綺麗に取れれば良いので、歯を強く磨かなくても大丈夫です。 ※以前は歯磨きでわざと歯茎から出血させて悪い血を体外に排出する、といった考え方もありました。しかし現状では「出血は歯周病が悪化させる」とされており、その考え方は否定されているのです。

・体温をアップさせる

免疫の働きですが体温と密接な関係性があることでも知られています。風邪をひくと熱が出ますよね。要は熱を出すことによって免疫力をアップさせ、風邪などのウイルスを駆逐しようとしているわけです。 免疫力ですが、体温が1度低下すると30%も低下することが分かっています。逆に考えれば、体温が1度上昇すれば免疫力が30%アップします。 平熱が35度台の人が36度台になっただけでも免疫力がアップしたことになるのです。 ちなみに最も体が健康的な状態になるとされているのが37度前後です。内臓の働きも活性化して、免疫細胞が全身をめぐります。 ではどのような方法で体温をアップさせればよいのでしょうか。 【体温をアップさせる方法】 ・睡眠不足を解消させる ・運動をする ・身体の温まるものを食べる ・毎日入浴をする 特に注目してほしいのが睡眠不足です。実は睡眠が足りていない人ほど体温が低い、ということが分かってきているのです。 睡眠と体温には密接な関係性があります。そもそも体温調整は自律神経によって行われています。自律神経には交感神経や副交感神経が関わっており、睡眠不足の人は交感神経が活性化しています。 交感神経には血管を収縮する作用があり、血流を悪化させてしまうのです。血行が悪くなれば体温も下がってしまいます。だからこそ睡眠不足は体温の降下をもたらしてしまいます。 一方で運動や入浴に関しては血管を拡張させる作用があります。血管を流れる血液の量が多くなるので、体温が自然と高まってくるわけです。 食べ物も体温には一定の役割を果たしています。たとえば香辛料を食べると、身体がポカポカとしてきますよね。他にも発酵食品などを食べると酵素の働きで体が温まるのです。 歯周病を予防したり改善したりするためにも、まずは免疫力を高めましょう。そのためには体温を少しでもアップすることが必要不可欠というわけです。

歯周病になったらどうする?

・検査を受けること

必ず検査を受けて菌をチェックしてください。 顕微鏡検査を受けると口内にどのような菌がいるのかがしっかりと分かるわけです。原因菌が特定されれば、適切な治療を受けられるようになります。 歯科でしっかりと治療を受けた上で免疫力対策をしましょう。二つの対策を併用することで、歯周病に打ち勝てる可能性がぐっと高まります。

・定期的な健診も忘れずに

人知れず歯周病が進行しているケースもあります。治ったと思っても、歯周病は再発してしまうのです。 定期的に検診を受けることで口内の異常にいち早く気づけます。適切な対処を素早く行うためにも、半年に1回程度の間隔で検診を受けましょう。

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水分を摂取するだけ!お手軽な免疫力アップ法

免疫力をアップさせるのは難しい、と思っている方もいるのではありませんか? たとえば生活習慣を変えるといった対策方法もあるわけですが、毎日の習慣に関わることなので、そう簡単には取り入れられないかもしれません。 例えば免疫力を高めるのには運動がおすすめなのですが、そもそも運動をする習慣がない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか? そもそも、運動する時間もない、という方もいるのではありませんか? 今回は免疫力をアップさせる方法として「水を飲む」ということについてお話します。 水を飲むだけで免疫力がアップしたら、そんなに楽なことはありませんよね? 時間だってかかりません。 身体にだって負担がないわけです。 お金もかかってきません。 一方で「水を飲むだけで免疫力がアップするわけがない」と思っている方もいるでしょう。 こちらでは、なぜ水をのむことが免疫力のアップに繋がるのか。 さらにどのように水を摂取すれば免疫力が効率的にアップするのか?ということについて解説します。

水分を摂取することが免疫力を高める理由

・インフルエンザなどのウイルスが活動しにくくなる

なぜ冬になるとインフルエンザが猛威をふるうのでしょうか? 子供などは特にインフルエンザに掛かりやすいので、予防摂取などを受けているケースも珍しくありません。 仕事を休めない芸能人なども、冬になる前にインフルエンザの予防接種を受けるケースが多くなっているのです。 では冬にインフルエンザなどのウイルスが活発化する理由ですが、「寒さ」と「乾燥」があります。 春になるとインフルエンザは収束していきますよね。 暖かくなり、湿気も増えていくからです。 水を摂取する、ということは身体にうるおいをもたらすことになります。 身体の水分量が上昇し、インフルエンザなどの菌の繁殖を抑制させることに繋がります。 要は免疫力がアップした状態になるわけです。 水分をしっかりと摂取することで、血液の水分量も多くなります。 血液の量が結果的に多くなることになるので、循環が良くなるのです。 血液の内部にある不要なものを体外に効率よく押し出してくれるようになります。 菌やウイルスが体内に入り込んだとしても、早急に排出してくれる機能が水にはあるわけです。

・鼻や気管にある線毛を活発化させられるから

鼻や気管には線毛と呼ばれる無数の突起があります。 我々は息を吸う事によって、多数のウイルスや菌を体内に取り込んでしまうのです。 しかし鼻や気管にある線毛のおかげで、菌やウイルスがその場に食い止められます。 そして最終的には粘液とともに体外に排出される、という機能を持っています。 その線毛の動きに水分が大きな役割を晴らしているのです。 線毛が潤っている状態である場合と、線毛が乾いている状態では全く異なった結果になります。 潤っていると線毛の働きは活発化し、菌やウイルスから身体をガードしてくれます。 しかし乾燥していると線毛の働きは弱ってしまうわけです。 菌やウイルスなどの異物を体外に排出できずに次々と体の内部に入り込んでいきます。 線毛の乾燥を抑えるためにも水分はしっかりと摂取しなければなりません。

・血液内部の免疫を全身に巡らせられるから

我々の身体ですが、血液の中に免疫システムを持ったものが含まれています。 白血球と呼ばれるものであり、仮に異物を発見した場合には攻撃を開始し、様々な方法で体外に排出させようとします。 要は血行が良ければよいほど、全身の免疫システムは活性化している、ということになるのです。 冷え性になると、血管が収縮しているような状態です。 血管内部を通る血液量も少なくなります。 さらに毛細血管まで血液が通らなくなってしまうわけです。 水分を摂取することで、血液中の水分量も増します。 血液自体が多くなるので全身の様々な部位の免疫機能が改善することになるわけです。 血行不良で悩んでいる方は、もしかしたら水分不足が原因かもしれません。 水分の摂取量を増やして、免疫力を高めましょう。

・水分を取ることで体温が高くなるから

水を飲むと体が冷える、と思っている方もいるかも知れません。 もちろん冷水を飲めば一時的に身体は冷えるでしょう。 しかし水を取ることによって新陳代謝がアップするのです。 身体が温まりやすくなります。 免疫力ですが低体温の人と高体温の人とでは全く異なります。 高体温の人のほうが免疫力は極めて高いのです。 ですから免疫力を高めたいと思うのであれば、積極的に水分を補給して体温を高めましょう。 ちなみに癌にかかりやすい人とかかりにくい人も体温でわかってきます。 低体温の人のほうが免疫力は弱いので、圧倒的に癌になりやすいことがわかっているのです。 水分を取ると新陳代謝がアップする、ということですが、わかりやすいのが汗でしょう。 水分を摂取しなければ、運動をしてもそれほど汗は出ません。 しかし水分をしっかりと補給していれば汗を大量にかくことになるのです。 そもそも汗をかくという現象にしても、かなりのエネルギーを消費しているのです。 細胞が活発に働いて汗を分泌しています。 お肌に汗があることで体温を下げるわけですが、体の内部は細胞が活性化しているので冷えきるわけではありません。 ちなみに新陳代謝が高まるので、ダイエット中には水分はしっかりと補給しましょう。 「むくむから水分は補給したくない」という方もいますが、かえって水を飲まないとむくむケースもあります。 水を補給しないので、体質的に水を体に蓄えやすくなってしまうわけです。 定期的にしっかりと水分を摂取していれば、むくむようなことはありませんよ。

どのように水分を補給すればよいのか?

・免疫力を高める水分の種類とは?

普通の水がおすすめとなります。 できれば「白湯」をおすすめします。 ジュースやお茶、コーヒーなどで水分補給をしている方も多いかもしれません。 しかし水以外のもので摂取すると、かえって免疫力を引き下げてしまう可能性もあるのです。 例えばカロリーを多く含んだジュースのような飲み物ですが、肥満などのリスクが有るわけです。 さらに血管などに対しても悪影響をもたらしてしまうかもしれません。 長期的に見ると免疫力を引き下げる原因となるので、ジュースなどの甘い飲み物による水分補給は控えましょう。 お茶やコーヒーですが、カロリーもそれほどないので水分補給として優秀な飲み物なのでは、と思っている方もいるかも知れません。 しかしお茶やコーヒーには問題のある成分が含まれているのです。 お茶やコーヒーには「カフェイン」が含まれています。 カフェインには覚醒効果があることでも知られていますが、それだけではありません。 利尿効果もあるのです。 利尿効果とは水分を体外に早く排出する効果のことを指しています。 せっかく摂取した水分もしっかりと身体に利用されることなく、すぐに排出されてしまうわけです。 それでは免疫力を高める前に水分が身体からなくなってしまいます。 そこで免疫力を高める水分としておすすめなのが「白湯」となります。 白湯は普通の水を一度沸騰させて少し冷ましたものを指しています。 水をそのまま飲むのもよいのですが、胃腸を冷やしてしまいます。 免疫力を下げる恐れがあるので、できれば多少の温かさを持った水がおすすめ、となるわけです。

・いつ水分補給をすれば良いのか?

こまめな水分補給をおすすめします。 いつも一定の水分が体にあるような状況を作ることが大事なのです。 【水分補給をするおすすめのタイミング】 ・起床時 ・運動の前後 ・お風呂に入る前後 ・眠る前 体から水分が減りやすい時を見計らって摂取するのがおすすめです。 ちなみに冬は喉の渇きを感じにくい時期でもあります。 のどが渇いていなかったとしても、定期的に一定の水分を摂取するように心がけましょう。

・1日あたりどのくらいの水分を摂取すべきか?

1日あたり1.5リットルから2.0リットル程度が目安です。 水分の摂取ですが、あまりに量が多すぎるのも問題です。 水中毒と行った言葉もあるので、かえって不健康な状態を招きかねません。 多く摂取したとしても3.0リットル程度にとどめましょう。

・硬水と軟水のどちらがおすすめなのか?

軟水がおすすめです。 水にはミネラルの含有量が多いと硬水と呼ばれます。 少ないと軟水と呼ばれます。 硬水はカルシウムやマグネシウムが多いといった特徴がありますが、吸収力が弱い、といった特徴を持っているのです。 軟水はミネラルの含有量は少ないですが、吸収力に優れています。 とにかく水分を身体に吸収させることが大事なので、なるべく軟水を選択しましょう。 ちなみに硬水に関しては便秘の方やダイエットを目指している方におすすめですよ。 吸収力が弱いので、便を柔らかくして排出を促進する機能があるのです。

免疫療法とは|種類と効果・副作用

免疫療法を受けることで、様々な病気に対抗することが出来ます。

しかし免疫療法の中身を詳しく知っているという方はほとんど居ないのではありませんか?

ここでは免疫療法における種類と効果、さらには副作用についてお話します。

特に、医療機関で行われている免疫療法についてメインで取り上げます。

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仮に効果が高かったとしても副作用が強ければ、選択するかしないかの判断は分かれてくると思います。

自分自身で適切な判断をするためにも、まずは免疫療法について詳しく理解する、ということが必要なのです。

そもそも免疫療法とはどんなことを指しているのか?

・免疫の本来のチカラを回復させる治療のこと

免疫には本来体を守るための役割があります。機能が正常化していれば、多くのウイルスに打ち勝てるはずなのです。しかし何らかの原因で免疫力が低下し、その結果として病気や感染症にかかってしまいます。 免疫療法とは、その大事な免疫システムを正常化させることを指しています。 ただし免疫療法には様々なものがあり、中には有効性が確認されていない民間的な療法も混在していることは確かです。 民間療法の中にも、たとえばサプリメントのような特定の栄養素を含んだものを摂取することで実際に免疫力が向上した例はあります。ですから自分にあった体質のものを利用する、ということが大切なのです。 もちろん病気にかかった後であれば、医療機関で行われる適切な免疫療法を受けてください。病気の予防などを考えている場合には、サプリメントなどの身体への影響が少ないタイプの対策がおすすめです。

免疫療法の目指すところとは?

・癌を治癒する ・延命する ・症状の緩和をさせる 免疫療法に関しては、医療機関では主にガンの治療のために実施されます。ガンが生み出されてしまう原因としては、免疫システムの低下があるわけです。そこで免疫システムを正常化させることでがん細胞に対して攻撃を加えようとするのが免疫療法の目的です。 免疫が正常化すれば、身体にとって大きな問題であるがん細胞に対して攻撃を加えます。また新たなガンが発生しにくくなるので、延命できる可能性も出てくるわけです。ガンには痛みなどの症状が出てくるわけですが、免疫システムが正常化すれば全身に転移しにくくなります。症状の緩和も期待できるようになるのです。

免疫療法の種類とは

1. サイトカイン療法 2. BRM療法 3. 免疫抑制阻害療法 上記の三つの免疫療法が現在では確立されています。一つ一つの治療方法について個別にお話しますね。

・サイトカイン療法について

インターフェロン治療といったほうがわかりやすいかもしれません。インターフェロンとは細胞がウイルスに感染してしまった時にウイルスに対抗するために作り出されるタンパクのことを指しています。 ウイルスに対抗できるタンパクが多く出るように差し向けることで、体全体の免疫を活性化させるわけです。 インターフェロンに関しては、C型肝炎ウイルスに感染した時に治療薬として使われているものです。一方で抗がん剤の一つとしても承認受けており、腎癌や脳腫瘍、さらに多発性骨髄腫の治療にも活用されています。 【サイトカイン療法で利用される薬の種類】 ・インターフェロンアルファ・・・腎がんなど ・インターロイキン2・・・腎がんなど ・インターフェロン ガンマ・・・菌状息肉症、セザリー症候群など ・インターフェロン ベータ・・・悪性黒色腫など ・ペグインターフェロン アルファ-2b・・・悪性黒色腫など 「インターフェロン ベータ」と「ペグインターフェロン アルファ-2b」については、基本的に補助役として利用されています。メインの免疫治療として利用されているわけではありません。

・BRM療法とは

身体の免疫反応が強く出るせいや意を利用する治療方法です。キノコの抽出物や細菌といったものを体に対して投与し、免疫システムを活性化させるわけです。その結果、ガンに対して攻撃を加えるようになり治癒へ向かっていく、というものになります。 実はこのBRM療法に関しては、健康食品(サプリメント)も大きく関わっています。サプリメント系のもので免疫力をアップさせる、という鋳物が大きく分けるとBRM療法に分類されるわけです。 BRM療法に関しては1980年代まではメインの治療方法として採用されていました。動物実験では実際に大きな成果を上げてきたのです。しかし人間にはそれほど効果を発揮しない例もあり、現在では他の薬剤との併用で利用されることが多いです。 BRM療法で利用されるキノコの抽出物や細菌ですが、じつは体内で何をしているか実態は分かっていません。ですから効果が歩かないかは個人差がかなり多い治療方法ということになります。 【BRM療法で利用される薬の種類】 ・免疫賦活剤(BCGやピシバニールなど)・・・膀胱がん

・免疫抑制阻害療法とは

免疫システムはがん細胞によって弱められている、という可能性もあります。がん細胞は生き残るために、免疫システムから逃れられるように免疫細胞の一つであるT細胞に対してブレーキをかけるのです。 そのブレーキを解除する治療方法が免疫抑制阻害療法と呼んでいます。 現在医療機関で実施される免疫治療に関しては、基本的に免疫抑制阻害療法を指しています。メインとして実施しているわけです。 免疫システムがブレーキを掛けられてしまうということですが、実は免疫の備わっている機能の一つでもあります。免疫システムが強く働きすぎると自己免疫疾患などが発生しますし、アレルギーも発生してしまいます。要は病気になってしまうわけです。そうならないように免疫しいステムにはブレーキをかける機能も備わっています。それをがん細胞に悪用されてしまうのです。 がん細胞が免疫細胞のT細胞の表面にある免疫のチェックポイントに対して「免疫の働きを抑えろ」と命令してしまいます。その結果、ガンが生き残りやすくなってしまうわけです。 免疫抑制阻害療法はがん細胞がT細胞に対して誤ったシグナルを送れないようにします。誤った信号が送られなくなった免疫細胞は正常な機能を取り戻し、がん細胞に対して攻撃を再開するわけです。 【免疫抑制阻害療法で利用される薬の種類】 ・PD-1阻害剤(ニボルマブ)・・・、腎細胞がん、ホジキンリンパ腫、悪性黒色腫、非小細胞肺がんなど ・CTLA-4阻害剤(イピリムマブ)・・・悪性黒色腫など

・最も効果の高い治療方法とは?

個人差があることは確かですが、「免疫抑制阻害療法」がすべての免疫療法の基準となります。他の治療方法に関しては免疫抑制阻害療法の補助として実施されるものなのです。 免疫抑制阻害療法以外の二つは、基本的に体内の免疫を強める作用があるものです。免疫を強める前に、まずはがん細胞がかけたブレーキを解除しなければ始まりません。ブレーキを解除した上で、免疫を強めるのが現状ではベストとされています。

・どのくらいでガンに対する効果が現れるのか?

免疫システムが向上するまでには治療開始から数日間程度かかることがわかります。 ガンが小さくなるなどの具体的な効果が出るまでには数ヶ月間かかるとされています。効果の持続性に関してもある程度認められ始めており、免疫療法を終了してからも治療効果可持続するケースが散見され始めています。 免疫療法は日々進化しているわけです。

 

免疫療法には副作用があるのか?

・副作用はある!

安心してほしいのが、従来のガンに用いられてきた「化学療法」よりも副作用は少ない、とされている部分です。免疫療法はより健康的な治療方法なのです。 注意してほしいのが免疫療法の副作用はいつ現れるか予測しづらい、というものです。一般的な治療は行ってから比較的早い段階で作用が現れます。ですからどの治療の副作用であるかが判別しやすいのです。 免疫療法に関しては、治療中ではなく投与が終了してから数週間後や数ヶ月後に副作用が発生した事例もあります。身体のかなり内部の部分に影響を与える治療方法なので、効果が現れるのにも時間がかかれば、副作用が出るのにも時間がかかるわけです。

・副作用の種類とは?

・食欲不振 ・発熱 ・疲労 ・胃腸障害 ・腎障害皮膚障害 ・肺障害 ・神経筋障害 ・内分泌障害 ・眼障害など 免疫療法の副作用に関しては多岐にわたり、その実態はつかみにくくなっています。 ただしサプリメントなどを利用した免疫療法に関しての副作用はほとんど心配ありません。副作用が強く出やすいのは免疫抑制阻害療法です。サプリが属するBRM療法では、重篤な副作用は発生しません。

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免疫力の低下がカンジダ膣炎を引き起こす

免疫力の低下は病気を引き起こす、ということは多くの方が知っています。

問題はどのような病気を引き起こす可能性があるのか?という部分です。

今回は免疫力の低下と「カンジタ膣炎」の関係性に迫ります。

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カンジタ膣炎は性病という印象が強いかもしれません。

確かに性病の一つといった捉え方もあるのですが、必ずしも性交渉が原因で引き起こされるものではありません。

性病が原因であれば防ぎようはありますが、もっと深い部分に問題が起こることによって発症するケースが多いのです。

カンジタ膣炎になってしまった経験がある方や婦人系の病気にかかった経験がある、という方は要チェックです。

そもそもカンジタ膣炎とは何なのか?

・真菌が大量繁殖することによって起こる病気である

カンジタ膣炎の原因となる金は特定されています。「Candida albicans(カンジダ・アルビカンス)」と呼ばれる真菌です。歯周病のときにも話しましたが、真菌というものは一般的な最近とは異なり、非常に強いものです。そう簡単に退治できるものではありません。時間をかけて治療を受けなければならないのです。 しかしその問題の真菌である「Candida albicans(カンジダ・アルビカンス)」が体内に入るからカンジタ膣炎になるわけではありません。実は何らかの原因で異常に増えすぎてしまうのが大きな問題となっているのです。 女性の膣の中には様々な菌が居ます。その一つの菌が「Candida albicans(カンジダ・アルビカンス)」です。他にも乳酸菌などがいるので、カンジダの菌もその他大勢の一つにすぎません。身体の調節機能によってバランスが保たれているのです。 しかしバランスが崩れてしまうと、カンジタの菌が大量繁殖してしまうのです。その結果、カンジタ膣炎が発症してしまうわけです。

・カンジタ膣炎にはどのような症状があるのか?

・おりものの形状がおかしくなる ・局部にかゆみを生じる ・おりものから嫌な臭いがする カンジタ膣炎の症状として最初に現れやすいとされるのが、局部のかゆみです。しかしかゆみ程度であれば、何の問題もないと放置してしまう方が多いのも事実です。 その次に現れやすい症状としておりものが変な形をしている、というものです。ある人の表現を借りれば「カッテージチーズ」のようなカタチをしたおりものが出てきてしまいます。そこで異常を感じて医療機関に駆け込む、という女性が多いわけです。 ※おりものがいつもと違った臭いがしてしまうこともあるので、そこで異変に気づいて婦人科へかかる方も居ます。

・カンジタ膣炎は重い病気ではない

「カンジタ膣炎になると不妊の原因になってしまうのではないか?」と心配する方も居ます、しかしカンジタ膣炎自体は悪性度が低い病気とされており、不妊に直結してしまうことはありません。 そもそも妊娠中にカンジタ膣炎になる方もいるのですが、無事に出産できるケースが多いのです。 だからといって放置できるものではありません。かなり強い痒みがあるので、生活にも一定の影響を与えてしまいます。しっかりと治療を受けて治さなければなりません。

免疫はカンジタ膣炎の原因となる!

・抵抗力が弱くなることによってカンジタ膣炎は発症する

前述したように、膣の中には様々な菌がおり普段はバランスが取れています。カンジダの原因となる菌が居たとしても問題はないわけです。 菌のバランスが崩れることが原因となるわけですが、そのバランスが崩れるということに関わっているのが免疫です。免疫力が低下をしてしまうと、身体の抵抗力が落ちてしまうのです。そうなると膣内の菌のバランスが悪くなってしまいます。 体に対して悪さをする菌が野放しになってしまい、どんどんと繁殖を重ねてカンジタ膣炎を引き起こしてしまいます。

・抵抗力が弱くなる原因とは?

本当にちょっとしたことで抵抗力は弱まってしまいます。普段どおりの生活をしていないだけでも抵抗力は落ちてしまうので、十分に注意しましょう。 【抵抗力が弱くなる原因例】 ・ストレスの高まり ・寝不足 ・疲れ 無理をして徹夜を重ねてしまった、仕事が忙しくて疲れが溜まっている、といったことが原因で抵抗力が弱まってしまうわけです。 要は、カンジタ膣炎は女性であれば誰でもかかる可能性がある病気です。性病と思われがちな病気でもありますが、決してそうではありません。極論を言ってしまえば、処女の女性であったとしてもカンジタ膣炎に掛かる可能性はあるわけです。

カンジタ膣炎の治療方法とは?

・自然治癒することもある

あくまで軽いカンジダ膣炎のケースですが、時間が経てば症状が落ち着くことがあります。膣の中には自浄作用というものがあります。弱い菌であれば、善玉菌が退治してくれるのです。 そもそも膣内は酸性であり、雑菌などはその酸で駆逐できる機能を持っているのです。 しかし織物が大量に出てしまったり強いかゆみがあったりした場合には、それは軽度のものではありません。必ず医療機関で適切な治療を受けるべきです。

・病院での治療について

まずは膣内を洗浄します。膣内の衛生状態を取り戻す、ということを行うわけです。もちろんそれ絵だけでは適切な治療とはいえません。いっときは膣内から感じたの菌が居なくなるかもしれませんが、また増えてしまうかもしれないわけです。 洗浄後には二つのタイプ位の治療方法に分かれます。 ・膣内に抗真菌薬を直接入れる ・内服薬の抗真菌薬を利用する カンジダ真菌を抑える抗真菌薬を利用することは一緒なのですが、膣内に直接入れるタイプと飲むタイプに分かれているのです。 膣内に直接入れるものは、1度入れると1週間効果が持続するタイプのものと、毎日1個ずつ入れるタイプのものがあります。 基本的には1週間に渡って効果が持続するタイプを利用することになります。 一方で何度も再発してしまうケースや重度の症状が出ている場合には、毎日入れるタイプを利用することになります。毎日利用するタイプの方がより効果が強いのです。 内服薬に関しては、抗真菌薬を飲むことによって体の内部からカンジダ真菌を退治します。膣内に薬を入れるということに抵抗がある方は内服薬を利用しましょう。また性行為をまだしたことがない、という方も膣内に薬を入れるのには抵抗があるでしょう。そういった方も実際に内服薬を利用しています。 内服薬治療に関しては、抗真菌薬を3錠服用します。その3錠を服用するだけで基本的に治療は終了します。 かゆみに対処する治療も医療機関では受けられます。外陰部に強いかゆみがある場合には、抗真菌薬の塗り薬を利用することになります。1日あたり2回程度塗っていくことで徐々にかゆみが収まってくるはずです。

・ドラッグストアでも治療薬が購入できる

あくまで再発性のカンジダ膣炎の場合のみです。症状が強い場合や恥k馬手のケース位は必ず医療機関で治療を受けてください。 再発性のカンジタに関しては、内服薬系のカンジダ治療薬をドラッグストアで購入して治療する方法もあります。医療機関へかかる時間がない、という方はおすすめです。

カンジダ膣炎を予防するために必要なこととは?

・免疫力をアップさせる

抵抗力がダウンすることでカンジダ真菌が増えすぎいてしまうのがカンジダ膣炎の原因です。ですから抵抗力を高めれば、予防できるわけです。 抵抗力を高めるということはすなわち免疫力を高める、ということになります。 ストレスを溜め込まないように、睡眠時間を確保しましょう。ストレスは寝ている時に解消される、といった特徴があるのです。睡眠時間が少なすぎると免疫力がダウンして様々なん病気を招いてしまいます。 血行を促進することも大事です。血液の中には免疫細胞がいるので、血行が良くなれば全身が健康になるのです。もちろん下半身の健康状態も維持されやすくなります。 血行を促進させるためには体を冷やさないことです。定期的に運動をして体温を高めましょう。

・糖尿病対策を実施する

糖尿病とカンジタ膣炎の関係も指摘されています。実態に糖尿病の患者はカンジダ膣炎になりやすい、といった事が言われているのです。 そもそも血糖値が高くなると雑菌が繁殖しやすくなります。甘いものご飯やパンなどの炭水化物のとりすぎにも注意してくださいね。

・下半身を衛生的な状態にする

・ナプキンやタンポンを定期的に交換する ・おりものシートを極力避ける ・厚手のデニムやガードルなどの通気性の悪いものは利用しない ・綿100%などの通気性の良い下着を利用する カンジダ膣炎は感じた菌によって引き起こされるので、下半身が清潔な状態であればそもそも菌の大量繁殖は起こりにくいわけです。 菌は湿気のある場所を好む傾向があります。ですからなるべく厚手のデニムなどを履かないでください。通気性の悪い下着も避けましょう。通気性がよく、下半身が蒸れないような状態にすることが肝心なのです。 ナプキンやタンポン対策もお忘れなく。

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花粉症に効果的な舌下免疫療法とは?

免疫力をアップさせたり、免疫力を正常化させたりする目的で実施される治療のことを免疫療法と呼んでいます。

その免疫療法の一つに「舌下免疫療法」と呼ばれるものがあります。

これは、花粉症に対して効果を持つものとして知られているのですが、そもそも「舌下免疫療法」とはどういったものなのでしょうか?

本当に花粉症に対して高い効果が得られるのでしょうか?

また、副作用についても徹底調査してみました。

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花粉症を根本的に解決したい!と思っている方は必見です。

舌下免疫療法とはどんなものなのか?

・舌の粘膜から花粉のエキスを浸透させる

舌下免疫療法ですが、注射を利用せずに粘膜から花粉を浸透させる血リュオ方法のことを指しています。 花粉のエキスが下の上に置かれることになるのですが、小さく切ったパンを利用することになります。そのパンのおかけらに花粉のエキスを数滴染み込ませた上で、舌に置きます。 舌の上に2分間ほど放置し終了します。 「なぜ舌を使うのか?」と思う方もいるかもしれません。実は舌に近い部位にアレルギーの反応と密接に関わっているリンパ節があるのです。そのリンパ節にエキスが到達しやすいので、舌が選ばれているわけです。 エキスの濃度に関しては、最初はそれほど強いものではありません。最初は薄いエキスが利用され、徐々に高めていくのです。身体に花粉をなれさせる、ということになります。

・どの程度の感覚で治療を受けることになるのか?

最初は1日1回からスタートします。かなり高頻度に感じてしまうかもしれませんが、アレルギーに対応する、ということは簡単なものではないわけです。 1日位1階からスタートしていき、少しずつ感覚をあけていきます。2日に1回にしたり3日に1回にしたり、といった感覚です。 最終的には2週間に1回の投与となります。 花粉のエキスを下の上に投与し続ける期間は約2年間です。要は2年間を一区切りとする治療方法というわけなのです。 ※1日1回の舌下免疫療法は8週間程度続けます。その後に徐々に感覚をあけていくわけです。医療機関によっては4年間から5年間継続して治療を続けるケースもあります。

・即効性はない

免疫がおかしくなっているのが花粉症なので、そう簡単になおいるものではありません。少しずつ免疫を正常化させていくことが必要になってくるわけです。 焦ることなく継続的に治療を受け続けてください。

・通院しなければならないのか?

毎日通院しなければならないわけではありません。基本的には1ヶ月に1回程度の通院となります。経過を見るための通院なのです。 そもそも舌下免疫療法は病院でなければ行えないものではありません。自宅でも十分に対応できます。 日頃の対処は自宅にて自身で行い、確認とエキスをもらいに病院へ行く、といった感覚になるわけです。

・舌下免疫療法に使われるエキスとはどんなものなのか?

スギ花粉から抽出したエキスとなっています。 スギ花粉から抽出したアレルゲンがたくさん含まれた花粉エキスなので、花粉症の方は身体に大きな負担を最初は感じます。しかしそれを我慢していかなければ花粉症は治せないのです。

舌下免疫療法の効果とは?

・70%前後の人に何かしらの効果あり

治癒、いわゆる花粉症がほぼ完治した人の割合は20%から30%程度となっています。舌下免疫療法を受けることで、もう花粉症に悩まされなくて済む、という人が一定数いるわけです。 完治はしなかったものの症状がかなり落ち着き、花粉症の薬がほとんど不要になったという方の割合は30%以上とされています。合わせて70%前後の人に何からの効果が認められているわけです。

・花粉症の根治がのぞめる治療方法

現状で多くの人が利用している花粉症の薬は、症状を緩和させるものです。症状は緩和したとしても、今後も花粉症に関する悩みは続いていくことになります。 一方で舌下免疫療法に関しては、花粉症の根治がのぞめるのです。もう二度と花粉症に悩まなくて良い、という可能性を秘めています。 20%から30%の根治率を高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、行ってみる価値のある治療法、といってもよいのではありませんか。

・花粉症のどのような症状に効果が期待できるのか?

花粉症における様々な症状に対して効果が期待できます。たとえば鼻づまりであるとか、鼻水である、というものにも効果を発揮してくれます。鼻だけではなく目にも効果が期待できます。涙や目のかゆみ、というものにも対応してくれるわけです。

・注射療法に比べると少し効果は劣る

スギ花粉を直接注射によって身体に投与する治療方法もあります。その効果は、約80%とされており、かなり注目されています。しかし体に対する負担が大きいので、効果については少し劣ってしまいますが舌下免疫療法のほうが選択されるケースが多いわけです。

舌下免疫療法の安全性とは

・注射による治療よりも安全性は高い

安全性(副作用)についてはそれほど心配されていません。しかしアレルギーのある物質を体内に入れることにはなるので、一定のアレルギー症状が出てしまうことになります。 もちろん、いきなり高濃度の花粉のエキスを体内に入れるわけではありません。まずは少量のエキスを舌下に投与し、少しずつ容量をアップさせていくのです。経過を見ながら増やしていくことになるので、基本的には容態が急変するようなことは考えにくいです。

・年齢制限をかけている医療機関もある

舌下免疫療法は治験をおこなっているのですが、65歳までの方に実施しているのです。ですからクリニックによっては「舌下免疫療法を受けられるのは65歳まで」、としているケースも出てきています。 高齢者の方に関しては効果が少し弱まる傾向があることも分かっているので、実際に65歳以上の方は医療機関と相談した上で舌下免疫療法を受けるかを決めましょう。

・舌下免疫療法を途中でやめた場合はどうなるのか?

一定の効果は維持される可能性がありますが、元に戻ってしまうかもしれません。できれば、一度舌下免疫療法を開始したら最後まで継続しましょう。 仮に一度中断してしまった場合にもう一度治療を再開するようなケースですが、また最初からとなります。以前の治療を引き続き継続する、ということはできません。まずは低用量の花粉エキスを利用して、徐々に増やしていくことから再び始めるわけです。 途中で治療をストップするとそれだけ治療が終わるまでに長く時間がかかってしまうことになるので、2年から5年程度の治療を継続して受ける、といった覚悟も必要になってきます。

舌下免疫療法の費用とは

・1回あたりの費用・・・約600円 ・1回あたりの薬局にかかる費用・・・約1,400円程度 ・月にかかる費用・・・約2,000円 ・1年間にかかる費用・・・約24,000円 舌下免疫療法に関しては保険適用がされるので3割負担となります。ですから、上記のような低価格で治療が受けられるのです。 上記した金額はあくまで目安のものです。クリニックに通う回数に関しては個人差があるので、費用に関しては若干のズレが出てくるので気になった方は前もって医療機関に問いあわせましょう。 ※クリニックによっては、1ヶ月あたりの費用が3,000円から4,000円程度に設定されているケースもあります。 治療前には採血検査も実施されます。採血検査に関しては、5,000円程度が必要になってきます。採血検査は身体の健康状態などを調べるためにも必須とされているものです。 ※中には自由診療(保険適用外)で舌下免疫療法を実施しているクリニックもあります。そのようなクリニックで治療を受ける場合には、1年間の費用は50,000円から60,000円程度が相場となります。

花粉症を効率的に治す|舌下免疫療法と併用すべきこととは

・日常生活で免疫を正常化させる

免疫のバランスが崩れると、アレルギーなどが発症しやすくなるわけです。ですから免疫が正常な状態を保ち続けられるようにするためにも、日常生活から対策を立てなければなりません。 たとえば運動をする、ということもおすすめです。免疫は体温が下がると弱ってしまいます。運動をすることで血行を良くして、免疫力を正常化させるわけです。血行が良くなり免疫細胞が元気になれば、より舌下免疫療法の効果も高まると考えられます。 サプリメントで体に良い成分を集中的に摂取する、という方法もおすすめです。偏食気味の方は、どうしても栄養素が偏りがちです。身体が栄養不足になってしまえば、免疫システムも当然影響を受けてしまうのです。 ビタミンやミネラルなど、身体にとって大切な成分をサプリメントなどで補給する、ということも考えておきましょう。

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簡単?難しい?タバコとの付き合い方で免疫力がアップ

タバコは百害あって一利なし、と言われています。 それは事実であり、タバコは様々な厄害を体にもたらします。 タバコを吸っている人と吸っていない人とでは免疫力も大きく異なってくるのです。 タバコを吸う事で免疫力が下がることは周知の事実です。 こちらではなぜ煙草を吸うと免疫力が下がるのか?ということについて徹底解説します。 さらに喫煙者が免疫力をアップするためにはどうしたら良いのか?ということについてもお伝えします。 タバコをよく吸う方で、最近風邪を引きやすいなどの体調不良を感じている方は必見です。

知らなかった?タバコは一時的に免疫力をアップさせることもある

・煙草を吸う事で白血球が増加する

たばこを吸うと肺に有毒な煙が吸い込まれることになります。 肺の粘膜に異物が付着することになるので、免疫細胞の一つである白血球が増加する、といった特徴を持っています。 白血球が血液中に増加することで、身体の免疫力はアップします。 免疫力が高まるということで、タバコは体に良いものではないのか?と思ってしまう方もいるかも知れません。 ここで気づいてほしいのは、煙草によって免疫力が高まるということは、異物を取り込んだ結果なのです。 通常の生活をしていれば取り込まなくても良い、体に悪い物質をわざわざ摂取して一時的に免疫力を高めたとしても何の意味もありません。 身体を危険に晒し続けているだけです。 確かに年に1回くらいタバコを吸っただけでは身体に大きな悪影響はないかもしれません。 しかしタバコは毎日複数回に渡って吸うものでもあります。 喫煙期間が長ければ長いほど、大量の異物が入ってくることになるのです。 免疫力が多少高まったとしてもすぐに元通りになってしまいます。 そもそも身体に異物が入ってくることに免疫がなれてしまうかもしれません。 タバコで免疫力がアップするとは言っても、マイナス面のほうが大きいわけです。

タバコが免疫力をダウンさせる理由とは?

①唾液の量が減るから ②血行が阻害され免疫が全身に行き渡らなくいなるから ③栄養不足により体の機能が衰えてしまうから ④抗酸化物質のビタミンCが消費されてしまうから

・煙草によって唾液の分泌量が減ってしまう

煙草を吸う事で唾液の量が減ってしまうのです。 唾液は多くの方が知っているとは思いますが、殺菌作用があるものです。 口内環境を整えるためにも必須の物質となっているわけですが、その唾液が煙草によって減ってしまいます。 そもそも菌やウイルスの大量繁殖する原因として「乾燥」というものがあります。 なぜインフルエンザは冬に蔓延するのでしょうか? 冬は寒くて乾燥しているからです。 唾液の分泌量が少なくなれば、口内にも大量の菌が繁殖するようになります。 その結果、体が病気などにかかってしまうリスクが高まってしまうわけです。 もう一つ唾液量の分泌が大きな影響を与えるものとして線毛があります。 線毛は鼻の中や気管などにある器官を指しており、その線毛が活性化することで菌やウイルスを体外に排出できるのです。 菌やウイルスを体内に入れないガードマンのような存在です。 しかしその線毛は水分がなければ機能しません。 乾燥していると役割を果たしてくれないのです。 だからこそ、煙草によって唾液の分泌量が下がってしまうようなことがあれば免疫機能が果たせずに様々な病気にかかりやすくなってしまいます。 ※口内の唾液量の低下は口臭から判断することも可能です。唾液が少なくなると口内に菌が大量繁殖するので、きつい臭いが発生するのです。

・血行が阻害されるので、全身に免疫機能が行き渡らなくなる

タバコは何を摂取するために吸うものでしょうか? ニコチンを摂取するために吸いますよね。 実はそのニコチンが非常に厄介な存在なのです。 ニコチンは中毒性のある物質としても知られているわけですが、実は血管を収縮する、という機能を持っています。 ですから煙草を吸うと血行が悪くなってしまう訳です。 血行は免疫と大きく関わっています。 ①血行が悪くなると全身に白血球が送られにくくなり免疫力が低下する ②血行が悪くなることで体温が低くなり免疫力が低下する まずは白血球ですが、血液中に存在し全身を巡ることで体の様々なところで大活躍してくれます。 菌やウイルスなどをやっつけてくれるのです。 しかしニコチンによって血行が悪くなると、身体の末端まで送られる白血球の数が少なくなります。 その結果、菌やウイスルの活動を見逃すことになり、身体を蝕まれてしまうわけです。 体温と免疫力も大きく関わっています。 血行は体温とも密接に結びついており、低体温の方は基本的に血行障害が起こっているのです。 体温と免疫力は比例します。免疫力をアップしたいのであれば、血行を良くして体を暖めなければなりません。 体温が1度違うだけで白血球の働きが30%も違ってくるのです。 さらにがん細胞は体温が35度になると最も増殖することもわかっています。 体温が低いということには良いことは一つもないのです。 煙草によって低体温がもたらされることが免疫に大きな悪影響を与えてしまうわけです。

・タバコを吸うと全身に効率的に栄養が送られなくなる

タバコを吸うと一酸化炭素が煙とともに吸い込まれることになります。 一酸化炭素は血液の酸欠状態を引き起こすものなのです。 一酸化炭素は赤血球の中にあるヘモグロビンと結合します。 ヘモグロビンは酸素と結合するはずなのですが、一酸化炭素と結合してしまうことで酸素とは結合しなくなります。 その結果、全身の各部位が酸欠状態に至ってしまうわけです。 酸欠状態になると、栄養が送られにくくなります。 栄養が送られにくくなれば、全身の様々な器官や細胞が機能しにくくなります。 身体としての機能を停止しているような状態をもたらしてしまうわけです。 さらに老廃物の回収もされにくくなるので、体内に老廃物がとどまった状態になってしまいます。 タバコが免疫力をダウンさせる原因の一つに、「酸欠」があるわけです

・免疫力を高める物質のビタミンCをタバコが消費してしまう

ビタミンCは健康に役立っているだけではなく、お肌の機能を向上させるなどの美容効果があることでも知られています。 非常に優秀なビタミンのひとつなのです。 そのビタミンCですが、煙草を吸う事によって消費されてしまうことがわかっています。 タバコは有害物質を含んでいるわけですが、体内ではその有害物質を代謝して無害化しなければなりません。 そのための酵素を体内で生成する必要があります。 実はその酵素は有害物質とビタミンCの区別がつかないのです。 結果として酵素が有害物質と間違えてビタミンCも排除してしまうことになり、ビタミンCが足りなくなってしまいます。 ちなみに喫煙者は非喫煙者よりもビタミンCを2倍は摂取しなければならない、とされています。 それだけの量を食事から摂取するのは難しいかもしれません。 サプリメントなどで代用している喫煙者の方も少なくないのです。

煙草による免疫力のダウンの対応方法

・禁煙すること

非常にシンプルな解決方法となっています。 タバコを止めれば体の免疫力は回復します。 しかしニコチンは中毒性のある物質です。 やめるのは簡単ではありません。 実際に禁煙を何度も失敗している、という方もいるほどです。 近年では医療機関に禁煙外来も出来ました。 徐々に体内にとりこむニコチンの摂取量を減らしていき、自然に禁煙を達成していく方法です。 喫煙者で最近病気にかかりやすくなったと感じている方は、医療の力を借りつつ禁煙の達成を目指しましょう。

・受動喫煙対策も実施すること

タバコの悪いところは、喫煙者だけの免疫力を下げるわけではない、ということです。 周囲の方にも悪影響をもたらしてしまうのです。 いわゆる受動喫煙の問題があります。 飲食店などでも喫煙所からはなるべく遠いところに座るような対策がおすすめとなっています。 また完全禁煙の店舗を利用する、ということもおすすめです。 受動喫煙のほうが有害物質を吸い込みやすい、との研究結果もあるほどなので注意しましょう。

・杜仲茶の葉を利用したタバコの代用品を利用する

禁煙草といったものが存在しています。 タバコの代用品となっており、タバコと同じように火を付けて吸い込むものとなっています。 大きな特徴はニコチンを含んでいない、という部分です。 煙草を吸う行為だけが同じなので、体に対して大きなマイナスをもたらすものではありません。 タバコのようなものを吸い込みながらタバコを辞められるわけです。

日常的な下痢や便秘も免疫力低下のサイン

夏など暑い季節になると腸の調子も悪くなってしまいますよね。

夏バテの影響で下痢が続いている、という方も多いのではありませんか?

そんな下痢や便秘といった腸の不調ですが、実は免疫力の低下とか変わっている可能性が極めて高いのです。

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ここでは日常的な便秘や下痢と免疫の関係性を明らかにします。

さらに免疫力の低下からくる胃腸の不調にはどういった対処が適切なのか?ということも明らかにします。

下痢や便秘を繰り返している、という方は必見です。

便秘や下痢と免疫力の関係性

・腸内細菌と免疫力には濃密な関係性がある

免疫細胞は腸内細菌によって作られています。要は腸内細菌が元気でなければ、健康的な免疫細胞は作られなくなります。免疫細胞の数さえも左右してしまうかもしれません。 逆に言えば、免疫力がダウンしているときは腸内細菌も弱っている、ということになります。善玉菌が悪玉菌によって不利な状況になっている、ということも十分に考えられるわけです。

・下痢や便秘と免疫システム

下痢や下痢には免疫システムが深く関わっています。腸内環境がよく、免疫機能が正常に動いていれば腸内の水分吸収が適度に実施されるわけです。 一方で免疫力が低下してしまっていると、水分の吸収がうまく行われません。 ・腸に水分が吸収され過ぎてしまう・・・便に水分が少なくなり、便秘になってしまう ・腸が水分を吸収しにくくなる・・・便に水が多くなり、下痢になってしまう 腸の免疫システムは便に対して強い影響力を持っているのです。もしもあなたが便秘になりがちであれば、腸が免疫の影響によって水分を吸収しすぎているのかもしれません。もしあなたが下痢になっている場合には、腸が免疫の影響によって水分をほとんど吸収していないのかもしれません。

・免疫力が低下するとウイルスによって下痢が引き起こされやすくなる

わかりやすいのが食中毒でしょう。様々な病原菌が胃腸に入り込んでしまい、その結果として嘔吐や下痢を発生させてしまうのです。 病原菌ですが、体内に入ってきたからと行って必ずしも悪影響をおよぼすわけではありません。病原菌が入ってきたとしても、免疫力がしっかりとしていればある程度は対処できるのです。仮に食中毒になったとしても軽度で済むかもしれません。一方で免疫力が低下していれば、下痢や嘔吐が長期間続いてしまうこともあるのです。命の危険性もあります。 非常に危険なO-157ですが、亡くなる方や重症化する方は幼い子供や高齢の方です。要は免疫力がないからこそ、それらの病原菌の作用が強く出てしまうわけです。

・下痢が続くと癌になってしまう可能性も

下痢が続くという方は注意しなければなりません。下痢が続くということは前述したように、腸内細菌のバランスが悪くなっているのです。さらに免疫力も低減している、ということになります。 腸が大きな負担を受け続けることにもなります。負担を受け続けた腸は、日常的に刺激を受け続けているようなものです。継続的に下痢が発生しているということはリスクに晒され続けているということになり、その結果として腸内にガンが発生してしまうのです。 腸は消化器官の一部となっていますが、口から肛門の間を指しているものでもあります。その長さは6メートルから10メートルもあるとされています。生命を維持するためには必要不可欠な器官ですが、それだけ範囲が広いのでどこかにほころびが出てきてしまうかもしれません。 ガンの発生をなんとか抑えるためにも、腸内細菌のバランスを整え免疫細胞を活性化しなければならないのです。

腸内の環境を整え健康的になるための方法

・ストレス対策を実施しよう

腸は脳と密接な関係性があります。 緊張をするとどういったことが起こるでしょうか?お腹が痛くなってきたり、下痢に経ってしまったり、という方もいるのではありませんか?中には緊張をするとガスがたまりやすくなる、という方もいるのです。 脳が緊張した状態が続かないように、自律神経を整える、ということがまずは重要になってきます。規則正しい生活を行ってください。毎日決まった時間に寝る、ということから始めても良いです。 ストレスに関しては、睡眠時間が大きく関わってきます。1日あたりの推奨の睡眠時間は7時間とされており、それよりも短い睡眠しか取っていない方は要注意ですよ。 「週末に寝だめをすればOK何じゃないの?」と思っている方もいるかもしれません。確かに、平日はあまり寝ていなくても週末に1日あたり10時間程度寝ているのであれば睡眠時間としては足りてくるかもしれません。しかしストレスというものはその時に発生しているものです。そして、その時に悪さをしています。 確かに総合的に見れば睡眠時間は足りているようにみえるかもしれません。だからといって寝だめをしても平日に受けたストレスの影響は、いずれは出てきてしまうわけです 1日あたり7時間の睡眠を目安に生活して腸内の環境を整えましょう。

・乳酸菌などの善玉菌に良い結果をもたらす成分を摂る

善玉菌が喜ぶ成分を摂取するのがおすすめです。 たとえば善玉菌のビフィズス菌はオリゴ糖や乳糖などの消化がしにくいような糖類を好んで食べて分解していることが分かっています。分解した結果、乳酸や酢酸を作っています。 そこで善玉菌を助けるために、オリゴ糖や乳糖、さらには乳酸や酢酸と行った成分を摂取するわけです。 腸に良いとされる成分として「食物繊維」をイメージする方も多いでしょう。食物繊維に関しては善玉菌の餌になる、といった印象が強いのではありませんか?しかし真実は異なっています。 食物繊維に関しては腸内で塊になります。その塊が腸壁を物理的に刺激するのです。刺激を受けた腸は蠕動運動を起こすようになり、便が早く出るようになります。腸が活発に動くことによって便が押し出される感覚ですね。 実は便が早く体外に排出される、ということは良いことなのです。腸内に便が長時間いることになると、ウェルシュ菌などの悪玉菌が増殖してしまいます。腸内環境が悪化して免疫力も低下してしまいます。 食物繊維によって便が早く排出されるようになれば、悪玉菌の増殖が抑制されます。善玉菌が増えることになり、結果として腸内環境が良くなるわけです。 便秘に悩んでいる、という方は食物繊維を積極的に摂取しましょう。 食べ物としてヨーグルトが腸に良い働きをしてくれることは有名です。ヨーグルトは発酵食品であり、良い菌を大量に含んでいるので腸内の菌のバランスを整えてくれるのです。 ヨーグルトですが、1日あたり200g程度の摂取がおすすめとされています。朝食でも昼食でも夕食でもおやつでも構いません。ヨーグルトを毎日食べてみる、ということも行ってみましょう。 【食べ物で摂取しなければならないのか?】 サプリメントでも構いません。 サプリメントの中にも、腸内環境を整えてくれるようなものはたくさんあります。 ひとつだけ注意してほしいのが、なるべく毎日摂取し続ける、というものです。1回摂取したからと行って、1週間も2週間も腸の調子が良くなるとは限りません。毎日摂取することで、腸内細菌のバランスも整っていくわけです サプリメントには、カプセルタイプや顆粒タイプ、そしてドリンクタイプなどもあります。自分にとって摂取しやすいものを選んでください。

・食後に運動したほうが腸内環境は良くなるって本当?

都市伝説のように思っている方もいるかもしれませんが、実は事実です。 もちろんここでいう運動とは激しいものではありません。ウォーキングなど、それほど身体に負荷をかけないものです。 具体的には、便秘気味の方におすすめの対策方法です。 食後に体を動かすと、刺激を受けた腸が蠕動運動を起こしやすくなるのです。食べたものが、どんどんと腸の下部に押し出されやすくなり、便秘が解消します。 便秘に悩んでいるという方は、食後に試しに10分から20分のウォーキングをしてみませんか。

・暴飲暴食を避けること

暴飲暴食を繰り返している方は、胃腸に問題が発生しやすいのです。 食べる量が多かったりお酒を大量に飲んでしまったりする方は、胃腸がずっと働き続けているような感覚です。休みをもらえないので、どんどんと疲れてしまい、結果的にはあまり機能しなくなってしまうことも考えられます。 最近注目されている健康法として、「プチ断食」というものがあります。1日から3日間程度水だけで過ごして食事をしません。そうすると体の調子が良くなる、と言うものなのです。 プチ断食を行うことで、内臓を休めることができます。もちろんダイエット目的で実施する方もいるのですが、健康効果というものも得られるからこそ多くの方が実施しています。実は体が資本であるはずのアスリートもプチ断食をトレーニングの一環として実施しているほどなんですよ。 無理に断食をすることはありませんが、普段から暴飲暴食をしており「胃腸に負担をかけている」と自認している方はチャレンジしても良いかもしれません。

腸内環境を整える対策は何歳くらいから始めるべきか?

・20代から始めてもOK

免疫機能というものですが、20代がピークになります。そこからは徐々に下がり続けてしまうのです。その結果、感染症にかかる確率が飛躍的に高まってくるのです。 ※免疫細胞の中心とも言える「Th1細胞」や「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」は20代にピークを迎え、その後は減少する一方です。 30代になって風邪を引きやすくなった、胃腸の調子が悪くなりやすくなった、という方は免疫機能が落ち込んでいる証拠です。 ガンはなってしまえば辛い治療が待っています。少しでも早く腸内環境対策を実施しましょう。20代から始めるのもおすすめです。

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がん免疫療法とその他のがん治療法の違い

ガンには様々な治療方法があり、その一つに「がん免疫療法」があります。

ガンを自然に治していくということで、多くのがん患者の希望の星ともなっており、注目されています。

 

しかしガン治療はその「がん免疫療法」だけではありません。

他の治療方法も確立されているのです。

 

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ここではガンの治療方法であるがん免疫療法とその他のガンの治療方法の違いを明らかにします。

 

ガンを患っており、どんな治療方法を行ったら良いのか思い悩んでいる方は要チェックです。

がん免疫療法が以外にも様々な治療方法を試してみたい!という方も必見ですよ。

ガンの治療方法は5つに分類される

・免疫療法
・手術療法
・化学療法
・放射線療法
・緩和ケア

以上の方法によって現在ではガンの治療が可能となっています。

それぞれの治療方法にはそれぞれの違い、というものが実際にあるのです。

違いをしっかりと理解することで、各治療を組み合わせて対応していく、ということも前向きに検討出来ます。

 

もう一つの分類方法があります。 それはガンの発生部位がどうなっているか?というものです。

 

ガンの発生部位が限られている場合には局所療法というものが行われます。

局所療法には、基本的に手術療法可放射線療法が利用されます。

 

ガンの発生部位が全身に及んでいる場合には、全身療法が実施されます。

全身療法には、化学療法や免疫療法が利用されています。

 

それでは免疫療法以外のガンの治療方法について解説していきます。

その中で免疫療法との違いを明らかにしていきますね。

ガンの治療方法その1|手術療法について

・手術療法とは?

ガンの治療方法としては一般的なもので、外科手術によってガンの細胞を取り除きます。

ガンの病巣だけではなく、そのがん細胞の影響を受けている可能性がある正常な細胞も切除する局所療法の一つとなっています。

・どのような方におすすめの治療法なのか?

ガンの発生部位が限られている場合です。

全身に転移している場合にはいくら手術しても対応できませんが、一部に限られている場合には手術でも十分に対応出来ます。

 

ただし進行がんであったとしても、切除しやすい部位であれば手術療法は選択できます。

リスクもある手術方法なので、前もってリスクを承知した上で選択しなければなりません。

前述したように、手術によって正常な細胞も取り除くことになります。

周辺の臓器の機能などが低下してしまう恐れもあるので、今後の生活にある程度の支障をきたしてしまう可能性があるのです。

・免疫療法の違いとは?

がん細胞を直接的に取り除いてしまうので、ガンが体内からすぐになくなる、という部分が免疫療法と異なります。

一方で、手術による体の負担がかなり大きいところも違います。

 

免疫療法は基本的に大きな負担はありません。

もちろん薬の副作用はありますが、身体にメスをいれるわけではありません。

一時的な身体への負担、という部分で大きな違いがあるわけです。

 

治療の期間、という部分にも違いがあります。

免疫療法は継続的に長期間おこなわれるものです。

 

しかし手術療法は治療のメインが手術なので、手術が終わり特に身体に問題がなければ治療は完了となります。

 

【免疫療法との違い】
・治療できる部位が限られる
・治療の身体への負担が大きい
・治療の期間が短く済むことも(転移がなければ)

ガンの治療法その2|化学療法について

・化学療法とは?

要は薬物療法のことを指しています。

抗癌剤を用いて、癌細胞の増殖を防ぎます。

さらにがん細胞自体をも攻撃します。

基本的にはガンが転移をしているような場合に用いられる治療方法です。

 

抗癌剤治療ですが、薬の種類も豊富です。

現在では100種類以上が開発され実用化をされています。

投与方法に関しては2種類あります。

注射による方法と経口による方法があるのです。

 

化学療法は他の治療方法と組み合わせることも多くなっています。

たとえば手術療法を選択する前に、がんの組織を少しでも小さくするために行われることもあります。

 

更には再発を予防するために、手術後に投与されることもあるのです。

 

ちなみに前立腺がんや乳がんなど性ホルモンが関係しているガンに関しては、抗癌剤治療だけではなくホルモン療法が実施されることもあります。

ホルモン療法も薬物療法なので、化学療法に分類されます。

・どのような方におすすめの治療法なのか?

基本的にガンが全身に転移しているようなケースです。

化学療法に用いられる抗がん剤は一部位だけに作用するのではありません。

全身に対して作用してくれるので、手術療法による治療は難しい、という方にも有効なのです。

ガンが増大を続けている、様々な部位に進行している、という時に選択されるガンの治療方法です。

・免疫療法の違いとは?

副作用が極めて強いところです。

抗癌剤治療に用いられる薬に関しては、前述したように100種類以上となっており、薬によっても発生する副作用は異なっています。

【抗がん剤治療の代表的な副作用例】
・脱毛
・吐き気
・食欲不振
・しびれ
・感染症のリスク増大
・貧血
・口腔粘膜などの炎症 ・倦怠感など

最も有名なのは脱毛でしょう。

男性だけではなく、女性も患者さんも抗がん剤を利用すると頭部などから大量の脱毛が起こってしまうのです。

 

さらにがん治療を始めると「痩せる」というイメージもありますよね。

抗癌剤治療には吐き気や食欲不信といった副作用があるので、そういったものの影響でどんどん痩せてしまうわけです。

 

ちなみに抗がん剤の副作用に関しては、その症状を緩和させる対症療法が実施されることもあります。

免疫療法とは異なり、抗がん剤のチカラでがん細胞に対処する、という特徴もあります。

免疫療法に関しては、免疫能機能を高めることによってがん細胞を攻撃します。

要はがん細胞を攻撃するチカラについては免疫療法よりも強い、ということになるのです。

強制的にガンに攻撃を加えられるわけです。

【免疫療法との違い】
・副作用が強く発生する恐れあり
・がん細胞を攻撃するチカラが免疫療法よりも強い

ガンの治療法その3|放射線療法について

・放射線療法とは?

放射線をガンがある部位に向かって照射をして、ガンの病巣に攻撃を加えていく治療方法です。

基本的に局所療法として用いられます。

放射線療法にも二つのパターンが有り、「外部照射」と呼ばれるものと「内部照射」と呼ばれるものがあります。

・外部照射・・・体外から高エネルギーの放射線を照射する治療法
・内部照射・・・薬や針などによって体内に弱い放射線物質を入れて照射する治療法

よく行われている放射線療法はレントゲンでおなじみに「X線」です。

他のタイプの放射線療法が実際に行われることもあります。

・どのような方におすすめの治療法なのか?

手術がしにくい部位のガンに有効な治療方法となります。

基本的に局所的な治療に用いられ、全身に転移している場合などには実施されにくいものとなっています。

ガンの再発を抑制するために行わることもあります。

癌による症状を緩和したい、という人にも用いられているのです。

・免疫療法の違いとは?

家族などに影響を与える可能性がある、という部分が大きく異なります。

外部照射の場合はかまわないのですが、内部照射の場合にはしばらくは患者さんの体内に放射線があります。

患者さんから放射線が放出されているので、面会などには一部の制限が加えられるのです。

放射部分の皮膚にやけどや炎症が起きる、といった独自の副作用も出てきてしまいます。

抗癌剤治療と同様に吐き気や食用区の低下が起きることもあり、症状を和らげるための対処療法が実施されます。

がん治療のパワーとしては免疫療法よりも上です。

放射線によってがん細胞に攻撃を加えるので、ガン細胞を手術せずに破壊できるのです。

【免疫療法との違い】
・がん細胞に対する攻撃力が強い
・免疫療法とは異なった皮膚の不具合などの副作用が発生する可能性あり
・自分や周りにいる人が被爆する恐れあり

ガンの治療法その4|緩和ケアについて

・緩和ケアとは?

癌による強い痛みなどを取り除くための治療のことを緩和ケアと呼んでいます。

近年では、患者さんだけではなくその家族も含めて自分らしさを保ちながら過ごせるようにする治療のことも緩和ケアの一環としているのです。

近年ではがん治療の早期の段階からに緩和ケアを加えることが提唱され始めています。

緩和ケアというと終末期医療の一環と思われがちなのですが、医療の現場では多少捉え方が異なっているわけです。

・どのような方におすすめの治療法なのか?

ガンによる強い痛みが発生して、生活に支障をきたしているような方におすすめの治療方法となっています。

緩和ケアは入院や外来、さらには在宅治療のような状況に違いはあまり関係ありません。

入院以外で治療をしたい、という希望を持っている方にもおすすめの治療方法なのです。

・免疫療法の違いとは?

緩和ケアに関しては、基本的にはガンの根治は目指していません。

根治させるための強い作用を持った治療は実施しないからです。

免疫療法と異なり、緩和ケアが重視しているのは精神的なケアと身体的なケアです。

それぞれの専門からチームとなり、サポートしてくれるのです。

痛みだけではなく癌の症状の緩和や精神的な落ち込みなどにも対応してくれます。

先進医療を受けるわけではないので、その他のガン治療法に比べて費用がかかりにくい、といった特徴もあります。

免疫療法や抗癌剤治療については、月に数十万円から100万円程度かかってしまう事例もありますが、緩和ケアを入院で一般病棟にて受ける場合には、1日あたり保険適用前で4,000円程度です。

【免疫療法との違い】
・ガンを根治させる治療方法ではない
・精神面や体のケアに重点を置いている治療法である
・費用がかかりにくい

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タンパク質(プロテイン)の大量摂取を控えて免疫力をアップ

運動をしている方、筋肉を付けたい方、ダイエットをしている方が注目している成分があります。 それはタンパク質です。 タンパク質は筋肉の原料となるもので、摂取することで筋肉を身につけることが出来ます。 筋肉には様々な効能があります。 まずは代謝を良くする、というものです。 エネルギーを効率的に消費するようになるので、ダイエットに役立ってくれます。 さらに免疫力を高める効果もあります。 身体が温まりやすくなるので、ウイルスや菌などが繁殖しづらい環境してくれます。 見た目の変化も筋肉の大きなメリットと言っても良いでしょう。 筋肉は脂肪よりも小さくなっており、体が引き締まったように見える、といったメリットもあるのです。 筋肉は様々なメリットがあるので身につけたいと思うわけですが、注意しなければならないこともあります。 筋肉を身につけるために必要になってくるタンパク質ですが、実は免疫力を下げる機能があるのです。 この点を理解していないと、病気にかかりやすくなる可能性もあります。 こちらではタンパク質(プロテイン)と免疫力の関係性について詳しく解説します。

なぜタンパク質を大量摂取すると免疫力はダウンするのか?

・タンパク質の影響で腸内環境が悪化するから

腸内には善玉菌と悪玉菌、そして日和見菌があります。 善玉菌が優位な状態であれば問題ないのですが、悪玉菌が優位となってしまうと腸内環境に大きな問題が発生してしまうのです。 しかも免疫細胞の60%から70%が腸内にあるとされています。 腸内環境の悪化は免疫細胞の働きにも直結してくるわけです。 タンパク質を多く摂取することで、悪玉菌がタンパク質を分解することになります。 そのタンパク質を分解する時に有害物質が生成されてしまうのです。 生成された有害物質ですが、腸から血液中に溶け込みます。 そして全身を巡ってしまうわけです。 タンパク質の過剰摂取による悪影響が出るのは腸だけではありません。 全身にも関わってくるわけです。

・タンパク質の過剰摂取がもたらす悪影響例

①肌荒れの発生 ②体臭の悪化 ③口臭の悪化 ④免疫力の低下 ⑤便秘の発生・悪化 ⑥様々な病気の発症リスクの増大 腸は人体の根幹と言っても良いものです。 腸のバランスが崩れてしまえば、様々な問題が発生します。 体内にだけ影響が出てくるわけではありません。 お肌などにも悪影響をもたらすので、見た目に関しても悪い状況になってしまうわけです。 免疫力が低下することで、がんの発症リスクも高まってしまいます。 日本人よりも欧米人のほうがガンの発生率が高いことでも知られています。 その理由の一つとなっているのが、欧米人のタンパク質の摂取量なのです。 ・日本人の平均的な1日あたりのタンパク質の摂取量・・・50グラム程度 ・欧米人の平均的な1日あたりのタンパク質の摂取量・・・100グラム程度 日本人と欧米人のタンパク質の摂取量は全く異なっているわけです。 日本人の2倍も摂取しています。いくら体が大きいからといって、欧米人の体重が日本人の2倍もあるわけではありません。 より多くのタンパク質を摂取するからこそ免疫力が低下しておりガンが発生しやすい、と考えられるわけです。 ちなみに日本人と欧米人では基本的な食生活は全く異なります。 日本人は炭水化物中心の食生活をおくっています。 欧米人は肉類中心の食生活となっているのです。 食事ではそれほど多くの炭水化物を摂取しません。 パン程度は食べるのですが、日本人のように必ず炭水化物が食卓にのぼる、ということはないのです。

・タンパク質の影響で腸内がアルカリ性になる!?

健康的な腸内であれば、酸性になっているはずです。 善玉菌によって酸性の状態になり、悪玉菌の増殖を抑制しているわけです。 しかしタンパク質を大量に摂取することで悪玉菌が増えると、腸内のpHがアルカリ性に傾きます。 腸内がアルカリ性になってしまうと、悪玉菌が繁殖しやすい状態になってしまうのです。 そもそもタンパク質を取りすぎると腸内の腐敗が加速します。 その腐敗の結果アルカリ性へ変質してしまうわけです。

1日あたりどの程度のタンパク質の摂取であれば問題ないのか?

トレーニングをしている方やダイエットをしている方の中には、タンパク質の摂取は欠かせない、と考えている方もいるでしょう。 実際に日本人はタンパク質の摂取量が少なすぎる、ということもいわれているのです。 しかも免疫力に問題を起こすのはあくまで過剰摂取です。 ではどの程度のタンパク質の摂取であれば大丈夫なのでしょうか?

・個人差がある

どのくらいのタンパク質で腸内環境が悪化するのかの基準はありません。 それぞれ腸内におけるタンパク質の正常な処理能力には差があるのです。 大量にタンパク質を摂取したとしても、腸内に問題を引き起こさない人もいます。 一方でタンパク質を少し多めに摂取しただけでも腸内環境が悪化してしまう方はいるのです。 「基準がなければ対策のしようがないじゃないか」と思ってしまうかもしれません。 実はちょっと変わったものではありますが、自分の腸のタンパク質の処理能力の限界を見定める方法があります。

・おならの回数と臭いでタンパク質の適切な量を確認する!

タンパク質を多く摂取し始めてからおならの回数が増えた、おならの臭いがきつくなった、というケースは腸内の処理能力を超えていると考えられます。 タンパク質を摂取すると前述したように腸内に有害物質が発生します。 しかし腸におけるタンパク質の処理能力が高い人であれば、多めに摂ったとしても特に問題は起こらないのです。 免疫力も維持されたままとなります。 しかし有害物質が多く生成されるようになれば、ガスが多く発生するようになります。 有害物質なので臭いもきつくなる傾向にあるわけです。 タンパク質の摂取を始めてからおならに何かしらの変化が現れた人は、摂取量に制限を加えたほうが良いでしょう。 そしてどの程度の量の摂取であればおならに変化が現れないかを確かめていくわけです。 ちなみにおならですが、1日あたり平均で14回程度出ることがわかっています。 ですから起床時に1時間に1回弱の回数であれば特に問題ありません。 一方でタンパク質を大量摂取して腸内環境が悪化した人になると、1日あたり30回や40回、中には100回程度もおならが出てしまうこともあるのです。 処理能力を超えたタンパク質の摂取はおならにすぐに反映されるので、もしも問題があれば摂取量を変えてみてください。 自身のタンパク質の摂取量の限度を把握できれば、免疫力を下げることなく肉体改造も出来るはずです。

タンパク質とともに摂取しておきたい腸内環境を正常化する成分

タンパク質は体にとって必須の栄養素です。 毎日摂取するものでもあります。 そこでタンパク質を摂取しつつも腸内環境を悪化させない方法が知りたい、という方もいるのではありませんか? こちらでは腸内環境を整えてくれるタイプの成分を紹介します。 それらの成分とともにタンパク質を摂取すれば、より安全性は高まりますよ。

・食物繊維を摂取すること

超に良い成分として広く認知されているのが食物繊維です。 しかし食物繊維が腸内にどのような影響を与えているのかを知っている方は少ないと思います。 そもそも食物繊維は2つあります。 ・水溶性食物繊維 ・不溶性食物繊維 水溶性食物繊維は水に溶けるタイプで、不要性は水に溶けません。 腸内環境を整える能力を持っている食物繊維は、水溶性食物繊維です。 水溶性食物繊維は善玉菌の栄養源になるのです。 善玉菌の働きを優位にしてくれる成分なので積極的に摂取しましょう。 食べ物で摂取するのは難しい、という場合にはサプリメントで摂取しても構いません。 ちなみに水溶性食物繊維は便を柔らかくする性質も持っています。 便が固くて便秘に悩んでいる、という方もいるのではありませんか? 便が腸内に長くとどまっているのも危険です。 有害物質が発生するようになり、腸内環境が悪化してしまうのです。 便秘に悩んでいる方も積極的に水溶性食物繊維を摂取しましょう。 ※不溶性食物繊維は便の量を増やす作用はあります。 しかし水分をあまり含まない性質があるので、便秘に高い効果があるとは言えません。 便の量を増やし腸の蠕動運動を促進させる程度の効果は期待できます。

・オリゴ糖を摂取すること

善玉菌の栄養源となるのがオリゴ糖です。 そもそも善玉菌の栄養素は、腸内には届きにくい、との性質を持っています。 腸に届く前に破壊されてしまうこともあります。 一方でオリゴ糖に関しては腸に届きやすい、という性質をもっています。 効率的に腸の善玉菌に栄養を届けられる成分なのです。 善玉菌はオリゴ糖を分解すると乳酸を作り出します。 その乳酸の影響で、腸内の環境が酸性になるのです。 酸性になると悪玉菌が繁殖しにくくなり、善玉菌優位な状況が作られます。 ちなみにオリゴ糖は善玉菌専用の栄養素です。 他の物質に利用されることがないので、善玉菌を効率的に元気に出来る成分なのです。 タンパク質を摂取する目的だけではなく、免疫力を高める目的でオリゴ糖を摂取するのもおすすめですよ。

がん免疫療法にかかる費用は?

ガンの治療方法として注目されているのが「がん免疫療法」です。

免疫機能を高めることによって、がん細胞を体内から駆逐しようとするものであり、多くのガンで悩んでいる方の希望の光となっています。

そこで気になってくるのが、がん免疫療法にかかる費用です。

仮に高い金額がかかってしまうのであれば、治療を思いとどまってしまう方もいるでしょう。

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ここではがん免疫療法にかかる費用について徹底解説します。

また保険が適用されるのか?ということも明らかにしますね。

がん免疫療法に保険は適用されるのか?

・残念ながら公的保険は適用されない

がん免疫療法に関しては公的な保険が適用されることは現状ではありません。 免疫療法は、一般的な標準の治療をして認められているものではないからです。しかし今後はがん免疫療法が標準治療として認められる事があるかもしれません。そうなればがん免疫療法も保険が適用される、ということになります。

・民間保険やがん保険であれば費用がカバーされることも

戦士に漁として採用されているがん免疫療法ですが、民間の保険であったりがん保険であったりした中には対応しているものも出てきています。その場合は保険が適用され、一分の費用をカバーできるわけです。

・使用される薬剤によっては公的保険が適用されることも

・クレスチン・・・免疫賦活剤 ・レンチナン・・・免疫賦活剤 ・シゾフィラン・・・免疫賦活剤 ・ピシバニール・・・免疫賦活剤 ・ニボルマブ・・・免疫チェックポイント阻害剤 ・リツキシマブ・・・抗体薬 がん免疫療法で利用されている医薬品の中には、保険適用があるものもふくまれています。その医薬品を利用した場合は、保険適用がされることになり10%負担から30%負担で利用できる、ということになるのです。 がん免疫療法で利用されている医薬品は上記したもの以外にもいくつかあります。少しでも治療に費用をかけたくないのであれば、保険適用のある薬剤を選択しましょう。

最初にがん免疫療法の3つの形態を把握しよう

費用をチェックする前に、がん免疫療法を受ける方法は3つある、ということを知らなければなりません。その3つの方法によっても費用が変化してくるのです。

・がん免疫療法を受ける方法その1|先進医療

先進医療は健康保険の適用がされる前段階の治療を指しています。要は将来的には健康保険の適用を目指して実施される治療の事を言っているのです。 治療費に関しては基本的に全額自己負担となります。しかし一部の費用については免除されるので、自由診療よりも費用はダウンする傾向にあります。 【がん免疫療法における先進医療の例】 ・NKT細胞を用いた免疫療法 ・樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法 ・自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法

・がん免疫療法を受ける方法その2|自由診療

民間のクリニックなどが実施している免疫療法のことを指しています。 自由診療は全額自己負担となるので高額な費用がかかってきます。 また自由診療は公的な料金が設定されていません。ですから費用がクリニックによって自由に設定されているのです。各クリニックの費用を比較しないで治療を開始してしまうので、相場よりも極めて高かった、ということも十分に考えられるわけです。

・がん免疫療法を受ける方法その3|臨床試験

がん免疫療法は比較的新しい治療方法であり、新たな研究も随時行われています。その研究の一環として実施されるのが臨床試験です。 実際にガンの患者さんに対して臨床試験をおこなわなければ、新しい治療方法の効果はわかりません。ですから、定期的にがん患者を募集しているわけです。 臨床試験にかかる費用は、先進医療や自由診療とは全く異なります。かかってくる費用は極めて少ないのです。 負担をかけないで免疫治療を受けたい、という場合には臨床試験がおすすめです。ただし都合よく自分のガンに対する研究が行われているとは限りません。あまり臨床試験に固執しないでください。 「自分の通える範囲にある医療機関で自分のガンの臨床試験が行われていればラッキー」的な感覚で探すのがおすすめですよ。

がん免疫療法の3つの形態におけるそれぞれの費用

・先進医療にかかる費用~がん免疫療法~

医療機関によっても差がありますし、治療をする箇所によっても費用が大幅に異なるので、実際に行われている先進医療の費用について記載します。 ・東京大学医学部附属病院(非小細胞肺がんに対するγδT細胞を用いた免疫療法)・・・1回あたり約220,000円 ・信州大学医学部附属病院(樹状細胞および腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法)・・・1,290,000円 ・千葉大学医学部附属病院(肺がんにおけるNKT細胞療法)・・・1コース:599,500円/2コース:1,199,000円 ・千葉大学医学部附属病院(頭頚部扁平上皮がんに対するNKT細胞療法)・・・1回あたり365,000円 先進医療については数十万円から100万円を超えてくるような費用がかかってくる、ということになります。確かに自由診療よりは低額の設定になっているかもしれませんが、それなりの出費は覚悟しなければなりません。 ちなみに先進医療では、一分の費用は保険適用があります。たとえば検査代金であったり診察代金であったりに関しては健康保険が適用されるのです。他にも薬剤費や入院費用に関しても保険適用があるので、結果的には費用を抑えられる、ということになります。

・自由診療にかかる費用~がん免疫療法~

全額自己負担になるので、がん免疫治療の中では最も高額な費用が発生します。治療費はもちろんですが、検査代金や入院費といったもの全てが全額自己負担になってしまうからです。 がん免疫療法における自由診療の費用ですが、クリニックごとに大きく異なります。たとえばニューシティ大崎クリニックで行われている「大崎式高活性NK細胞療法」の治療費に関しては、1クール(6回)あたり1,684,800円です(ニューシティおおさきクリニックのホームページより(http://www.nco-clinic.jp/examination/expenses.html))。 リンパ球バンク株式会社のホームページ(https://www.cell-therapy.jp/hiyou.html)によると、ANK免疫細胞療法は目安として12回の治療が必要であり、総額400万円がかかるとされています。 自由診療で効果が高い治療(2クール12回程度の治療)を受けようとするのであれば、基本的に300万円から400万円程度はかかる、ということになってしまいます。普通のサラリーマン家庭であれば、到底支払えるようなものではありません。 医療保険のガン特約などを付けていなければ、自由診療におけるがん免疫療法を受けるのは難しいでしょう。

・臨床試験にかかる費用~がん免疫療法~

最も費用がかかりません。ただし全額無料というわけではなく、数万円程度は発生する可能性があるので注意しましょう。 がん免疫療法における治療費の費用は発生しません。その他の血液検査費用やレントゲン費用、そしてCT検査費などは保険適用となります。診察代金なども保険適用での支払いをしなければなりません。 臨床試験であれば、副作用などが発生する恐れもあります。その副作用についての治療費や入院費に関しても保険診療として取り扱いがされます(10%から30%負担)。 少し高くなったとしても自己負担額は10万円程度です。事前検査として政権などの精密検査が行われた場合は、入院費がかかってくる場合が該当します。

がん免疫療法を少しでも安くする方法

・医療費控除を利用する

年間に多額の医療費がかかってしまった時に利用できる制度です。かかった医療費の一部が税金から還付されるのです。 年間で支払った医療費が10万円を超えた場合が対象となり、控除額の限度は200万円です。がん免疫療法を受ければ、確実に10万円は超えてくるので医療費控除は必ず利用しましょう。 ただし民間の医療保険から保険金が出ている場合には差し引いて申請しなければならないので注意してください。

・高額療養費制度を利用する

所得に応じて、1ヶ月あたりの医療費の上限額が決められています。その上限額を超えている分についての支払いが免除される、というシステムになっているのが高額療養費制度なのです。 人それぞれの医療費の上限額は異なっています。住民税の非課税世帯である場合には、1ヶ月あたり35,400円が限度となっています。年収370万円である場合には57,600円となっており、一般的な所得者であり70歳未満であれば限度額は約80,000円となります。 ちなみに一つの医療機関にかかった金額で計算されるので、複数の医療機関にかかっている場合には総額で上限を超えていたとしても高額療養費制度が利用できないこともあるので注意してください。

まとめ

がん免疫療法は費用がかかる、ということです。確かに臨床試験であればほとんどかかってきませんが、効果があるかないかわからないものを利用するわけです。 何よりもがんにかからないようにする、ということが大事になってきます。普段の生活から免疫力を高めてがん細胞ができにくい、生き残りにくい体質にしましょう。 免疫力が高まるように生活習慣を改め、栄養をしっかりと取ることも大事です。

 

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米ぬか多糖体(RBS)には免疫の調整作用がある!

米ぬか多糖体(RBS)はまだまだ新しい物質であり、研究がされ始めています。

そしてその研究で様座なことが分かってきました。

実は免疫に対して素晴らしい効果があることが少しずつ発覚してきているのです。

 

米ぬか多糖体に関しては、米の糠(ぬか)から作られたものであり、東京大学を始め日本屈指の大学や海外の大学も共同して研究されて作られたものです。

国内だけではなく、これまでに世界54カ国ですでに利用されており、9カ国で特許を取得しています。いま最も注目されている物質といっても良いかもしれません。 こちらでは米ぬか多糖体(RBS)の免疫調整作用について解説します。我々の身体に無くてはならないものに免疫があります。しかし、場合によっては免疫に問題が発生してしまうようなことも考えられるわけです。その状態が長く続いてしまうと、風邪を引きやすくなったりインフルエンザに掛かりやすくなったり、癌になってしまいやすくなったり、ということが起こる可能性があります。 ちなみに免疫システムが悪化してしまうと、円駅脱毛症が発症しやすくなります。アレルギーにも問題が生じてしまいます。様々な健康被害がでてきてしまうので注意しなければなれいません。 では米ぬか多糖体(RBS)の免疫調整作用について調べてみましょう。

がん患者に対する米ぬか多糖体(RBS)を摂取してもらった結果

・NK(ナチュラルキラー)」細胞が活性化した

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種類の異なるがん患者さんに対して、1週間から2週間に渡って米ぬか多糖体(RBS)を摂取してもらいました。

その後に、NK(ナチュラルキラー)細胞がどうなったのか確認してみたのです。

・前立腺患者さんの米ぬか多糖体摂取後のNK細胞・・・活性度合いが約4倍にアップ!
・乳がん患者さんの米ぬか多糖体摂取後のNK細胞・・・活性度合いが約3倍にアップ!
・多発性骨髄腫患者さんの米ぬか多糖体摂取後のNK細胞・・・活性度合いが約4倍にアップ!
・白血病患者さんの米ぬか多糖体摂取後のNK細胞・・・活性度合いが約10倍にアップ!

がん患者さんは面熱気システムに何らかの問題が生じています。だからこそ、がん細胞を見逃してしまい、がん化してしまっているわけです。要は免疫システムが弱っている可能性が極めて高いわけです。 しかしそのがん患者さんに対して、米ぬか多糖体(RBS)をわずか1週間から2週間程度与えただけで、NK(ナチュラルキラー)細胞が圧倒的に活性化しました。NK(ナチュラルキラー)細胞は、身体の問題点をすぐに退治するような役割を持っています。免疫細胞の命令を待たずに不具合を攻撃する即効性のある免疫細胞なのです。ガンに対しても強い効果を発揮します。 上記した研究では4種類のがん患者さんに対して行ったものですが、他のがん患者さんに対しても一定の効果があると考えられています。

健常者に対する米ぬか多糖体(RBS)を摂取してもらった結果

・2ヶ月間の摂取でNK(ナチュラルキラー)細胞が6倍に活性化した

がん患者さんだけに効果を発揮するわけではないことも研究の結果わかっています。2ヶ月間米ぬか多糖体(RBS)を摂取してもらったところ。当初に比べてNK(ナチュラルキラー)細胞の活性度合いが6倍にもなったことが分かっています。 その結果を疑うような方もいるかもしれません。2ヶ月たったところで、米ぬか多糖体(RBS)の接し雨をストップして1ヶ月後に再びNK(ナチュラルキラー)細胞の状態を調べてみると、元通りに戻っていたのです。これにより。米ぬか多糖体には、NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する能力があることがわかったわけです。

・継続摂取が必須である

2ヶ月で6倍になったにも関わらず、摂取を中止してわずか1ヶ月で元通りのNK細胞の活性状態になってしまいました。ですから、米ぬか多糖体は継続して摂取していかなければならないものであることがわかると思います。 よってサプリメントを活用して定期的に体内に取り入れていくことが重要なのです。

免疫の調整作用があるとどういった効果が生まれるのか?

・抗癌作用が得られる

米ぬか多糖体によって免疫の調整作用が生まれた場合には、ガンの成長が抑制される、といった効果が得られると考えられています。実際に、研究結果でもそのような結果が出ており高い抗がん性が得られる可能性があるのです、 腫瘍のサイズを比較した実験が実施されています。通常の腫瘍のサイズと、米ぬか多糖体を投与した群では、圧倒的にがん細胞の増殖が遅れることが分かっているのです。 米ぬか多糖体の摂取を始めてから、わずか17日で通常の腫瘍サイズよりも大きくなる比率が低減します。そして35日目になると60%以上も差が出ることがわかりました。 がん細胞は大きくなることで、体に対して大きな悪影響を与えるようになります。しかし、米ぬか多糖体を摂取することでガンの細胞が大きくなりにくくなるので、がん治療に大きな役割を果たしてくれるのではないか、といったことが医療現場でも指摘され始めているのです。 たとえば、ガンの治療に米ぬか多糖体を利用し、その上で抗がん治療を実施するわけです。米ぬか多糖体を利用すると癌細胞の成長が抑制されるので、抗がん治療の効果も圧倒的に得やすい状態になります。いままでは成長をストップできなかったガンに対しても、米ぬか多糖体を組み合わせて治療していけば対抗できるかもしれないのです。

・がんマーカーと米ぬか多糖体

※がんマーカーとは・・・体内に主要の存在を調べる時に行われる検査の事を指しています。体内に腫瘍ができると血液や尿に含まれるたんぱくや酵素、ホルモンなどが急激に増えることがあり、それらの物質を調べます。(「プラスウェルネス」の「がんの手がかりを得る検査(腫瘍マーカー)血液を調べる検査」より(参考:https://www.pluswellness.com/dictionary/checkup/006001.html) 米ぬか多糖体を摂取した上で通常のがん治療を実施した患者群と米ぬか多糖体を摂取しないで通常のがん治療を実施した患者群で、がんマーカーの検査をしたところ大きな変化が確認されたのです。 がんマーカーの数値ですが、実は通常治療を受けただけだと治療後のマーカーレベルは上昇しています。一方で、通常治療に米ぬか多糖体を組み合わせた見たところ、がんマーカーレベルは大幅に下がったのです。 がんマーカーが下がったからといってガンが治るとは言えませんが、体内の状況は良い方向に向かっていることは間違いありません。そもそもがんマーカーの低下は肝臓の機能の回復が関わっているわけです。体内を元気にする機能が米ぬか多糖体にはあります。 ※がんマーカーレベルの検査については「米ぬか多糖体研究会」「の米ぬか多糖体(RBS)の効果と実証」を参考にしました(参考:http://www.daiwa-health.com/mybrans/

・風邪やインフルエンザにかかりにくくなる

NK細胞の活性化作用が米ぬか多糖体には期待できます。NK細胞は異物を即座に攻撃するシステムを持っており、活性化していると風邪やウイルスなどをすぐに駆除できます。それらが体内に入ってきて悪さをし始めて症状が現れる前に対処できるようになるわけです。 体調の悪化を抑制できる機能が米ぬか多糖体には期待できます。 また強烈なウイルスや菌が入ってきたとしても、一時的にNK細胞がしっかりと戦ってくれることで、第2部隊のB細胞やキラーT細胞などがやってくるまでの時間稼ぎが出来るわけです。 ちなみにB細胞は菌やウイルスに対する抗体を作り出してくれます。キラーT細胞は、問題のある細胞にくっついて酵素を出して破壊してくれます。

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米ぬか多糖体(RBS)にはがん患者の副作用を軽減する作用がある!

米ぬか多糖体(RBS)には免疫力をアップする機能が期待されています。

要は、ガンにも対抗できるのではないか、といった指摘もあるのです。

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その米ぬか多糖体(RBS)ですが、ガンの治療に用いることで癌治療の副作用に対抗できるのではないか、とい行った研究がどんどんと進んでいます。ガンの治療には大きな副作用があることも分かっているわけです。治療は受けなければいけませんが、副作用の辛さから耐えられない、と感じてしまう方も少なくありません。 こちらでは米ぬか多糖体の新たな機能として、癌治療の副作用の軽減にスポットライトを当てます。本当に副作用を軽減させる作用はあるのでしょうか?

そもそもがん治療にはどのような副作用があるのか?

・放射線療法で発生する副作用について

・急性障害
・晩期障害

急性障害や晩期障害と言われてもなかなか理解は難しいと思います。 急性障害とは、全身的な副作用として現れてきます。

・疲れやすくなる
・皮膚が赤くなる
・かゆみや痛みが出てくる

上記のような症状が出てくるわけですが、他にも喉に放射線を照射した場合には、食べ物を食べるのが辛かったり、飲み物を飲むのが辛くなったり、といったことが起こるわけです。 ただし急性障害というように、ずっとその症状が継続していくわけではありません。放射線を照射してから、2ヶ月から3ヶ月程度で徐々に症状が弱まっていきます。 晩期障害とは以下の様なものがあります。

・呼吸の違和感
・味覚障害
・下血
・リンパ浮腫など

放射線を照射する場所によって現れてくる副作用が異なってくることも理解しておく必要があります。照射する部位によっても現れてくる症状は異なっているのです。 日常生活に影響を与えるケースは稀となっていますが、何かしらの強い症状が現れた場合にはドクターと相談しましょう。

・抗癌剤治療によって発生する副作用について

・脱毛
・食欲不振
・吐き気や嘔吐など

ガンの治療の基本的なものと言えば、抗癌剤治療があります。そもそも抗がん剤は細胞の分裂を押さえ込むという機能を持っているので、通常の細胞に対しても攻撃を加えてしまうわけです。その結果、身体に様々な症状が現れてしまいます。ただし副作用には個人差があり、辛さにも違いがあるわけです。

【脱毛の副作用について】

髪の毛のもとといっても良い毛母細胞も分裂が頻繁な竿濰坊の一つです。抗癌剤によって影響を受けてしまい、髪の毛が抜けてしまうわけです。 実際に多くの方が、年齢や性別に関係なく脱毛の副作用に見舞われてしまいます。 ただし、薬によって髪の毛が抜けているので、投与をストップすれば再び髪の毛は生えてきます。 抗癌剤治療中については、かつら(ウィッグ)を利用したり、帽子などをかぶったりするなどして精神的な負担を軽減することも大切です。

【食欲不振の副作用について】

抗癌剤治療によって口の中の口腔粘膜にもダメージが加わることがあります。さらに味蕾や神経などにダメージが加わることがあり、その結果として食欲不振が発生してしまうおそれがあるわけです。 食べても味がしなかったり、いままで食べていた味と異なって感じてしまったりして、結果的に食べるのが嫌になって極端に食事への興味関心を失ってしまうことがあるのです。

【吐き気・嘔吐の副作用について】

抗癌剤治療によって脳の嘔吐中枢が刺激されることがあります。さらに、消化管粘膜がダメージを受けることもあります。 吐き気や嘔吐の症状に関しては、抗癌剤治療を受けてからかなり早い段階で発生します。投与後すぐに発生することもあれば、数日後に発生することもあるわけです。 吐き気や嘔吐の副作用に関しては治療開始してすぐに対策を立てることが多いです。

・抗癌剤治療によって発生する合併症例

・胸水
・脊髄圧迫
・心タンポナーデ
・口腔合併症
・性機能障害(男性バージョンと女性バージョンあり)など

【胸水について】

胸腔内に退役が大量に貯まった状態のことを指しています。 胸の痛みや息切れなどが発生します。

【脊髄圧迫について】

癌によって脊髄が圧迫されてしまっている状態のことを指しています。身体に痛みが発生したり、排尿機能障害などの症状が起こってしまいます。

【心タンポナーデについて】

内に血液がたまったため、心臓が拡張期に十分拡張できなくなり、全身から心臓への血液還流に問題が起こってしまう症状です。かなり重篤な症状の一つであり、注意しなければなりません。意識障害が発生したり血圧低下をもたらしてしまう可能性もあるのです。 倦怠感や呼吸困難、チアノーゼの症状が起こることもあります。 ※「Yahoo!ヘルスケア」の「心タンポナーデ」より(参考:https://medical.yahoo.co.jp/katei/310870000/?disid=310870000

【口腔合併症について】

抗癌剤治療や放射線治療を行なうと高い確率で発生してしまいます。口内炎や歯肉壊死、歯肉の出血や味覚障害などの症状が出てきてしまうのです。

【性機能障害について】

性機能障害は男性にも女性にも起こってしまいます。 男性の場合は前立腺がんや直腸がんの手術などによって性機能障害が物理的に発生することがあるのです。たとえば勃起不全や射精障害が発生する例もあります。 女性の場合は子宮がんなどの手術によって発生することがあります。女性の場合の性機能障害は、月経不順や不妊などです。

がん治療を受けている方に米ぬか多糖体(RBS)を摂取してもらったらどうなるのか?

・様々な症状が軽減する

がん患者に対して米ぬか多糖体(RBS)を摂取してもらったところ、以下のような結果が見られたのです。

・痛みの軽減
・疲労感の軽減
・吐き気の軽減
・食欲の増進

上記のような毛禍が得られることで、日常生活の質が向上していきます。がん治療や癌による痛みが強ければ、やはり生活にも大きな制約を受けていくことになってしまいます。疲労感があると動きたくなくなりますし、吐き気があると食欲もなくなってしまうわけです。 多くのがん患者さんは以前に比べると痩せてしまうわけですが、がん患者が米ぬか多糖体(RBS)を摂取すると食欲位が増進される、といった結果が出てきます。体力の維持という効果も期待できます。 ちなみに上記の症状を軽減すると言うことがわかった研究ですが、2004年に実施されしかも200人オーバーの被験者で行われたものです。時間もたっていますし、被験者の数の多さからも信憑性はかなり高い、と判断できます。

・化学療法(抗癌剤治療)と米ぬか多糖体について

抗癌剤治療のことを化学療法と呼んでいますが、前述したように様々な副作用があることが分かっています。その副作用に米ぬか多糖体はかなりの効果を発揮することが分かっているのです。

・食欲不振・倦怠感・・・改善した
・悪心・嘔吐・・・減少した
・脱毛・・・減少した
・体重の増加・・・増加した
・体重の減少・・・ほぼなくなった

上記の研究については、乳がんの患者に対して実施したものです。化学療法の前後1週間に米ぬか多糖体を摂取しました。その結果、非常に良好な結果が得られたのです。米ぬか多糖体の摂取により化学療法の副作用が軽減されたことが証明されたわけです。 特に注目すべきなのが、がん治療の間にほとんど体重の減少が起こらなかった、といいう部分です。米ぬか多糖体が食欲の増進に対して大きな影響を与えた、と想定できるわけです。 そもそも抗がん剤の治療は大きなストレスとなります。ストレスの影響によって免疫システムに大きなダメージ与えられ、体調をどんどん悪くしてしまいます。しかし、米ぬか多糖体を利用すれば、抗癌剤治療によるストレスを大幅に軽減できるわけです。米ぬか多糖体は免疫システムの維持にも大きく寄与してくれる、と考えても良いでしょう。

ガン以外にも米ぬか多糖体が効果を発揮する病気|HIV(エイズ)について

・免疫細胞の活性化作用が確認されている

多くのHIV患者で研究されたものではありませんが、米ぬか多糖体に一定の免疫力のアップ機能があることが証明され始めています。 HIV患者3人から採取した末梢血リンパ球に米ぬか多糖体を添付して、免疫細胞であるT細胞とB細胞がどうなるかを研究してみたのです。その結果は、分裂が非常にしやすい状態となることがわかりました。3人の患者全てに同様の結果が現れたので、免疫力が低下して様々な病気にかかりやすくなってしまうエイズ患者にも米ぬか多糖体(RBS)が有効であることが見えてきたわけです。 米ぬか多糖体はNK(ナチュラルキラー)細胞に対して強い作用があることがわかっています。しかし、上記の研究によってT細胞やB細胞に対しても一定の機能を持っていることが確認されました。 免疫機能全体に対する機能を持っている、といった仮説もたてられる状況になってきたのです。

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米ぬか多糖体(RBS)には風邪の症状を軽減する機能あり

米ぬか多糖体(RBS)には、免疫を調節したりアップさせたりするような効果が期待できます。

そこでふと思い浮かぶのが風邪です。

免疫に対して良い働きが期待できるのであれば、風邪の症状にも何かしらの影響をあたえるのではないか、と・・・。

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こちらでは米ぬか多糖体(RBS)に風邪の症状を軽減する機能があるのか、というところを明らかにしていきます。

最近になって風邪を引きやすくなった、風邪の症状が重くなる機会が多くなった、という方は必見です。

そもそも風邪とはどういったものなのか?

・ウイルスが引き起こしたものである

風邪は何もなしに発生するのではありません。基本的な内容としては、喉や鼻に起きる急性の炎症のことを指しているのですが、その原因はウイルスです。 ウイルスが鼻や喉の粘膜に付着して増殖することによって、免疫が活発化します。免疫が活発化してその組織に炎症をひきおこすことで風邪の症状が発生して行くことになるのです。

・風邪の症状とはどういったものなのか?

初期症状に関しては、花や喉の違和感があります。 前述したように、ウイルスによって鼻や喉の粘膜が炎症をおこしてしまうのです。

・くしゃみ
・鼻詰まり
・せき
・たん
・喉の痛み

上記したような症状が現れ始めます。免疫がしっかりと機能している状態であったり、ウイルスが弱かったりした場合には初期症状のみで、徐々に風邪の症状は収まっていくことになります。 しかし、免疫に問題があったり、ウイルスが強力であったりするとさらに段階が進んでいくことになるのです。 症状が進むと発熱や悪寒、さらに間接痛や筋肉痛、そして頭痛といった症状に発展していくのです。気づいた方もいると思いますが、初期症状はまずウイルスが到達した部分に現れます。しかし症状が進んでしまうと、全身に対して影響を与え始めてしまうのです。 ただし、体力や体調によっても症状に強さには個人差があります。仮に症状が進行したとしても微熱ですんだり、ちょっとした頭痛で済んだりするようなケースも有るのです。

・風邪の症状とインフルエンザの症状は一緒なのか?

インフルエンザも風邪症候群の一種とされていることが多いです。ですから、現れる症状としてはほぼ一緒となっているのです。 しかし注意してほしいのが、症状の現れ方に少し違いがある、という部分です。インフルエンザの場合は、急激に高熱に発展したり関節痛や筋肉痛に発展したり、ということになります。 重い病気を合併しやすい、といった特徴もあるので、風邪と誤って対応を間違えてしまうと、思いもよらない重篤化を招く恐れもあるので注意してください。あまりに急激な症状が現れった場合にはインフルエンザを疑いましょう。

米ぬか多糖体(RBS)には風邪の症状を抑制させる機能あり!

・様々な症状を軽減させる作用が確認されている

2003年の和漢医学学会誌にある研究結果が掲載されています。介護老人施設の入所者である高齢の50名に対して、風邪症候群の症状に米糠多糖体の摂取が与える影響を確認してみたのです。 そうすると明らかな違いが見られえました。

【米糠多糖体を与えた高齢者の風邪の症状の変化】

・せきの減少
・倦怠感の減少
・高熱の抑制
・喉の痛みの抑制
・たんの減少
・鼻汁・鼻づまりの増加
・トータルで風邪症状の重症度が約4分1に減少

上記した中で唯一悪化してしまったのが、鼻汁と鼻づまりです。この点についてはなぜ米糠多糖体を摂取することでマイナスの影響が出てしまったのかについては詳しく分かってはいないのが実情です。しかし、風邪の症状がトータルで4分の1程度に引き下がっていることが確認されています。 上記の研究は二重盲検試験で行われています。ですから、非常に信憑性のある結果ですし、米糠多糖体(RBS)には風邪の症状を軽減させる機能がある、ということがある程度明確化されているといっても良いでしょう。 ※二重盲検試験とは・・・臨床試験は、新薬などが投与される処置群と、既存薬あるいは効果のないプラセボが投与される対照群に分けて行われるもの。(「薬学用語解説」の「二重盲検試験」とより抜粋(参考:http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E4%BA%8C%E9%87%8D%E7%9B%B2%E6%A4%9C%E8%A9%A6%E9%A8%93)要は、結果を比較するために何かしらの薬剤を与える層と与えない層に分けて調査が行われることを指しています。しかも、対象者は無作為で選出されます。結果が故意に操作されたり先入観が評価に反映されたりする可能性があるので、このような試験を実施します。

・なぜ米糠多糖体(RBS)は風邪の症状に対する軽減効果があるのか?

米糠多糖体(RBS)には消炎効果があるのではないか、といった指摘がされ始めています。要は免疫システムが過剰に反応するのを抑制し、正常な機能のみを引き出す作用があるとされているのです。 免疫というものは非常に難しいものです。そもそも免疫の作用が過激になりすぎてもいけません。風邪の症状がより重度のものになってしまうからです。多くの方が良く悩まされているアレルギー症状もまさに免疫システムの暴走です。花粉を異物と捉え、過激に反応するので鼻づまりが起こったりくしゃみが止まらなくなったり、涙が出続ける、といったことになってしまいます。 一方で、免疫システムがなかったらなかったで問題になるわけです。身体に入った異物である菌やウイルスが放置されてしまうのです。 米糠多糖体(RBS)は免疫ステムを過剰に働かせるわけでもなく、働き機を弱めるわけでもありません。ちょうどよいバランスを整える機能があるからこそ、風邪の症状を抑え、緩やかに快方に向かわせてくれる、といったことが考えられるわけです。 実は消炎作用については確認され始めています。病気の一種に過敏性腸症候群というものがあります。便秘や下痢になりやすい症状なのですが、腸の炎症が大きく関わっていることが分かっています。そのような方40名に対して、米糠多糖体(RBS)を摂取してもらいました。その結果、炎症マーカーの数値が低下したのです。 上記の研究結果により炎症を抑えるだけではなく、もう一つの機能もあると考えられるようになりました、それは腸内環境の改善作用です。 過敏性腸症候群は腸管の働きに問題がおきます。そして免疫細胞の60%から70%が腸に集中しているわけです。要は腸の働きが正常化すれば、体の免疫機能も正常化する、と考えられているわけです。 米糠多糖体(RBS)には腸内の善玉金と悪玉菌おバランスにも何かしらの影響を与えている可能性も考えられています。

米糠には抗ヒスタミン作用あり!?

※抗ヒスタミン作用とは・・・抗アレルギー作用のこと

・アレルギー性の症状が抑えられる可能性あり

和漢医学学会誌にて米糠の投与をしたマウスの実験結果などが公表をされています。米糠を投与したマウスの血清ヒスタミン濃度が減少していることも確認されているのです。 しかも、慢性的なアレルギー藩王にも効果を発揮することが動物実験では確認されており、人間に対しても一定の効果が期待されています。 ※「和漢医学学会誌」(PDFファイル)より(参考:http://jsln.umin.jp/pdf/meeting/Vol20_No2abstracts.pdf#search=%27%E5%92%8C%E6%BC%A2%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E8%AA%8C+2003+%E7%B1%B3%E3%81%AC%E3%81%8B%E5%A4%9A%E7%B3%96%E4%BD%93%27) アレルギーの中にはくしゃみなどの風邪の症状と似たものもあります。もしかすると、米糠多糖体(RBS)の風邪の症状の抑制にはそのあたりの関わり合いもあるのかもしれません。

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アレルギーにも対抗する米ぬか多糖体

アレルギー症状で悩んでいる、という方は極めて多いです。

花粉症もアレルギーですし、アトピー性皮膚炎もアトピーです。

他にも食物アレルギーなどもあり、アレルギー体質になってしまうと体が本当にきつい状況に追い込まれてしまいます。

アレルギー症状の対策は様々あるわけですが、基本的には対処療法です。

その場しのぎの対策となっているので、アレルギー症状自体を完全に押さえ込むことには至っていません。

しかし、ある程度は分かってきていることもあるのです。

たとえば幼児期に家畜が近くにいるような生活をしているとアレルギー症状が発生しにくい、低用量のアレルゲンに日常から晒し続けると、徐々に症状が出にくくなる、ということも研究されています。

今回はアレルギー症状と米ぬか多糖体(RBS)についてお話します。

米ぬか多糖体には免疫に対する働きかけがあり、アレルギー症状が出にくい状況へと持っていってくれると話題になっているのです。

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アレルギーに悩んでおり、なるべき得副作用のあるような薬剤を利用したくない、という方は必見です。

そもそもアレルギーとは何なのか?

・免疫システムのエラーである

アレルギーですが、免疫システムに問題が出ているからこそ発生しているのです。免疫というものは身体に異物。いわゆる菌やウイルスなどが入り込んでくると、それらを除去しようとして様々な反応をくり返すわけです。 たとえば風邪の菌が入ってくると、発熱しますよね。実はその熱によって風邪の菌をやっつけているのです。 アレルギーも同じような仕組みとなっています。アレルゲンが体内に入ってくることで、免疫はそれを排除しようとします。だからこそくしゃみや鼻水、セキといったものの発作のようなものが出てきます。涙が出てくるようなケースもあるでしょう。一時的に下痢を起こすのもまさにそのようなシステムの一環です。 問題は、本来はそれほど危険ではない花粉などの物質に過敏に反応してしまうことです。免疫システムにエラーが発生しているので、一般的な物質に対して「有意外な異物である!」「攻撃しなければ体が危険だ!」となってしまうわけ。 しかも攻撃しすぎる、といった特徴も持っています。これがアレルギー症状の起こるメカニズムです。

・アレルギー症状の犯人とは?

IgE(アイジーイー)抗体が大きく関わっています。 アレルギーの原因となる物質のことをアレルゲンと呼んでいます。または抗原とも呼んでいます。

【アレルゲンとなりうる可能性のある物質】

・食べ物
・薬物
・ハウスダスト
・ダニ
・花粉など

上記の物質によってアレルギーが引き起こされる可能性があるわけですが、誰にでも発生するわけではありません。どのアレルゲンに体が反応してしまうかも人それぞれの状態になっているわけです。 そのアレルゲンに体内で反応してしまうのがIgE(アイジーイー)抗体です。IgE(アイジーイー)抗体はタンパク質の一種であり、皮膚や粘膜に張り巡らされているような感覚です。アレルゲンがIgE(アイジーイー)抗体の周辺に来てしまうと、ヒスタミンなどの化学物質が一気に放出されてしまうのです。ヒスタミンが発生すると、痒みや腫れなどの症状が出てきて、いわゆるアレルギー症状というものが出てしまうことになります。

・アレルゲンが体内に入ってきてからどれくらいで症状が出るのか?

アレルゲンに入った直後から数時間以内に症状が現れます。少なくてもそのほとんどが24時間以内に何かしらの症状を引き起こすのです。 即時型と言われているもので、その御蔭で実は原因が発覚しやすいわけです。仮に時間がかかってしまうと、何が原因でアレルギーが発生しているのかが分かりません。しかし、早い段階で症状が現れるので、アレルゲンの原因を見つけられるわけです。 ※ファイザー「アナフィラキシーってなあに.jp」の「よくわかるアレルギーとアナフィラキシーアレルギーってなあに?」より(参考:http://allergy72.jp/anaphylaxis/allergy.html

米ぬか多糖体(RBS)によるアレルギー症状の緩和作用について

・アレルギーの原因物質の放出量が減った!

米ぬか多糖体(RBS)に関しては、アレルギーに対する状況についてもしっかりと研究がされています。アレルギーの原因物質の放出が米ぬか多糖体(RBS)を肥満細胞に添加するとどうなるかを研究してみたわけです。

【米ぬか多糖体濃度を3ミリグラム/ミリリットルあたり添加したケース】

・アレルギーの原因物質の放出量が60%以上の減少した

なんと米ぬか多糖体(RBS)を添加した細胞から放出されるアレルギー症状を引き起こす物質が半分以下になることがわかったのです。これにより、継続的院米ぬか多糖体を体内に入れていれば、様々なアレルギー症状が緩和していくのではないか、ということが指摘され始めています。

・なぜ米ぬか多糖体(RBS)アレルギー症状を抑制させるような効果が期待できるのか?

米ぬか多糖体(RBS)には、免疫の過剰反応を抑える作用がある、ということが考えられます。免疫システムの調節作用もあるのが米ぬか多糖体(RBS)なのです。免疫バランスを調節できるので、免疫の過剰反応であるアレルギー症状を起きにくいようにしてくれるわけです。

気になる!米ぬかじたいにアレルギー症状を引き起こす可能性があるのか?

・ないとは言えないがほとんど心配なし

厚生労働省はアレルギー症状を起こしやすい品目を指定しています。商品パッケージなどに配合されていることを記載しなければならないとしているわけです。

【厚生労働省が指定しているアレルギーの原因となる食品】

卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

※厚生労働省のホームページ「政策レポート 食品のアレルギー表示について」(医薬食品局 食品安全部 基準審査課)より(参考:http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2009/01/05.html) 以上の25品目あるわけです。見てもらえるとわかると思いますが、その中に「米ぬか」はもちろんですが「こめ」の表示はありません。 米が絶対的な安全性を持っているわけではありません。アレルギー症状が発生してしまうこともあります。すべての食品にアレルギーを引き起こす可能性があるからです(「美人米ぬかストア」の「米ぬかにアレルギー成分は含まれますか?」より(参考:http://store.bijin-nuka.com/bijinnuka/1.1/516/) 必要以上に米ぬか多糖体の配合されているサプリメントなどを怖がる必要はありません。ただし、もともと米アレルギーである、という方の利用は避けたほうが無難です。 ちなみに食品で最もアレルギーを引き起こしやすいのが鶏卵とされています。次点で乳製品、さらに小麦や甲殻類と続きます。穀物に関しては上位に入ってきていません。(今井孝成、海老澤元宏:平成14年・17年度厚生労働科学研究報告書より)

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