免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫力をサポートしてくれる「笑い」

免疫力をサポートしてくれるとされる習慣はいくつかあります。

その中でも注目をされているのが「笑い」です。

実は笑うと免疫力がアップする、ということが言われているのです。

実際にそのようなことはあるのでしょうか?

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ここでは免疫力と【笑い】の関係性に迫ります。

笑いによって免疫力がアップするとどのような結果が得られるのか?ということもお話します。

よく笑う女性は男性よりも長生きする!

・声を出してよく笑う・・・女性:約60%、男性:約40%

男性の平均寿命よりも女性の平均寿命のほうが長いことはよく知られています。日本人女性の平均寿命は世界屈指でもあるのです。その日本人女性は男性に比べてよく笑うことが分かっています。 最近では、その笑うという行為自体が人間の生命力をアップさせているのではないか、と言われているのです。気難しい人はストレスが高まってしまい、やはり免疫に大きなマイナスの影響を与えてしまっているのです。一方で、笑うという行為自体がストレス解消になっていると思われるわけです。大きな声で笑うとなんだかスッキリとしますよね。意識しないとわからないかもしれませんが、ストレスを感じていても笑っているとその気持が少し楽になるのです。 人間によってストレスというものは老化を早めてしまう大悪役です。そのストレスの改善効果がある笑いが免疫力をアップさせている、と言われても不思議ではありません。

笑うと体内ではどういったことが起こるのか?

・免疫機能が活性化されて免疫力がアップする|神経について

キュに笑うと免疫力がアップすると言われてもピンとこないかもしれません。実は、笑いと免疫力については少し解明されていることがあるのです。 笑うと交感神経と副交感神経が頻繁い切り替わることが分かっています。交感神経とは緊張など身体が活発に活動する時に優位になるものです。副交感神経とは、寝ているときなどリラックスしている時に優位になるものです。その二つの機能が異なっている神経が激しく入れ替わるという珍しい現象を笑いは招くわけです。 交感神経と副交感神経が頻繁に切り替わると、体内の器官といったものや脳にも刺激が伝わることになります。その結果、神経ペプチドと呼ばれている免疫機能を活性化させるホルモンが分泌されやすくなることが分かっているのです。

・脳の血流が回復して免疫力がアップする

笑うということは表情筋を使うことになります。脳から非常に近い部位の血行が高まることを意味しているのです。 脳の血行が良くなれば、それだけストレスにも大きな働きをもたらします。様々なホルモンなどの物質の分泌などの指令もよくできるようになるのです。 笑うことで顔の血行と脳の血行が高まることで身体の機能が向上する免疫力が高まる、といった考え方もできます。

・笑うと腹式呼吸になるので免疫力がアップする

腹式呼吸をすると酸素をたっぷりと体内に入れることが出来ます。各細胞に酸素がたっぷりと送られるようになれば、酸素が細胞自体も活性化するわけです。免疫も「免疫細胞」と呼ばれているように細胞の一種です。ですから、免疫細胞に酸素がしっかりと送り込まれれば免疫力アップに繋がります。 笑うとお腹が痛くなったりしませんか?実は笑うと普段腹式呼吸が出来ない方でも、勝手に腹式呼吸になっているのです。大量に酸素が体内に入り込むことになり血液中も酸素で満たされます。その酸素が書く細胞に送り届けられるので、細胞の機能が高まって免疫力もアップする、というわけなのです。

笑いと免疫は科学的にどこまで解明されているのか?

・腸への刺激によって免疫細胞が活性化している

笑いと免疫システムの活性化似関してはまだ解明されていない部分があることも確かです。しかし専門家から指摘されていることの中には、笑うとお腹が激しく刺激されます。その時に腸が一定の刺激を受けることになるわけです。その刺激によって腸の免疫細胞が刺激されて活性化する、というものです。 免疫力を高めるためには、腸の働きを高めることは極めて重要です。そもそも全身の免疫細胞の60%から70%は腸に集中していることが分かっています。腸の機能を正常化させることができれば身体の機能を整えることが出来る、ということにもなるわけです。 そもそも腸はストレスによる影響を受けやすいですよね。ストレスにも対抗できるのが笑いです。精神的な落ち着きも得られるようになり、自律神経も整えて根本的な部分からの免疫力アップ、というものが狙えます。

笑いががんを抑制する、というのは本当か?

・可能性はある!

免疫力をアップさせれば、がんを抑制できるかもしれません。がんは免疫が何故か見逃すことによって発生してしまいます。見逃さないように機能を整えてやることが極めて重要になってくるわけです。 ガンの抑制に役立っている、特に重要な免疫細胞の一つがナチュラルキラー細胞(NK細胞)です。ナチュラルキラー細胞は、異常な細胞やウイルスなどを発見するとすぐに攻撃してくれます。がん細胞が増殖する前に対処してくれる非常に大切な存在なのです。 笑うことで腸の機能が整うことでナチュラルキラー細胞の働きも活性化して、全身をくまなくパトロールしてくれるようになります。

・がん治療に実際に用いられる笑い

・笑いによってガンの進行が遅くなる
・笑いによってガンの痛みが軽減する

ガンの治療の現場ではかなり理解が進んでいます。がん患者さんに笑ってもらうことで、ガンの進行が遅くなることも分かっているのです。さらにがんの痛みが軽減することも確認されています。 実際にガン治療の一環として落語や漫才といったプログラムを導入している病院もあるほどです。

心から笑わなくても平気なの?

・作り笑いでも効果がある!

気分が落ち込んでいる時は、どうしても心からは笑えませんよね。しかし、免疫力をアップさせるためには作り笑いでも良いことが分かっているのです。

【作り笑いでも愛想笑いでも情報は脳の中枢を刺激して、楽しいという感情がわいてくる】

笑顔には上記のような素晴らし位機能があることも確認されています。何も本気で笑わなければならないのではありません。ちょっと口角を上げて自然な笑顔を心がけましょう。人がいるところで難しいのであれば、トイレに入っているときやオフロに入っている時に行ってみても良いでしょう。 ※「日経 Gooday」の「作り笑いでもOK!笑いの力で免疫力アップ がんや生活習慣病の予防にも!あなどれない「笑いの健康効果」」西門和美の記事より(参考:http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/022400271/

笑うことで免疫力が高まるとリウマチ症状も改善!

・ストレスホルモンが減少して鎮痛効果が得られる!

リウマチの患者に対してある実験が行われました。 ・リウマチに関する講義を40分間受講させる ・落語を40分間聞いてもらう リウマチに関する講義を聞かせたところ、ストレスホルモン(インターロイキン6やコルチゾール)が増加してしまったのです。ストレスホルモンには免疫力を弱めてしまう作用があります。病気が悪化してしまう可能性が高まってしまうのです。 一方で、落語を聞いてもらうとストレスホルモンが大きく減少したことがわかりました。そのストレスホルモンの減少量は鎮痛剤1週間分にも該当する、とされているのです。 笑うことでストレスホルモンが減少しリウマチ症状が改善する、というカニズムを知っておくだけでも将来大いに役立つかもしれませんよ。

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免疫力をサポートする体温の高まり

免疫力アップを目指したいのであれば、必須となってくるのが体温を高くする、というものです。

実際に体温が低い方は病気になりやすい、ということが分かっているのです。

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今回はなぜ体温が高くなると免疫力がアップするのか?さらに体温を高くするためにはどういったことを行えば良いのか?ということを明らかにしていきます。

ちなみに現代人には低体温が増えていることが分かっています。

最初になぜ低体温の人が増えているのか?ということから説明させてもらいますね。

現在人(あなた)が低体温である理由

・過度な減塩をしている

たしかに塩分には悪い作用があることも確かです。塩分劣り過ぎは高血圧を招くことになってしまい、生活習慣病を招く可能性もあります。しかし、あまりにも悪役扱いをされすぎてしまっています。そもそも塩分は人体にとって必要なものです。 塩分は人体にとって必要不可欠です。塩分は生命活動の根幹ともいってもよいミネラルなのです。ミネラルをサプリメントで摂取している、というかたもいるのではありませんか。それだけ大事だと分かっていながら、塩分だけを摂取していなければ、身体に大きな影響が出てしまうことも考えられるのではありませんか。 塩分が足りなくなった身体は機能停止状態に陥ってしまい、体温が上がりにくくなってしまうのです。

・身体を動かす機会が減っている

以前に比べて、身体を動かす機会が減っていることは間違いありません。完全なる車社会になってしまったおかげで、ちょっとした買い物にも徒歩や自転車というものを使わなくなってしまいました。 体温を高めるために、必須なのが筋肉です。もちろんムキムキになれば良いと言っているのではありません。しかし、体を動かす機会が圧倒的に減ってしまったことにより、特に脚の気肉が落ち込んでいることが分かっているのです。エネルギーの消費率も下がってしまい、体脂肪率の増加、というような状況にもなりかねません。 筋肉がたくさんあるとそれだけ体温が高まりやすくなります。体温を維持しやすくなります。目に見える筋肉だけではなく、インナーマッスル(内蔵筋肉)も鍛えていくことが体温を高め、免疫力を高めることにもつながってくるわけです。

・冷たい食べ物、冷たい飲み物を摂取しすぎている

以前は、寒い季節にわざわざ冷えた食べ物や飲み物を飲むということは殆どありませんでした。しかし、現代ではどうでしょうか。1年中に渡って、冷たいジュースやアルコール、さらにはアイスクリームなどを摂取しているのではありませんか。 季節に関係なく冷たいものを摂取していると、胃や腸といった物が冷えやすくなってしまいます。胃や腸には血管が集中しており、血液がすぐに冷えてしまうのです。その冷えた血液が全身をめぐることになるので、胃腸の冷えだけにはとどまりません。冷たいものを摂取すると、全身が冷えてしまうのです。 ちなみにジュースが好きな方は特に注意しましょう。実は糖分にも体温を下げる作用があるのです。温度的な冷えと糖分による冷えのダブルパンチを喰らわないように、なるべく温かい飲み物や常温の飲み物を飲むべきです。

体温が高くなるとなぜ免疫力がアップするのか?

・血液の流れが良くなるから

免疫ですが、どこにいると思うでしょうか。実は腸にたくさんいるのですが、全身の健康を維持するために血液の中にたくさんいるのです。だからこそ免疫システムは全身に対して作用することが出来るのです。 では、体温が高くなるとどうでしょうか。分かりやすいのが運動した直後だと思います。例えば手のひらの血管はどうなるでしょうか。普段は浮き上がっていない方も、運動した直後は浮き上がっているのではありませんか。お風呂に入っているときに確かめてみるのもおすすめです。きっと血管が浮き上がっているでしょう。 実は体温が高まると血流が良くなる、といった特徴があるのです。血管が拡張して血液の流れる量が増えるのです。よりたくさんの免疫が全身行く送られるような状況になっていくわけです。 常時体温が高くなれば、血管が拡張されている状態が維持されることになります。全身に免疫が行き渡るようになり、体内に入ってきた菌やウイルスなどの病原菌を駆逐します。また体内に毎日のように発生しているがん細胞に対してもしっかりと働きかけてくれるのです。

・胃腸の機能が正常化するから

前述したように、特に腸は免疫システムの根幹です。全身の免疫細胞の60%から70%が腸に集中しているのです。 そこで注目してほしいのが腸は冷えるとどうなるのか、ということ。言い換えるとお腹が冷えるということです、下痢になったりしませんか?お腹の調子がおかしくなってしまいますよね。お腹の調子が乱れるということは、腸内の細菌のバランスに変化が現れているような状態なのです。腸内には、善玉菌と悪玉菌が存在しています。それらのバランスが乱れると下痢をしてしまったり便秘になってしまったり、といった状態になってしまうわけです。 冷えが腸内のバランスを乱し、その結果、腸にたくさんいる免疫細胞の働きも抑制してしまいます。その毛日免疫力がダウンしてしまうわけです。 一方で体温が高くなるということは、胃腸の温度も上昇します。免疫細胞が活性化して、腸に入ってくる様々なウイルスや菌に対処するのです。さらに全身に対して免疫を派遣して、各部位で体を守ってくれるようになります。 内蔵に近い部分が温まるということは、健康を維持するためには不可欠なことなのです。

注目!免疫と体温の関係性について

・研究結果に注目

・体温が1度上昇すると免疫力が5倍から6倍になる
・体温が1度下がると免疫力が37%下がる

※「太陽笑顔 fufufu」の「体温+1℃で免疫力は5~6倍あがる?!温めて病気予防!」イシハラクリニック院長 石原結實先生の記事より(参考:http://fufufu.rohto.co.jp/feature/266/) 人間の体というものは本来36度5分以上で正常に働くようにできているのです。体温が1度下がってしまうとエネルギー代謝も落ち込んでしまいます(12%減)。細胞の働きも弱まってしまうので、免疫力がダウンしてしまいます。 そもそも体温が下がると免疫に関わっている白血球の働きが30%以上ダウンしてしまうことが分かっています。腸の働きもダウンしてしまいます。 そして何よりも気をつけなければならないのが、がん細胞は35度で最も増殖する、という部分なのです。がん細胞が低体温で発生しやすくなるので、自身の生命を守るためにも体温をなるべく高めていかなければなりません。

・そもそも昔の人は体温が高かった?

現代日本人の平熱と言えば36度前後、といった印象があると思います。しかし、1954年に出版をされた『医学大辞典』(南山堂)には「日本人の平均は36度89分±0.34」と記載されているのです。 ですから、今から60年ほど前は平熱は37度以前後もあった、ということになります。現在では微熱ともされる体温が、平熱であったわけです。

体温を高めるためにはどうしたら良いのか?

・1日あたり30分程度は運動を行うこと

運動と言ってもスポーツを白と言っているのではありません。ウォーキングでもかまわないので、身体を動かす、ということが重要になってくるのです。 体を動かすと筋肉が働くことになります。筋肉が働くことで体温が生成される、といいう事実もあるのです。特に注目すべきは下半身です。人間の筋肉の約7割は下半身に集中し、その下半身の筋肉によって体温の40%は生成されているわけです。 1日あたり一定期間体を動かすことができれば、筋肉がしっかりと活動し体温が維持できるようになります。

・生姜を食べる

体温を高める食材として生姜が有名です。実際に生姜を食べると体温が高くなるのも事実なのです。 生姜を様々な食品に入れて食べたり、生姜系のドリンクを飲んだり、といった対策もとりいれましょう。 生姜以外にも酵素を摂取すると体温が上がります。酵素は発酵食品に多く含まれているので、チーズや納豆、さらにヨーグルトなどを食べましょう。ちなみに発酵食品には乳酸菌が含まれているケースも多く、腸内の免疫細胞を活性化させる効果も期待できます。

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免疫力アップで胸焼けや逆流性食道炎の症状が改善する

近年多くの方を悩ませている病気があります。 それは「逆流性食道炎」です。 一時期テレビコマーシャルで紹介されていた「ガスター10」という医薬品を知っているでしょうか? 実はその薬が逆流性食道炎の治療薬なのです。 身近な医薬品の一つが逆流性食道炎に関わっているわけです。 こちらでは逆流性食道炎と免疫力の関係性に迫ります。 さらに逆流性食道炎とはどのような病気であるのか?についても明らかにします。

そもそも逆流性食道炎とはどんな病気なのか?

・胃酸が食道に逆流してきてしまう病気

一般的に胃酸は胃から上には上がってこないはずです。 しかし胃の上部が緩んでいると、胃酸がちょっとした拍子に上がってきてしまうのです。 胃酸が逆流してくることで、食道がやられてしまいます。 さらに喉まで痛くなってしまうケースもあるのです。 胃酸の量は一般的であったとしても、胃の上部が緩んでいる人は逆流性食道炎になりやすいです。 何も胃酸過多な人だけが逆流性食道炎になるわけではありません。 【胃は胃酸が平気なのになぜ食道は荒れてしまうのか?】 胃は酸から粘膜を守る防御機能があるのです。 ですから多少の胃酸程度では問題になることはありません。 (胃酸の量によっては胃が荒れることもあります。) 一方で食道は胃酸に対応していません。 食道の粘膜は胃酸にさらされて炎症を起こしてしまうのです。

・逆流性食道炎の主な症状とは?

・胸焼け ・呑酸 ・胸の痛みなど 逆流性食道炎は様々な症状を引き起こします。 まず代表的な症状は胸焼けです。 胸のつかえのようなものを感じることもあるのです。 さらに胃酸が喉まで上がってくることによって、苦味を感じるようになります。 いわゆる呑酸といった症状であり、主に起きたときなどに感じるケースが多くなっています。 寝ることで胃酸が喉まで上がってきやすいのです。 ※胃酸は酸なので酸っぱいと思っている人もいるかも知れません。 しかし胃酸については苦味があるのです。 朝起きたときに苦味を口内に感じた場合には胃酸が上がっていると考えられるので注意してください。 胃酸が傷つくことによって、胸の痛みを感じるケースも珍しいわけではありません。 胸にほてりを感じるケースも見受けられます。 【逆流性食道炎によって食道がんになることはあるのか?】 ないとは言い切れません。 しかしそれほど食道がんのリスクは高いとは言えないのです。 食道がんの患者を調べてみたところ逆流性食道炎の症状が出ている人の割合はわずか0.5%であることもわかっているのです。 ですから食道がんと逆流性食道炎には直接的な関係はない、と言えます。

逆流性食道炎と免疫力の関係性

・逆流性食道炎は自律神経を乱してしまう

逆流性食道炎がどんどんひどくなっていく原因として、自律神経があります。 逆流性食道炎には自律神経を乱してしまう機能があります。 そして自律神経が乱れることで、さらに強い症状がでてしまうのです。 実際に自律神経が乱れると胃酸の分泌が過剰になることがあります。 下痢や便秘など胃腸にも大きく関わっているのです。 自律神経については免疫力も大きく関わっています。 仮に免疫力が正常であれば、自律神経は正常な状態を保てるはずなのです。 さらに免疫力が正常であれば、胃酸が過剰に分泌されることはありません。 逆流性食道炎の症状も落ち着いてくる、と考えられます。 実際に多くの逆流性食道炎の患者さんは、日常生活では薬を必要としていないケースが多いのです。 例えば食べすぎてしまったり飲みすぎてしまったりしたあとだけひどい症状が出る、という方が多いのです。 そういった弱い症状の方であれば、免疫力をアップしただけでも良い効果が現れると考えられます。 薬を利用すれば症状は落ち着いてくるかもしれません。 しかし根本的な解決策とは言えません。 積極的に免疫力をアップして自律神経を整えましょう。 そして胃酸が過剰分泌されにくい体質を得ることが大切なのです。

逆流性食道炎の治療薬とは?

・胃酸を弱める薬を利用する

逆流性食道炎肺の上部が緩んでいることが原因の一つとなっているので、主に間接的な治療を実施します。 まずは胃酸を弱める薬を利用するのです。 胃酸を弱められれば、食道まで逆流するケースは少なくなります。 どの程度胃酸を弱めるかは薬によっても異なります。 症状によって使い分けることが多くなっているので、症状などからどの薬を利用するかドクターに判断してもらいましょう。

・蠕動運動を活発化する薬を利用する

逆流性食道炎は、要は胃酸が逆流をしなくなればよいのです。 そこで腸の蠕動運動を活発化させる薬を利用することもあります。 超の蠕動運動が活発化すると、胃酸が逆流する前に腸に流れ込んでいくような感覚になるわけです。 こちらの薬については胃酸を弱める薬と一緒にも散られることが多くなっています。

逆流性食道炎の症状を緩和させる免疫力アップの方法とは?

・冷たい食べ物や飲み物の摂取を控えること

体を冷やさない、ということが大きなテーマとなります。 特に逆流性食道炎の場合は、食道の傷ついた細胞を早急に回復させることが必要になって来ます。 冷え性の方は血行不良となっていることが多く、新陳代謝が悪くなっています。 新陳代謝が悪くなるということは、それだけ食道の細胞の再生化が遅れてしまう、といいうことになるわけです。 食道の粘膜の再生がまだされていないのに、再び胃酸によって傷つけられてしまいます。 どんどんと症状が重くなってしまうのです。 冷たい食べ物や飲み物は体温を下げる原因になります。 新陳代謝が悪化するので、なるべく逆流性食道炎の方は避けてください。 冷たいものを摂取すると免疫力もダウンします。 胃腸の機能が弱ってしまうからです。 自律神経のバランスが悪くなり、結果として逆流性食道炎の症状を重くしてしまいますよ。 【体を温める食べ物もおすすめ!】 唐辛子や生姜をたくさん摂れ、と言っているのではありません。 他にも体を温める食べ物はたくさんあります。 たとえばニンニク、ニラ、ダイコン、長ネギ、ゴボウ、タマネギなどもあります。 他にもサバ、アジ、イワシ、エビ、カツオなども体を温める食べ物として知られています。 それらの食べ物を積極的に摂ることで体が冷えないようにして免疫力を高めましょう。

・ストレスを自身に与えないようにすること

難しいことかもしれません。 しかしストレスは免疫にも胃にも悪い影響をもたらしてしまうのです。 高度のストレスを自身にかけてしまうと、胃酸の過剰分泌を招いてしまいます。 実際にストレスが掛かると胃に穴があいてしまうようなこともあります。 胃酸が強く分泌されすぎてしまい、さすがの胃もやられてしまうのです。 逆流性食道炎であれば、その強い胃酸が食道まで上がってくることになります。 いかに危険なことであるかが分かりますよね。 ストレスは免疫力にも影響を与えてしまいます。 ストレスは血管を収縮する作用があります。 免疫は血管の中に入って全身を駆け巡っているのですが、血管が収縮してしまえば、当然免疫が全身を巡らなくなります。 免疫に弱い体質になってしまうわけです。 ストレスは自律神経にも強い影響をもたらすことがわかっています。 ストレスがあると睡眠にも問題が出てきます。 本来は睡眠でストレスが解消されるわけですが、寝付きが悪くなるなどの悪循環になってしまうわけです。 ストレスとのうまい付き合い方はなかなかないかもしれません。 しかし週に1日くらいは心にも身体にも休息を与えましょう。そうすることでストレスと上手く付き合えるようになり免疫力も向上します。 その結果、逆流性食道炎の症状も緩和していくわけです。

免疫力をサポートするサプリメントの機能とは

免疫力アップをするためには、生活習慣を改めたり、食べ物にこだわったりということをしなければなりません。

しかし、今までの習慣を変える、ということは思った以上に簡単ではないのです。

そこで注目してほしいのがサプリメントです。


こちらでは、免疫力をサポートするサプリメントについてお話します。

どういったサプリメントを利用すると効果が得られるのでしょうか?

また、本当にサプリメントは免疫力をサポートしてくれるのでしょうか?

こちらでは免疫力とサプリメントについて徹底解説します。

サプリメントには免疫力をサポートする能力がある!

・身体にとって必要な成分を補うことができる

免疫力をアップさせるためには、身体にとって良い成分を集中的に摂取していかなければなりません。

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しかし、一般の食事で免疫に良い成分を効率的に摂るのはかなり難しいです。

もしかするとその成分が配合している食品が苦手、というかたもいるのではありませんか。?

しかし、サプリメントであれば苦手ということも関係ありません。

そもそもサプリメントは味がないものがほとんどなので、好き嫌いに関係なくその成分を摂取できるわけです。

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サプリメントであれば、身体にとって必要な成分を補うことが十分に可能です。

そもそも毎日同じ量の成分を安定して摂取することも出来ます。

食事で同じ成分料を毎日摂取する、というのは不可能に近いです。

その日の食欲にも左右されます。

そもそも、毎日同じものを食べる、ということ自体が難しいわけです。


サプリメントであればそれらの食事ではまかないきれない成分を効率的に摂ることが可能です。

どのようなサプリメントであれば免疫力をサポートしてくれるのか?

・善玉菌を増やすような作用のある成分を配合しているものがおすすめ

免疫細胞7割近くがにいます。

その腸を健康的な状態にさせることが何よりも大切になってくるわけです。

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では、どういった成分を摂取すれば腸内の免疫細胞を活性化させることが出来るのでしょうか?

【腸内の環境を良くしてくれる成分例】
・乳酸菌
・オリゴ糖
・食物繊維
・グルタミン
・ラクトフェリン
・オレイン酸
・酵母
・マグネシウムなど

※「腸内フローラ改善生活」の「腸内環境改善に役立つ栄養素・成分」より(参考:https://www.tyounaiflorakaizen.com/%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95/%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%99%E3%82%8B%E6%A0%84%E9%A4%8A%E6%88%90%E5%88%86/


上記の成分が配合しているサプリメントを利用することで、腸内の環境が整って免疫細胞が活性化する可能性が高まります。

そもそも腸内環境が良くなれば、栄養が全身にしっかりと供給されるようになるわけです。

高い健康効果が得られる可能性が一気に高まります。

【特に重要な乳酸菌とオリゴ糖と食物繊維】
腸内環境を整えるために特に必須の成分となっているのが、乳酸菌とオリゴ糖と食物繊維の3つです。 乳酸菌は腸内環境を酸性にしてくれる成分です。免疫活性の効果や抗アレルギー機能もあるので、大いに注目されているのです。そもそも乳酸菌は腸内の善玉菌の一種であり、しっかりと摂取していくことで腸内の善玉菌が優勢になるわけです。

食物繊維オリゴ糖は腸内の善玉菌の餌になります。

悪玉菌が優勢にならないようにするためには、善玉菌をサポートしていかなければなりません。

その時に重要になってくるのが、オリゴ糖食物繊維なのです。

ちなみに近年はやっている糖質制限ダイエット食物繊維不足を招きます

実は炭水化物の中には多くの食物繊維が含まれているのです。


炭水化物の摂取量を減らしてしまっている覚えがある方は、食物繊維サプリメントで摂取する、という方法もあります。

実際に食物繊維が配合されているサプリメントも多く販売されているのです。

また、オリゴ糖ですが、大腸にいる善玉菌の一種のビフィズス菌の餌になります。

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ビフィズス菌を摂取する方法もありますが、もともと腸内にいるビフィズス菌を強化することがオリゴ糖では出来るのです。

・体温を高める成分が含まれているサプリメントがおすすめ

免疫力のアップ体温も関連していることが分かっています。

体温が高くなると免疫力の働きが活発化するのです。

例えば、がん細胞は体温が39.3度になると死滅する、といったことも言われているほどです。

体温を高める成分を摂取することができれば、体温を高めることも可能です。

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【体温を高める作用のある成分】
・ビタミンE
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・鉄
・マグネシウム
・亜鉛など

上記のような成分が配合されているサプリメントを利用することで、体温を高めることが可能です。

たとえば、亜鉛マグネシウムには基礎代謝を向上させる働きがあるのです。

エネルギーの代謝が活発化するので、身体に熱が生まれやすくなります。

には酸素を運ぶは働きがあり、各細胞に新鮮な酸素を送り届けるような機能を持っているのです。

血中の疲労物質もなくなりやすくなり免疫力高まりやすくなります。

ビタミンB1とB2には糖質をエネルギーに変えやすくして熱を作り出したり、抗酸化作用によって体の細胞を活性化したりする働きがあります。

ビタミンEには血行を促進して、血液循環を円滑にするような作用もあるのです。

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免疫を効率的にサポートするためにはサプリメントをいつ飲むべきか?

・1日に複数回に分けて飲むのがおすすめ

いつも体に役立つ成分が体内にあるような状況を作り出してやることが非常に大切になります。

1日に1回しか飲まないような状況になってしまうと、24時間効果を発揮し続けることは難しいのです。

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例えば毎食後に飲むというような対策を立てると、ほぼ24時間に渡って効果を発揮してくれると考えられます。

1日あたり3粒飲むサプリメントを飲むのであれば、毎食後に1粒ごと飲むようにすればよいわけです。

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免疫力をサポートする成分「米ぬか多糖体(RBS)」

免疫力をアップさせることができれば、健康を維持していくことになります。

健康を維持していくということは美容にも良い効果をもたらしてくれるかもしれません。例えば、免疫力がたかいと体質的に体温が温かくなります。代謝が良くなるので、ダイエット効果のようなものまで得られるわけです。 最近では免疫力をサポートする成分なのではないか、といったことが指摘されている成分も増えてきました。その成分をサプリメントなどで摂取しているケースも増えてきているのです。 今回は免疫力をサポートする成分として「米ぬか多糖体(RBS)」といいうものに注目します。 そもそも米ぬか多糖体(RBS)とはどういった成分なのでしょうか?そして免疫に対してどのような機能が期待できるのでしょうか?徹底的に探ってみました。

米ぬか多糖体(RBS)とは?

・米ぬかに含まれている水溶性食物繊維を処理したもの

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最近では米ぬかを食べる機会というものも服なくなってしまいました。そもそも玄米を精米する時に排除されてしまうもののことを米ぬかと読んでいるのです。 ※米ぬか・・・玄米を精白するときにとれる種皮や胚芽の粉末(株式会社 大和ヘルス社のホームページより抜粋(参考:http://www.daiwa-health.com/RBS/index.html) その米ぬかをそのまま利用しているのではありません。米ぬかに含まれている水溶性食物繊維(ヘミセルロースB)を特殊な製法で分解処理しているのです。分解処理してできるのが多糖体と呼ばれるものなので、「米ぬか多糖体(RBS)」と呼ばれているわけです。 ※多糖体とは・・・多糖体は単糖がつらなった高分子構造を有しており、デンプン、食物繊維なども多糖体の一種(株式会社 明治のホームページより抜粋(参考:http://qa.meiji.co.jp/faq/show/32

・米ぬか多糖体(RBS)の主成分とは

・アラビノース
・キシロース

上記の二つの成分ともに多糖体です。 米ぬか多糖体は200個前後の上記したアラビノースとキシロースを配合した糖から出来ています。 ※アラビノールについてはこちらを参考に(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9) ・キシロースについてはこちらを参考に(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9) 実はそれらの糖は本来であれば吸収がしにくい、といったあまり良くない特徴を持っていたのです。しかし、RBSに関しては吸収しやすいように加工されているので心配はありません。体内にしっかりと入り込んで役に立ってくれるわけです。 具体的には、低分子化しているのです。粒子が細かくなっているので、スムーズに消化吸収されることになります。そのままの状態だと高分子の状態となっているので、なかなか消化吸収されません(アラビノースとキシロースに関しては、長く退り上の構造を持っていることが確認されています。そのままの状態だと、吸収がされにくくそのまま体外へ排出されるケースが多い)。だからこそ、そのまま米ぬかを摂取するよりも米ぬか多糖体(RBS)として摂取したほうが良い、とされているわけです。

・米ぬかからわずかしか出来ない希少な米ぬか多糖体(RBS)

米ぬか多糖体は非常に貴重なものです。 1キログラムの米ぬかであったとしても、その中から米ぬか多糖体(RBS)になるのはわずかに3グラムから5グラムしかありません。

なぜ米ぬか多糖体(RBS)は免疫力をサポートすると言われているのか?

・血液の健康を守ってくれるから

血液と免疫は非常に密接に結びついていることが分かっています。しかし、年齢が高くなることで、どんどんと血液の老化、というものも起こり始めてしまうのです。結果として、血管と血液が老化すれば、免疫システムは働きにくくなります。 血液には白血球というものがあります。その白血球自体が免疫の役割を果たしてくれるのです。全身にくまなく行き渡り、その先々で問題に対処しています。身体のあちこちに出来るがん細胞を退治していますし、身体に入り込んでくる菌やウイルスも駆逐してくれているのです。 米ぬか多糖体(RBS)には血糖値の上昇を直制させる効果が期待されています。血糖値が経っかくなるということは、血液中に存在する糖が多すぎることになるわけです。主に食習慣などの影響によって発生してしまうわけですが、炭水化物を多く摂ると上昇しやすくなる事がわかっています。 糖は体を動かせばしっかりと燃焼されます。しかし燃焼されずに残ってしまうと、脂肪細胞に蓄えられてしまうことになるわけです。肥満に関しても免疫力を断雲させる一つの原因であることが分かっています。カロリーの摂取量が多くなると老化現象も起こり始めます。血糖値が高くなる以外にも血圧の上昇などの生活習慣病が発症してしまうのです。

・身体の糖化が免疫力をダウンさせる

特に注意したいのが身体の糖化(老化)というものです。糖の摂取量が多くなり、しかも体内に蓄えられやすくなってしまうと、とうとタンパク質がくっついてしまいます。その結果、「AGEs」という物質が生み出されてしまうのです。 そのAGEsはタンパク質の一種であるコラーゲンを破壊する作用があることがわかっています。コラーゲンはお肌にのみ関わっている、という印象があるかもしれません。しかし、そうではありません。髪の毛や骨、そして血液や血管、さらにはガンも関わっていることが分かっているのです。 実は体が糖化すると、活性酸素が多く生み出されます。活性酸素は体の機能を低下させる作用があり、細胞の働きも抑制されてしまいます。免疫も免疫細胞と呼ばれているとおりに細胞の一種なので、その働きが低減してしまうのです。様々な病気を見過ごすことになってしまいます。 ※血糖値に関する情報は「糖質制限ダイエットバイブル」の「血糖値って何?上昇の原因や危険性を知ろう!」を参考にしました(参考先:http://tst.japan-topics.com/kettouchi

米ぬか多糖体(RBS)は毎日摂取すべきか?

・なるべく毎日摂取すべき

もともと米ぬかは昔の人は毎日摂取していました。現代人のように白米を食べる人は一部の特権階級の人に限定されていたのです。 ちなみに、天下人となった戦国武将の豊臣秀吉は脚気になって亡くなった、と言われています。その脚気の原因は白米ばかりを食べてビタミンB不足になったから、という指摘もあるほどです。 米ぬか多糖体は、玄米に含まれる有効成分を活かしています。免疫力をサポートするだけではありません。その他の健康や、美容といったものにも関わってくるのです。なるべくサプリメントなどで定期的に身体に取り込みましょう。

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太陽光を浴びて免疫力をアップさせよう

太陽光を浴びる、ということは健康に大きな役割を果たしていることでも知られています。 しかし免疫にまで結びついている、ということはあまり知られてはいないのではありませんか? こちらでは太陽光を浴びることでなぜ免疫力がアップするのか?さらにどのくらい太陽光を浴びればよいのか?ということについてお伝えします。 普段から日差しを浴びることが少なくて風邪が引きやすい、という方は必見です。

太陽光を浴びると免疫力がアップする理由

・脳内にセロトニンが多く分泌されるようになる

太陽の光を浴びると我々の脳はセロトニンが多く分泌されるようになるのです。 セロトニンに関しては、身体を活動的にする、という機能があります。 さらに精神的な安定をもたらせてくれるものになっているのです。 太陽の光を浴びないと脳からのセロトニンの分泌量が減ってしまいます。 昼間なのになかなかエンジンがかからない状態になってしまいます。 さらに精神も乱れてしまい、イライラしてしまうこともあるのです。 セロトニンが多く出るとストレスが溜まるようになってしまい、結果的に免疫力を引き下げる原因になってしまうのです。 ストレスは血管を収縮させ、免疫システムが全身を巡りにくくなってしまいます。 末端まで免疫システムがカバーしきれなくなり、結果として免疫力がダウンしてしまうのです。

・睡眠の質が向上する

太陽光には我々の体内時計を正常にする機能を持っています。 我々の体内時計は1日あたり25時間となっているのです。 要は1日あたり1時間ずつズレていってしまいます。 週末に夜更かししてしまう癖がある方は、体内時計の影響が色濃く出て来る可能性があるのです。 太陽光ですが、我々は起床時に浴びると約16時間後に眠くなる、といった性質を持っています。 要は朝日を浴びることで一度体内時計がリセットされるのです。 毎日太陽光を朝に浴びることで体内時計が一定の状態をキープできるようになります。 たとえば朝7時に起きてすぐに太陽光を浴びると、16時間後である夜の11時眠くなるわけです。 眠気がある状態で眠るのと、眠気がない状態で眠るのとでは大きな違いがあります。 眠気がある状態で眠れば質の良い睡眠となり、深い眠りを獲得できます。 睡眠時に効率的にストレス解消できます。 一方で眠気がない状態で眠ってしまえば、浅い眠りとなってしまいます。 朝になるまでに何度も起きてしまうかもしれません。 脳がリラックス状態にならずに、ストレスが効率的に解消されないような状況になってしまうわけです。 ストレスと免疫は密接に結びついています。 効果的に眠ることでストレスを軽減して免疫力を高める、ということは極めて重要なことです。 積極的に朝日を浴びて質の良い睡眠を獲得しましょう。

・太陽光を浴びることでビタミンDが生成される

基本的にビタミンに関しては食品などから摂取します。 しかしビタミンDに関しては特殊となっており、食べ物などからも摂取できるのですが体内でも生成できるのです。 その体内で生成するときに必要になってくるのがビタミンDなのです。 ビタミンDに関しては太陽光を浴びると自己生成できるので、少食気味の方であったとしてもある程度カバーできます。 もちろん太陽光だけでは生成できません。 他に原料としてコレステロールが必要になってきます。 ビタミンDは免疫力にも大いに関わっていることでも知られています。 実はビタミンDによって「抗菌ペプチド・カテリジン」と呼ばれる成分が増えることがわかっているのです。 「抗菌ペプチド・カテリジン」は、その名のとおりに抗菌機能を持ったものです。 菌・ウイルスの体内への侵入を防いでくれる成分となっているので、あるとないとでは免疫力に大きな差が産まれてしまうわけです。 そもそも抗菌ペプチドは広い範囲の微生物に作用との特徴を持っています。 抗生物質のように、このウイルスだけに反応する、ということはありません。 身体にとって厄害になるものに関しては広範囲で対応してくれる素晴らしい成分なのです。 太陽光を浴びでビタミンDを体内に大量生成させれば、それだけ健康体に近づく、ということでもあるわけです。

・体温が上昇する

日差しを浴びるということは体を温める効果もあります。 冬であったとしても日差しを浴びると暖かさを感じますよね。 気温以上に太陽は熱を持っているわけです。 太陽光を浴びている最中は血行も良くなり、体温も高くなります。 体温が高くなればなるほど免疫力が向上する、といった特徴もあります。 1日に1度は太陽光を浴びて冷えた体を温めて免疫力をアップさせましょう。

・太陽光を浴びることによって免疫力が高まる理由まとめ

①セロトニンが多く分泌されるため ②睡眠の質が向上するため ③ビタミンDが生成されるため ④体温が上昇するため

1日あたりどのくらいの時間太陽光を浴びればよいのか?

・1日あたり15分から30分程度で構わない

長時間太陽光を浴びる必要はありません。 あまりに長時間太陽光を浴びてしまうと、シミなどの原因になってしまいます。 要は身体の酸化を招くことになってしまうので、逆効果になってしまうおそれもあるわけです。 太陽光については1日あたり30分以内で問題ありません。 主婦であれば1日あたり30分程度の日差しは毎日浴びているかもしれません。 洗濯物をベランダで干しているときなどは太陽光を浴びますよね。 何も太陽光を浴びる目的だけで、外に出る必要はありません。 ついでで構わないのです。 例えば近場に買い物に行くときには、歩きで行ったり自転車で昼間に行ったりするだけでも太陽光は浴びられますよね。 夜にウォーキングやジョギングをしている方は、昼間にウォーキングやジョギングをするだけでも、太陽光を効率的に浴びられるようになるわけです。

・どの時間帯の太陽光を浴びるべきなのか?

免疫力を高めるという観点からは、「朝日」を浴びるのが最もおすすめです。 しかし人それぞれ起床する時間は異なりますよね。 午前6時に起きる人もいれば、午前9時に起きる人もいるかも知れません。 遅番などで勤務している方はもっと遅いかもしれません。 ですから自分とっての朝日。起きてから60分以内に日差しを浴びる、ということが重要になってくるのです。 前述した用意に、人間は日差しを浴びてから16時間後に眠くなる、といった特性を持っています。 その特性をうまく利用することで質の良い睡眠を獲得し免疫力を高めるべきなのです。 起きてから60分以内に太陽光を浴びることで、体内時計を強制的にリセットさせます。 たったそれだけのことで免疫力がアップします。 ※夜勤などで昼夜逆転している人は日差しを浴びるのは難しいかもしれません。 しかし午後4時など夕方の日差しでも浴びましょう。 とりあえずセロトニンの分泌量やビタミンDの生成は促進させなければならないのです。

太陽光は全身に浴びなければならないのか?

・全身に浴びる必要はなし!一部位だけでも効果あり

太陽光を全身に浴びる、ということについては特に女性は嫌に感じてしまうと思います。 近年は色白ブームですからね。 日に焼けてしまうのは、なんとしてでも避けたいところ。 特に顔に関しては紫外線を当ててしまうと、シミやそばかすになってしまうのです。 お肌で年齢を感じさせてしまいかねません。 太陽光で免疫力をアップさせる、ということですが、全身にこだわることはありません。 セロトニンやビタミンDの分泌という面についても、1部位のみでも十分に対応できるわけです。 日焼けが気になる方は、例えば手のひらだけでも構いません。 窓の近くに手のひらだけをおいておき、30分程度日差しをあてておくだけです。 たったそれだけで免疫力が高まるのであれば、行わなければ損ですよね。 ちなみに太陽光を浴びるという免疫力のアップ方法は、天気にも大きく左右されます。 毎日朝日が出るとは限りません。 1日中雨の日もあります。 特に雪国では、1週間晴れない、ということも珍しいわけではないのです。 そういったときには米ぬか多糖(RBS)などの免疫力を高める作用のあるサプリメントを摂取しましょう。 サプリメントで免疫力をサポートするわけです。

免疫力の低下がアトピー性皮膚炎の原因となる!

免疫力の低下が引き起こす病気の一つにアトピー性皮膚炎があります。

アトピー性皮膚炎は肌が猛烈に痒くなりかきむしってしまう症状が現れる病気であり、見た目にも大きな影響を与えてしまうものです。

 

アトピー性皮膚炎と免疫力の低下はどのように関係しているのでしょうか?

アトピー性皮膚炎を予防したり改善したりするためには、どのような免疫対策が必要になってくるのでしょうか?

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ここではアトピー性皮膚炎と免疫の関係性について徹底解説します。

実際にアトピー性皮膚炎に悩んでいる、という方は必見です。

アトピー性皮膚炎に免疫はどのように関わっているのか?

・免疫システムの異常がアトピー性皮膚炎を引き起こしている

よく勘違いしている方がいるのですが、免疫力が高すぎるからアトピー性皮膚炎になるわけではありません。

たしかに免疫システムが高ぶっているようにみえるかもしれません。

しかしアトピー性皮膚炎に関しては、免疫システムが異常を起こしているのです。

 

アトピー性皮膚炎はアレルギーの一種ですが、アレルギーはある物質が大きく関わっています。

それは、アレルゲンと呼ばれる物質であり、その物質に対してうまく反応ができれば特に大きな問題は起こりません。

しかし免疫異常が発生するとアレルゲンに対してうまく対処できなくなってしまうのです。

アレルゲンから体を守る物質にIgEと呼ばれる抗体があります。

その抗体は免疫機能から生み出され、体内を警備してくれています。

 

免疫システムが正常であれば、IgEはアレルゲンに対しても適切に判断できるのです。

過剰な反応を起こすことはありません。

問題が起きそうな場合のみ働く、というイメージです。

 

しかし免疫が低下してしまうと、IgEが正しい判断をできなくなってしまいます。

アレルゲンに対して大きく反応してしまうケースも出てきてしまったり、過剰なほどにIgEが生み出されてしまったりすることもあります。

その結果、全く問題のない細胞を攻撃してしまうこともあれば、無害な物質まで攻撃するようになってしまいます。

 

耐えられないようなかゆみが発生したり、お肌が赤く炎症したりしてしまうのです。

【アトピー性皮膚炎のメカニズム】

・体内にアレルゲンが侵入する

・B細胞(リンパ球)がIgE(抗体)を作る

・免疫異常が起こっているのでIgE(抗体)の働きが過剰になったり多く作られすぎてしまったりする

・再度、体内にアレルゲンが侵入する

・関係ない部位に対してもIgE(抗体)が反応してしまう

・「ヒスタミン」「ロイコトリエン」などが大量に放出されてしまう

・「炎症」や「かゆみ」、そして「じんましん」が発生する

アトピー性皮膚炎治療に用いられるステロイド剤について

・ステロイド剤の効果

・炎症細胞の活性化を抑える

・皮膚の細胞の活性化を抑える

・かゆみの神経の活性化を抑える

 

ステロイド剤のメインの効果は炎症を抑える、というものです。

お肌に赤みができてしまったときなどにステロイド剤を塗ると炎症が収まって正常化してくるわけです。

 

他にもアトピー性皮膚炎の症状の一つである「かゆみ」を抑える、といった機能も有しています。

昔からステロイド剤はアトピー性皮膚炎の治療に用いられてきましたが、現在でもアトピー治療の主体的な役割を果たしているわけです。

・ステロイド剤の問題点

様々な副作用が報告されており、日常的に利用し続ける、というのは避けたいところです。

【ステロイド剤の副作用例】

・多毛症

・皮膚の赤みの発生

・毛細血管が拡張する(赤みの原因になることも)

・皮膚が薄くなる

・ニキビが悪化する

・水虫が悪化する

・ヘルペスが悪化する

・ミズイボが悪化する

 

上記のような様々な副作用が報告されているのです。

一つだけ安心してほしいのは、アトピー性皮膚炎に用いられるステロイド剤は塗り薬です。

ですから塗ったところのみに影響を与えます。

全身に対して何かしらの悪い影響を与えるとは考えられていません。

ステロイド剤の主要な副作用である「皮膚が薄くなる」というものですが、塗ったところのみに発生するわけです。

・ステロイド剤の種類

ステロイド剤は1種類しかないのではなく、複数の種類が用意されており、その症状や状況によって使い分けていきます。

【ステロイド剤の種類】

I群・・・strongest(最強)

II群・・・very strong(非常に強力)

III群・・・strong(強力)

IV群・・・medium(中程度)

V群・・・weak(弱い)

 

アトピー性皮膚炎の症状がひどい場合には、Ⅰ群やⅡ群などの強めの作用を持っているステロイド剤を利用することになります。

しかし作用が強いものは副作用が発生する可能性も高いので、継続利用はおすすめできません。

強いステロイド剤を利用して症状が落ち着いてきたら、徐々に強さを引き下げていくわけです。

どのステロイド剤を利用するかは医師が決定します。指示に従ってステロイド剤を利用してください。

・ステロイド剤は悪なのか?

「ステロイド剤=悪」という印象を持っている方も多いでしょう。

しかし使い方を誤らなければ利用すべき医薬品です。

 

アトピー性皮膚炎は、とにかく痒みと炎症をまずは抑えなければなりません。

かゆみと炎症が残ってしまえば、生活にも大きな支障をきたすことになります。

まずは症状を落ち着かせ、その上で対策を練るべきなのです。

何を言いたいのかと言えば「ステロイド剤+免疫力対策」が重要、ということです。

強い症状が出たらステロイド剤を利用します。

そして普段から免疫力対策を行っていくのです。

ステロイド剤は副作用があるので使いたくない、といった気持ちもわかります。

 

しかし短い期間の利用であれば大きな問題は基本的には発生しません。

あくまで長期利用をした時に様々な問題が出てくるわけです。

アトピー性皮膚炎に対抗する免疫力対策法

・善玉菌をサポートする食生活をしよう

アトピー性皮膚炎は免疫のバランスが崩れ、免疫細胞が暴走することによって発生します。

要は免疫細胞の暴走を抑えられればアトピー性皮膚炎の予防になったり、改善したりということも考えられるわけです。

免疫細胞の暴走を抑える働きが腸内細菌にあります。

腸内細菌のバランスが良ければ、免疫細胞が暴走することはありません。

 

腸内細菌には3つの種類があります。

 

【腸内細菌の種類3つ】

・善玉菌・・・乳酸菌やビフィズス菌など

・悪玉菌・・・大腸菌やブドウ球菌など

・日和見菌・・・善玉菌にも悪玉菌にも属していないもの

 

上記の3つのバランスが正しければ、アトピー性皮膚炎だけではなくその他の問題も起こりにくくなります。

腸は全身に影響を与える器官でもあるのです。

 

【3つの腸内細菌の割合】

・善玉菌・・・20%

・悪玉菌・・・10%

・日和見菌・・・70%

以上の割合であれば、腸内の状態は良い、と判断できます。

しかし何らかの影響で悪玉菌が多くなってしまったり、善玉菌が減ってしまったりすることもあります。

そうなると免疫細胞が弱り、免疫システムが暴走を始めてしまうのです。

ちなみに悪玉菌の割合をゼロにしたら良いというわけではありません。

悪玉菌にも、肉類などのタンパク質を分解する役割があるのです。

分解しなければ栄養は吸収できないので、身体を維持していけません。

ただし、多くの方は悪玉菌の割合が増え善玉菌の割合が減ることによって身体に問題が起こっています。

ですから善玉菌対策をすべきなのです。

 

【善玉菌をサポートする食生活とは】

発酵食品を摂取しましょう。

特に現代日本の家庭の食卓には発酵食品が少なくなりました。

以前であれば漬物など、必ず発酵食品が食卓に上っていましたが現状では全く食べない、という方もいるのです。

発酵食品には乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌の仲間がいます。

定期的に摂取することで、腸内の善玉菌をサポートできるわけです。

発酵食品と言えば、納豆をイメージするかもしれません。

他にもキムチやヨーグルト、ぬか漬けや奈良漬、ピクルスなども該当します。

好きな発酵食品があったら、1日に1回はかならず食べる、ということを行ってみても良いでしょう。

・血行を促進するために運動しよう

血液内に免疫細胞がいます。

血液が全身をめぐることで、全身に免疫細胞が送り込まれているのです。

血の巡りが悪くなると免疫力が低下します。

その結果、アトピーを発症させてしまうことも十分に考えられるわけです。

血行を促進させるためには血管を拡張させなければなりません。

 

手っ取り早いのが運動です。

身体を動かすことで、血管は拡張され全身に免疫を含んだ血液が送り込まれるようになるわけです。

 

【どんな運動が血行促進に適切か?】

激しい運動をする必要はありません。

1日あたり20分から30分程度のウォーキングでも十分な効果が得られます。

時間がある方は、ウォーキングとともに軽い筋トレを実施しても良いかもしれません。

筋トレをして筋肉をつけることで、効率的に体を温めることもできます。

エネルギーが消費しやすくなり、健康の維持といったメリットまで得られるわけです。

犬を飼っている方は散歩の距離を少し伸ばしてみる、ということも良いでしょう。

通勤している方は、ひと駅分歩くようにする、ということも良いかもしれません。

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歯茎の病気や歯周病には免疫力が関わっている

免疫力の低下と歯茎の病気、いわゆる歯周病には大きな関係がある、ということが分かり始めています。

30代や40代になると、急激に進行し始めるのが歯周病です。

悩み始めてからでは遅い、といった話もあります。

最終的には全部の歯が抜けてしまうかもしれません。

歯は生きるために必要不可欠なものと言っても過言ではありません。

歯が残存している人のほうが長生きすることも分かっています。

だからこそ、高齢者になっても自分の歯を残しておかなければなりません。

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ここでは口内の問題と免疫の関係性を明らかにします。

最近、歯茎に違和感がある、という方はもしかしたら免疫に問題があるのかもしれません。

健康的な将来を得るためにも、免疫と歯周病について確認してみましょう。

そもそも歯周病にはどのような原因があるとされているのか?

・歯石による影響 ・細菌による影響 ・真菌による影響 上記の3つが原因とされてきました。 ではそれぞれの説を深掘りしていきましょう。 【歯石による歯周病への影響について】 歯周病は何も現代の病気ではありません。昔から人間は歯周病に悩まされてきたのです。たとえば、江戸時代においては死因の第一位が虫歯であった、という話もあるほどです。 ※虫歯をほうっておくと虫歯菌が血中に入り込みます。菌が全身を駆け巡ることになり、結果として敗血症を起こして多臓器不全となり死んでしまうのです。 口内の病気の原因ですが、古代ギリシャの時代から歯石が疑われてきました。しかし、歯石が問題ではない、ということが最近では定説となっています。 仮に歯石が原因であるのであれば、現代医療で歯周病はなくなっているはずです。それがなくなっていない、ということなので史跡に関しては歯周病とは直接関係ない、ということが言えるわけです。 【細菌による歯周病への影響について】 比較的新しい説に入ってきます。1970年代から細菌説というものが出てきたのです。 口内には食べかすがあり、菌にとっては住み心地の良いところです。栄養が豊富なので細菌が繁殖しやすい場所、といっても過言ではありません。さらに口内は適度な湿気がありますよね。さらに温度もちょうどよいわけです。 上記のようなことを鑑み、口内の細菌が歯周病へ影響を与えている、といった説が有力視されました。 しかしこちらの説も正しいものではありません。そもそもどの細菌が歯周病を引き起こしているのかが分かっていないのです。現在では、可能性はあるものの不確かなもの、というところでストップしています。 【真菌による歯周病への影響について】 最も有力視されている歯周病の原因です。真菌というと、水虫を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。真菌の一つにカンジダというものがあります。性交渉で感染するものとして知っている方も多いのですが、口内にももちろん入り込みます。オーラルセックスなどを行えば、カンジダの菌が口内にも入ってきます。キスでも感染する可能性があります。 前述した細菌ですが、実はそんなに強いものではありません。かなり弱いので、それほど強い作用を持っていないものが多いのです。一方でカンジダを始めとする真菌はものすごく強いものです。たとえば水虫にかかったら1週間や2週間の治療では治りませんよね。1ヶ月や2ヶ月、さらにはそれよりも長い期間に渡って真菌薬を塗ったり飲んだりし続けなければなりません。 歯周病も簡単には治りません。強い菌類である真菌が歯周病に関わっている、と考えるのが自然なのです。

免疫と歯周病の関係性

・免疫力が強ければ歯周病菌を予防できる

性病ですが、保菌者と性交渉をしたとしても100%うつるわけではありません。性病にもよりますが、中には30%の確率でしか感染しない、とされているものもあるのです。さらに個人差もあります。 性病の菌が体内に入り込んでしまうか、それとも入り込んでしまわないかに大きく関わっているのが免疫力です。免疫力が高まっている場合には、性病にかかりにくくなります。菌を体内に入り込ませないようにしっかりと働いてくれるからです。 歯周病に関しても、真菌説が有力となっており、細菌説の可能性もあります。要は菌が体内に入り込まなければ歯周病にはならないわけなので、免疫力を高める、ということが極めて重要になってくるわけです。 歯周病は誰にでもリスクがあります。誰にでもリスクが有るのに、なる人もいればならない人もいる、ということなのです。やはり免疫力が高ければ歯周病になりにくく、免疫力が低ければなりやすい、といったことが考えられるわけです。

歯周病を防ぐためにはどうしたら良いのか?

・長時間の歯磨きは避けた方が良い

食後に歯を磨く習慣、というものを否定しているわけではありません。プラークや歯石はできない方が良いに決まっています。食後には必ず歯を磨くようにしましょう。問題は歯磨きをしすぎてしまう、というものです。 硬い歯ブラシを使って長時間ゴシゴシと歯磨きをしていませんか?歯茎から出血をするほど磨いたりしていませんか? 仮に歯茎から出血をするほど磨いてしまうと、その傷口から細菌や真菌は体に入り込んでしまう可能性があるのです。自分から歯周病のリスクを高めるようなことは避けなければなりません。 歯磨きはあくまで優しく行い、目指すところは食べカスを除去する、ということです。食べカスさえ綺麗に取れれば良いので、歯を強く磨かなくても大丈夫です。 ※以前は歯磨きでわざと歯茎から出血させて悪い血を体外に排出する、といった考え方もありました。しかし現状では「出血は歯周病が悪化させる」とされており、その考え方は否定されているのです。

・体温をアップさせる

免疫の働きですが体温と密接な関係性があることでも知られています。風邪をひくと熱が出ますよね。要は熱を出すことによって免疫力をアップさせ、風邪などのウイルスを駆逐しようとしているわけです。 免疫力ですが、体温が1度低下すると30%も低下することが分かっています。逆に考えれば、体温が1度上昇すれば免疫力が30%アップします。 平熱が35度台の人が36度台になっただけでも免疫力がアップしたことになるのです。 ちなみに最も体が健康的な状態になるとされているのが37度前後です。内臓の働きも活性化して、免疫細胞が全身をめぐります。 ではどのような方法で体温をアップさせればよいのでしょうか。 【体温をアップさせる方法】 ・睡眠不足を解消させる ・運動をする ・身体の温まるものを食べる ・毎日入浴をする 特に注目してほしいのが睡眠不足です。実は睡眠が足りていない人ほど体温が低い、ということが分かってきているのです。 睡眠と体温には密接な関係性があります。そもそも体温調整は自律神経によって行われています。自律神経には交感神経や副交感神経が関わっており、睡眠不足の人は交感神経が活性化しています。 交感神経には血管を収縮する作用があり、血流を悪化させてしまうのです。血行が悪くなれば体温も下がってしまいます。だからこそ睡眠不足は体温の降下をもたらしてしまいます。 一方で運動や入浴に関しては血管を拡張させる作用があります。血管を流れる血液の量が多くなるので、体温が自然と高まってくるわけです。 食べ物も体温には一定の役割を果たしています。たとえば香辛料を食べると、身体がポカポカとしてきますよね。他にも発酵食品などを食べると酵素の働きで体が温まるのです。 歯周病を予防したり改善したりするためにも、まずは免疫力を高めましょう。そのためには体温を少しでもアップすることが必要不可欠というわけです。

歯周病になったらどうする?

・検査を受けること

必ず検査を受けて菌をチェックしてください。 顕微鏡検査を受けると口内にどのような菌がいるのかがしっかりと分かるわけです。原因菌が特定されれば、適切な治療を受けられるようになります。 歯科でしっかりと治療を受けた上で免疫力対策をしましょう。二つの対策を併用することで、歯周病に打ち勝てる可能性がぐっと高まります。

・定期的な健診も忘れずに

人知れず歯周病が進行しているケースもあります。治ったと思っても、歯周病は再発してしまうのです。 定期的に検診を受けることで口内の異常にいち早く気づけます。適切な対処を素早く行うためにも、半年に1回程度の間隔で検診を受けましょう。

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水分を摂取するだけ!お手軽な免疫力アップ法

免疫力をアップさせるのは難しい、と思っている方もいるのではありませんか? たとえば生活習慣を変えるといった対策方法もあるわけですが、毎日の習慣に関わることなので、そう簡単には取り入れられないかもしれません。 例えば免疫力を高めるのには運動がおすすめなのですが、そもそも運動をする習慣がない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか? そもそも、運動する時間もない、という方もいるのではありませんか? 今回は免疫力をアップさせる方法として「水を飲む」ということについてお話します。 水を飲むだけで免疫力がアップしたら、そんなに楽なことはありませんよね? 時間だってかかりません。 身体にだって負担がないわけです。 お金もかかってきません。 一方で「水を飲むだけで免疫力がアップするわけがない」と思っている方もいるでしょう。 こちらでは、なぜ水をのむことが免疫力のアップに繋がるのか。 さらにどのように水を摂取すれば免疫力が効率的にアップするのか?ということについて解説します。

水分を摂取することが免疫力を高める理由

・インフルエンザなどのウイルスが活動しにくくなる

なぜ冬になるとインフルエンザが猛威をふるうのでしょうか? 子供などは特にインフルエンザに掛かりやすいので、予防摂取などを受けているケースも珍しくありません。 仕事を休めない芸能人なども、冬になる前にインフルエンザの予防接種を受けるケースが多くなっているのです。 では冬にインフルエンザなどのウイルスが活発化する理由ですが、「寒さ」と「乾燥」があります。 春になるとインフルエンザは収束していきますよね。 暖かくなり、湿気も増えていくからです。 水を摂取する、ということは身体にうるおいをもたらすことになります。 身体の水分量が上昇し、インフルエンザなどの菌の繁殖を抑制させることに繋がります。 要は免疫力がアップした状態になるわけです。 水分をしっかりと摂取することで、血液の水分量も多くなります。 血液の量が結果的に多くなることになるので、循環が良くなるのです。 血液の内部にある不要なものを体外に効率よく押し出してくれるようになります。 菌やウイルスが体内に入り込んだとしても、早急に排出してくれる機能が水にはあるわけです。

・鼻や気管にある線毛を活発化させられるから

鼻や気管には線毛と呼ばれる無数の突起があります。 我々は息を吸う事によって、多数のウイルスや菌を体内に取り込んでしまうのです。 しかし鼻や気管にある線毛のおかげで、菌やウイルスがその場に食い止められます。 そして最終的には粘液とともに体外に排出される、という機能を持っています。 その線毛の動きに水分が大きな役割を晴らしているのです。 線毛が潤っている状態である場合と、線毛が乾いている状態では全く異なった結果になります。 潤っていると線毛の働きは活発化し、菌やウイルスから身体をガードしてくれます。 しかし乾燥していると線毛の働きは弱ってしまうわけです。 菌やウイルスなどの異物を体外に排出できずに次々と体の内部に入り込んでいきます。 線毛の乾燥を抑えるためにも水分はしっかりと摂取しなければなりません。

・血液内部の免疫を全身に巡らせられるから

我々の身体ですが、血液の中に免疫システムを持ったものが含まれています。 白血球と呼ばれるものであり、仮に異物を発見した場合には攻撃を開始し、様々な方法で体外に排出させようとします。 要は血行が良ければよいほど、全身の免疫システムは活性化している、ということになるのです。 冷え性になると、血管が収縮しているような状態です。 血管内部を通る血液量も少なくなります。 さらに毛細血管まで血液が通らなくなってしまうわけです。 水分を摂取することで、血液中の水分量も増します。 血液自体が多くなるので全身の様々な部位の免疫機能が改善することになるわけです。 血行不良で悩んでいる方は、もしかしたら水分不足が原因かもしれません。 水分の摂取量を増やして、免疫力を高めましょう。

・水分を取ることで体温が高くなるから

水を飲むと体が冷える、と思っている方もいるかも知れません。 もちろん冷水を飲めば一時的に身体は冷えるでしょう。 しかし水を取ることによって新陳代謝がアップするのです。 身体が温まりやすくなります。 免疫力ですが低体温の人と高体温の人とでは全く異なります。 高体温の人のほうが免疫力は極めて高いのです。 ですから免疫力を高めたいと思うのであれば、積極的に水分を補給して体温を高めましょう。 ちなみに癌にかかりやすい人とかかりにくい人も体温でわかってきます。 低体温の人のほうが免疫力は弱いので、圧倒的に癌になりやすいことがわかっているのです。 水分を取ると新陳代謝がアップする、ということですが、わかりやすいのが汗でしょう。 水分を摂取しなければ、運動をしてもそれほど汗は出ません。 しかし水分をしっかりと補給していれば汗を大量にかくことになるのです。 そもそも汗をかくという現象にしても、かなりのエネルギーを消費しているのです。 細胞が活発に働いて汗を分泌しています。 お肌に汗があることで体温を下げるわけですが、体の内部は細胞が活性化しているので冷えきるわけではありません。 ちなみに新陳代謝が高まるので、ダイエット中には水分はしっかりと補給しましょう。 「むくむから水分は補給したくない」という方もいますが、かえって水を飲まないとむくむケースもあります。 水を補給しないので、体質的に水を体に蓄えやすくなってしまうわけです。 定期的にしっかりと水分を摂取していれば、むくむようなことはありませんよ。

どのように水分を補給すればよいのか?

・免疫力を高める水分の種類とは?

普通の水がおすすめとなります。 できれば「白湯」をおすすめします。 ジュースやお茶、コーヒーなどで水分補給をしている方も多いかもしれません。 しかし水以外のもので摂取すると、かえって免疫力を引き下げてしまう可能性もあるのです。 例えばカロリーを多く含んだジュースのような飲み物ですが、肥満などのリスクが有るわけです。 さらに血管などに対しても悪影響をもたらしてしまうかもしれません。 長期的に見ると免疫力を引き下げる原因となるので、ジュースなどの甘い飲み物による水分補給は控えましょう。 お茶やコーヒーですが、カロリーもそれほどないので水分補給として優秀な飲み物なのでは、と思っている方もいるかも知れません。 しかしお茶やコーヒーには問題のある成分が含まれているのです。 お茶やコーヒーには「カフェイン」が含まれています。 カフェインには覚醒効果があることでも知られていますが、それだけではありません。 利尿効果もあるのです。 利尿効果とは水分を体外に早く排出する効果のことを指しています。 せっかく摂取した水分もしっかりと身体に利用されることなく、すぐに排出されてしまうわけです。 それでは免疫力を高める前に水分が身体からなくなってしまいます。 そこで免疫力を高める水分としておすすめなのが「白湯」となります。 白湯は普通の水を一度沸騰させて少し冷ましたものを指しています。 水をそのまま飲むのもよいのですが、胃腸を冷やしてしまいます。 免疫力を下げる恐れがあるので、できれば多少の温かさを持った水がおすすめ、となるわけです。

・いつ水分補給をすれば良いのか?

こまめな水分補給をおすすめします。 いつも一定の水分が体にあるような状況を作ることが大事なのです。 【水分補給をするおすすめのタイミング】 ・起床時 ・運動の前後 ・お風呂に入る前後 ・眠る前 体から水分が減りやすい時を見計らって摂取するのがおすすめです。 ちなみに冬は喉の渇きを感じにくい時期でもあります。 のどが渇いていなかったとしても、定期的に一定の水分を摂取するように心がけましょう。

・1日あたりどのくらいの水分を摂取すべきか?

1日あたり1.5リットルから2.0リットル程度が目安です。 水分の摂取ですが、あまりに量が多すぎるのも問題です。 水中毒と行った言葉もあるので、かえって不健康な状態を招きかねません。 多く摂取したとしても3.0リットル程度にとどめましょう。

・硬水と軟水のどちらがおすすめなのか?

軟水がおすすめです。 水にはミネラルの含有量が多いと硬水と呼ばれます。 少ないと軟水と呼ばれます。 硬水はカルシウムやマグネシウムが多いといった特徴がありますが、吸収力が弱い、といった特徴を持っているのです。 軟水はミネラルの含有量は少ないですが、吸収力に優れています。 とにかく水分を身体に吸収させることが大事なので、なるべく軟水を選択しましょう。 ちなみに硬水に関しては便秘の方やダイエットを目指している方におすすめですよ。 吸収力が弱いので、便を柔らかくして排出を促進する機能があるのです。

免疫療法とは|種類と効果・副作用

免疫療法を受けることで、様々な病気に対抗することが出来ます。

しかし免疫療法の中身を詳しく知っているという方はほとんど居ないのではありませんか?

ここでは免疫療法における種類と効果、さらには副作用についてお話します。

特に、医療機関で行われている免疫療法についてメインで取り上げます。

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仮に効果が高かったとしても副作用が強ければ、選択するかしないかの判断は分かれてくると思います。

自分自身で適切な判断をするためにも、まずは免疫療法について詳しく理解する、ということが必要なのです。

そもそも免疫療法とはどんなことを指しているのか?

・免疫の本来のチカラを回復させる治療のこと

免疫には本来体を守るための役割があります。機能が正常化していれば、多くのウイルスに打ち勝てるはずなのです。しかし何らかの原因で免疫力が低下し、その結果として病気や感染症にかかってしまいます。 免疫療法とは、その大事な免疫システムを正常化させることを指しています。 ただし免疫療法には様々なものがあり、中には有効性が確認されていない民間的な療法も混在していることは確かです。 民間療法の中にも、たとえばサプリメントのような特定の栄養素を含んだものを摂取することで実際に免疫力が向上した例はあります。ですから自分にあった体質のものを利用する、ということが大切なのです。 もちろん病気にかかった後であれば、医療機関で行われる適切な免疫療法を受けてください。病気の予防などを考えている場合には、サプリメントなどの身体への影響が少ないタイプの対策がおすすめです。

免疫療法の目指すところとは?

・癌を治癒する ・延命する ・症状の緩和をさせる 免疫療法に関しては、医療機関では主にガンの治療のために実施されます。ガンが生み出されてしまう原因としては、免疫システムの低下があるわけです。そこで免疫システムを正常化させることでがん細胞に対して攻撃を加えようとするのが免疫療法の目的です。 免疫が正常化すれば、身体にとって大きな問題であるがん細胞に対して攻撃を加えます。また新たなガンが発生しにくくなるので、延命できる可能性も出てくるわけです。ガンには痛みなどの症状が出てくるわけですが、免疫システムが正常化すれば全身に転移しにくくなります。症状の緩和も期待できるようになるのです。

免疫療法の種類とは

1. サイトカイン療法 2. BRM療法 3. 免疫抑制阻害療法 上記の三つの免疫療法が現在では確立されています。一つ一つの治療方法について個別にお話しますね。

・サイトカイン療法について

インターフェロン治療といったほうがわかりやすいかもしれません。インターフェロンとは細胞がウイルスに感染してしまった時にウイルスに対抗するために作り出されるタンパクのことを指しています。 ウイルスに対抗できるタンパクが多く出るように差し向けることで、体全体の免疫を活性化させるわけです。 インターフェロンに関しては、C型肝炎ウイルスに感染した時に治療薬として使われているものです。一方で抗がん剤の一つとしても承認受けており、腎癌や脳腫瘍、さらに多発性骨髄腫の治療にも活用されています。 【サイトカイン療法で利用される薬の種類】 ・インターフェロンアルファ・・・腎がんなど ・インターロイキン2・・・腎がんなど ・インターフェロン ガンマ・・・菌状息肉症、セザリー症候群など ・インターフェロン ベータ・・・悪性黒色腫など ・ペグインターフェロン アルファ-2b・・・悪性黒色腫など 「インターフェロン ベータ」と「ペグインターフェロン アルファ-2b」については、基本的に補助役として利用されています。メインの免疫治療として利用されているわけではありません。

・BRM療法とは

身体の免疫反応が強く出るせいや意を利用する治療方法です。キノコの抽出物や細菌といったものを体に対して投与し、免疫システムを活性化させるわけです。その結果、ガンに対して攻撃を加えるようになり治癒へ向かっていく、というものになります。 実はこのBRM療法に関しては、健康食品(サプリメント)も大きく関わっています。サプリメント系のもので免疫力をアップさせる、という鋳物が大きく分けるとBRM療法に分類されるわけです。 BRM療法に関しては1980年代まではメインの治療方法として採用されていました。動物実験では実際に大きな成果を上げてきたのです。しかし人間にはそれほど効果を発揮しない例もあり、現在では他の薬剤との併用で利用されることが多いです。 BRM療法で利用されるキノコの抽出物や細菌ですが、じつは体内で何をしているか実態は分かっていません。ですから効果が歩かないかは個人差がかなり多い治療方法ということになります。 【BRM療法で利用される薬の種類】 ・免疫賦活剤(BCGやピシバニールなど)・・・膀胱がん

・免疫抑制阻害療法とは

免疫システムはがん細胞によって弱められている、という可能性もあります。がん細胞は生き残るために、免疫システムから逃れられるように免疫細胞の一つであるT細胞に対してブレーキをかけるのです。 そのブレーキを解除する治療方法が免疫抑制阻害療法と呼んでいます。 現在医療機関で実施される免疫治療に関しては、基本的に免疫抑制阻害療法を指しています。メインとして実施しているわけです。 免疫システムがブレーキを掛けられてしまうということですが、実は免疫の備わっている機能の一つでもあります。免疫システムが強く働きすぎると自己免疫疾患などが発生しますし、アレルギーも発生してしまいます。要は病気になってしまうわけです。そうならないように免疫しいステムにはブレーキをかける機能も備わっています。それをがん細胞に悪用されてしまうのです。 がん細胞が免疫細胞のT細胞の表面にある免疫のチェックポイントに対して「免疫の働きを抑えろ」と命令してしまいます。その結果、ガンが生き残りやすくなってしまうわけです。 免疫抑制阻害療法はがん細胞がT細胞に対して誤ったシグナルを送れないようにします。誤った信号が送られなくなった免疫細胞は正常な機能を取り戻し、がん細胞に対して攻撃を再開するわけです。 【免疫抑制阻害療法で利用される薬の種類】 ・PD-1阻害剤(ニボルマブ)・・・、腎細胞がん、ホジキンリンパ腫、悪性黒色腫、非小細胞肺がんなど ・CTLA-4阻害剤(イピリムマブ)・・・悪性黒色腫など

・最も効果の高い治療方法とは?

個人差があることは確かですが、「免疫抑制阻害療法」がすべての免疫療法の基準となります。他の治療方法に関しては免疫抑制阻害療法の補助として実施されるものなのです。 免疫抑制阻害療法以外の二つは、基本的に体内の免疫を強める作用があるものです。免疫を強める前に、まずはがん細胞がかけたブレーキを解除しなければ始まりません。ブレーキを解除した上で、免疫を強めるのが現状ではベストとされています。

・どのくらいでガンに対する効果が現れるのか?

免疫システムが向上するまでには治療開始から数日間程度かかることがわかります。 ガンが小さくなるなどの具体的な効果が出るまでには数ヶ月間かかるとされています。効果の持続性に関してもある程度認められ始めており、免疫療法を終了してからも治療効果可持続するケースが散見され始めています。 免疫療法は日々進化しているわけです。

 

免疫療法には副作用があるのか?

・副作用はある!

安心してほしいのが、従来のガンに用いられてきた「化学療法」よりも副作用は少ない、とされている部分です。免疫療法はより健康的な治療方法なのです。 注意してほしいのが免疫療法の副作用はいつ現れるか予測しづらい、というものです。一般的な治療は行ってから比較的早い段階で作用が現れます。ですからどの治療の副作用であるかが判別しやすいのです。 免疫療法に関しては、治療中ではなく投与が終了してから数週間後や数ヶ月後に副作用が発生した事例もあります。身体のかなり内部の部分に影響を与える治療方法なので、効果が現れるのにも時間がかかれば、副作用が出るのにも時間がかかるわけです。

・副作用の種類とは?

・食欲不振 ・発熱 ・疲労 ・胃腸障害 ・腎障害皮膚障害 ・肺障害 ・神経筋障害 ・内分泌障害 ・眼障害など 免疫療法の副作用に関しては多岐にわたり、その実態はつかみにくくなっています。 ただしサプリメントなどを利用した免疫療法に関しての副作用はほとんど心配ありません。副作用が強く出やすいのは免疫抑制阻害療法です。サプリが属するBRM療法では、重篤な副作用は発生しません。

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免疫力の低下がカンジダ膣炎を引き起こす

免疫力の低下は病気を引き起こす、ということは多くの方が知っています。

問題はどのような病気を引き起こす可能性があるのか?という部分です。

今回は免疫力の低下と「カンジタ膣炎」の関係性に迫ります。

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カンジタ膣炎は性病という印象が強いかもしれません。

確かに性病の一つといった捉え方もあるのですが、必ずしも性交渉が原因で引き起こされるものではありません。

性病が原因であれば防ぎようはありますが、もっと深い部分に問題が起こることによって発症するケースが多いのです。

カンジタ膣炎になってしまった経験がある方や婦人系の病気にかかった経験がある、という方は要チェックです。

そもそもカンジタ膣炎とは何なのか?

・真菌が大量繁殖することによって起こる病気である

カンジタ膣炎の原因となる金は特定されています。「Candida albicans(カンジダ・アルビカンス)」と呼ばれる真菌です。歯周病のときにも話しましたが、真菌というものは一般的な最近とは異なり、非常に強いものです。そう簡単に退治できるものではありません。時間をかけて治療を受けなければならないのです。 しかしその問題の真菌である「Candida albicans(カンジダ・アルビカンス)」が体内に入るからカンジタ膣炎になるわけではありません。実は何らかの原因で異常に増えすぎてしまうのが大きな問題となっているのです。 女性の膣の中には様々な菌が居ます。その一つの菌が「Candida albicans(カンジダ・アルビカンス)」です。他にも乳酸菌などがいるので、カンジダの菌もその他大勢の一つにすぎません。身体の調節機能によってバランスが保たれているのです。 しかしバランスが崩れてしまうと、カンジタの菌が大量繁殖してしまうのです。その結果、カンジタ膣炎が発症してしまうわけです。

・カンジタ膣炎にはどのような症状があるのか?

・おりものの形状がおかしくなる ・局部にかゆみを生じる ・おりものから嫌な臭いがする カンジタ膣炎の症状として最初に現れやすいとされるのが、局部のかゆみです。しかしかゆみ程度であれば、何の問題もないと放置してしまう方が多いのも事実です。 その次に現れやすい症状としておりものが変な形をしている、というものです。ある人の表現を借りれば「カッテージチーズ」のようなカタチをしたおりものが出てきてしまいます。そこで異常を感じて医療機関に駆け込む、という女性が多いわけです。 ※おりものがいつもと違った臭いがしてしまうこともあるので、そこで異変に気づいて婦人科へかかる方も居ます。

・カンジタ膣炎は重い病気ではない

「カンジタ膣炎になると不妊の原因になってしまうのではないか?」と心配する方も居ます、しかしカンジタ膣炎自体は悪性度が低い病気とされており、不妊に直結してしまうことはありません。 そもそも妊娠中にカンジタ膣炎になる方もいるのですが、無事に出産できるケースが多いのです。 だからといって放置できるものではありません。かなり強い痒みがあるので、生活にも一定の影響を与えてしまいます。しっかりと治療を受けて治さなければなりません。

免疫はカンジタ膣炎の原因となる!

・抵抗力が弱くなることによってカンジタ膣炎は発症する

前述したように、膣の中には様々な菌がおり普段はバランスが取れています。カンジダの原因となる菌が居たとしても問題はないわけです。 菌のバランスが崩れることが原因となるわけですが、そのバランスが崩れるということに関わっているのが免疫です。免疫力が低下をしてしまうと、身体の抵抗力が落ちてしまうのです。そうなると膣内の菌のバランスが悪くなってしまいます。 体に対して悪さをする菌が野放しになってしまい、どんどんと繁殖を重ねてカンジタ膣炎を引き起こしてしまいます。

・抵抗力が弱くなる原因とは?

本当にちょっとしたことで抵抗力は弱まってしまいます。普段どおりの生活をしていないだけでも抵抗力は落ちてしまうので、十分に注意しましょう。 【抵抗力が弱くなる原因例】 ・ストレスの高まり ・寝不足 ・疲れ 無理をして徹夜を重ねてしまった、仕事が忙しくて疲れが溜まっている、といったことが原因で抵抗力が弱まってしまうわけです。 要は、カンジタ膣炎は女性であれば誰でもかかる可能性がある病気です。性病と思われがちな病気でもありますが、決してそうではありません。極論を言ってしまえば、処女の女性であったとしてもカンジタ膣炎に掛かる可能性はあるわけです。

カンジタ膣炎の治療方法とは?

・自然治癒することもある

あくまで軽いカンジダ膣炎のケースですが、時間が経てば症状が落ち着くことがあります。膣の中には自浄作用というものがあります。弱い菌であれば、善玉菌が退治してくれるのです。 そもそも膣内は酸性であり、雑菌などはその酸で駆逐できる機能を持っているのです。 しかし織物が大量に出てしまったり強いかゆみがあったりした場合には、それは軽度のものではありません。必ず医療機関で適切な治療を受けるべきです。

・病院での治療について

まずは膣内を洗浄します。膣内の衛生状態を取り戻す、ということを行うわけです。もちろんそれ絵だけでは適切な治療とはいえません。いっときは膣内から感じたの菌が居なくなるかもしれませんが、また増えてしまうかもしれないわけです。 洗浄後には二つのタイプ位の治療方法に分かれます。 ・膣内に抗真菌薬を直接入れる ・内服薬の抗真菌薬を利用する カンジダ真菌を抑える抗真菌薬を利用することは一緒なのですが、膣内に直接入れるタイプと飲むタイプに分かれているのです。 膣内に直接入れるものは、1度入れると1週間効果が持続するタイプのものと、毎日1個ずつ入れるタイプのものがあります。 基本的には1週間に渡って効果が持続するタイプを利用することになります。 一方で何度も再発してしまうケースや重度の症状が出ている場合には、毎日入れるタイプを利用することになります。毎日利用するタイプの方がより効果が強いのです。 内服薬に関しては、抗真菌薬を飲むことによって体の内部からカンジダ真菌を退治します。膣内に薬を入れるということに抵抗がある方は内服薬を利用しましょう。また性行為をまだしたことがない、という方も膣内に薬を入れるのには抵抗があるでしょう。そういった方も実際に内服薬を利用しています。 内服薬治療に関しては、抗真菌薬を3錠服用します。その3錠を服用するだけで基本的に治療は終了します。 かゆみに対処する治療も医療機関では受けられます。外陰部に強いかゆみがある場合には、抗真菌薬の塗り薬を利用することになります。1日あたり2回程度塗っていくことで徐々にかゆみが収まってくるはずです。

・ドラッグストアでも治療薬が購入できる

あくまで再発性のカンジダ膣炎の場合のみです。症状が強い場合や恥k馬手のケース位は必ず医療機関で治療を受けてください。 再発性のカンジタに関しては、内服薬系のカンジダ治療薬をドラッグストアで購入して治療する方法もあります。医療機関へかかる時間がない、という方はおすすめです。

カンジダ膣炎を予防するために必要なこととは?

・免疫力をアップさせる

抵抗力がダウンすることでカンジダ真菌が増えすぎいてしまうのがカンジダ膣炎の原因です。ですから抵抗力を高めれば、予防できるわけです。 抵抗力を高めるということはすなわち免疫力を高める、ということになります。 ストレスを溜め込まないように、睡眠時間を確保しましょう。ストレスは寝ている時に解消される、といった特徴があるのです。睡眠時間が少なすぎると免疫力がダウンして様々なん病気を招いてしまいます。 血行を促進することも大事です。血液の中には免疫細胞がいるので、血行が良くなれば全身が健康になるのです。もちろん下半身の健康状態も維持されやすくなります。 血行を促進させるためには体を冷やさないことです。定期的に運動をして体温を高めましょう。

・糖尿病対策を実施する

糖尿病とカンジタ膣炎の関係も指摘されています。実態に糖尿病の患者はカンジダ膣炎になりやすい、といった事が言われているのです。 そもそも血糖値が高くなると雑菌が繁殖しやすくなります。甘いものご飯やパンなどの炭水化物のとりすぎにも注意してくださいね。

・下半身を衛生的な状態にする

・ナプキンやタンポンを定期的に交換する ・おりものシートを極力避ける ・厚手のデニムやガードルなどの通気性の悪いものは利用しない ・綿100%などの通気性の良い下着を利用する カンジダ膣炎は感じた菌によって引き起こされるので、下半身が清潔な状態であればそもそも菌の大量繁殖は起こりにくいわけです。 菌は湿気のある場所を好む傾向があります。ですからなるべく厚手のデニムなどを履かないでください。通気性の悪い下着も避けましょう。通気性がよく、下半身が蒸れないような状態にすることが肝心なのです。 ナプキンやタンポン対策もお忘れなく。

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花粉症に効果的な舌下免疫療法とは?

免疫力をアップさせたり、免疫力を正常化させたりする目的で実施される治療のことを免疫療法と呼んでいます。

その免疫療法の一つに「舌下免疫療法」と呼ばれるものがあります。

これは、花粉症に対して効果を持つものとして知られているのですが、そもそも「舌下免疫療法」とはどういったものなのでしょうか?

本当に花粉症に対して高い効果が得られるのでしょうか?

また、副作用についても徹底調査してみました。

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花粉症を根本的に解決したい!と思っている方は必見です。

舌下免疫療法とはどんなものなのか?

・舌の粘膜から花粉のエキスを浸透させる

舌下免疫療法ですが、注射を利用せずに粘膜から花粉を浸透させる血リュオ方法のことを指しています。 花粉のエキスが下の上に置かれることになるのですが、小さく切ったパンを利用することになります。そのパンのおかけらに花粉のエキスを数滴染み込ませた上で、舌に置きます。 舌の上に2分間ほど放置し終了します。 「なぜ舌を使うのか?」と思う方もいるかもしれません。実は舌に近い部位にアレルギーの反応と密接に関わっているリンパ節があるのです。そのリンパ節にエキスが到達しやすいので、舌が選ばれているわけです。 エキスの濃度に関しては、最初はそれほど強いものではありません。最初は薄いエキスが利用され、徐々に高めていくのです。身体に花粉をなれさせる、ということになります。

・どの程度の感覚で治療を受けることになるのか?

最初は1日1回からスタートします。かなり高頻度に感じてしまうかもしれませんが、アレルギーに対応する、ということは簡単なものではないわけです。 1日位1階からスタートしていき、少しずつ感覚をあけていきます。2日に1回にしたり3日に1回にしたり、といった感覚です。 最終的には2週間に1回の投与となります。 花粉のエキスを下の上に投与し続ける期間は約2年間です。要は2年間を一区切りとする治療方法というわけなのです。 ※1日1回の舌下免疫療法は8週間程度続けます。その後に徐々に感覚をあけていくわけです。医療機関によっては4年間から5年間継続して治療を続けるケースもあります。

・即効性はない

免疫がおかしくなっているのが花粉症なので、そう簡単になおいるものではありません。少しずつ免疫を正常化させていくことが必要になってくるわけです。 焦ることなく継続的に治療を受け続けてください。

・通院しなければならないのか?

毎日通院しなければならないわけではありません。基本的には1ヶ月に1回程度の通院となります。経過を見るための通院なのです。 そもそも舌下免疫療法は病院でなければ行えないものではありません。自宅でも十分に対応できます。 日頃の対処は自宅にて自身で行い、確認とエキスをもらいに病院へ行く、といった感覚になるわけです。

・舌下免疫療法に使われるエキスとはどんなものなのか?

スギ花粉から抽出したエキスとなっています。 スギ花粉から抽出したアレルゲンがたくさん含まれた花粉エキスなので、花粉症の方は身体に大きな負担を最初は感じます。しかしそれを我慢していかなければ花粉症は治せないのです。

舌下免疫療法の効果とは?

・70%前後の人に何かしらの効果あり

治癒、いわゆる花粉症がほぼ完治した人の割合は20%から30%程度となっています。舌下免疫療法を受けることで、もう花粉症に悩まされなくて済む、という人が一定数いるわけです。 完治はしなかったものの症状がかなり落ち着き、花粉症の薬がほとんど不要になったという方の割合は30%以上とされています。合わせて70%前後の人に何からの効果が認められているわけです。

・花粉症の根治がのぞめる治療方法

現状で多くの人が利用している花粉症の薬は、症状を緩和させるものです。症状は緩和したとしても、今後も花粉症に関する悩みは続いていくことになります。 一方で舌下免疫療法に関しては、花粉症の根治がのぞめるのです。もう二度と花粉症に悩まなくて良い、という可能性を秘めています。 20%から30%の根治率を高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、行ってみる価値のある治療法、といってもよいのではありませんか。

・花粉症のどのような症状に効果が期待できるのか?

花粉症における様々な症状に対して効果が期待できます。たとえば鼻づまりであるとか、鼻水である、というものにも効果を発揮してくれます。鼻だけではなく目にも効果が期待できます。涙や目のかゆみ、というものにも対応してくれるわけです。

・注射療法に比べると少し効果は劣る

スギ花粉を直接注射によって身体に投与する治療方法もあります。その効果は、約80%とされており、かなり注目されています。しかし体に対する負担が大きいので、効果については少し劣ってしまいますが舌下免疫療法のほうが選択されるケースが多いわけです。

舌下免疫療法の安全性とは

・注射による治療よりも安全性は高い

安全性(副作用)についてはそれほど心配されていません。しかしアレルギーのある物質を体内に入れることにはなるので、一定のアレルギー症状が出てしまうことになります。 もちろん、いきなり高濃度の花粉のエキスを体内に入れるわけではありません。まずは少量のエキスを舌下に投与し、少しずつ容量をアップさせていくのです。経過を見ながら増やしていくことになるので、基本的には容態が急変するようなことは考えにくいです。

・年齢制限をかけている医療機関もある

舌下免疫療法は治験をおこなっているのですが、65歳までの方に実施しているのです。ですからクリニックによっては「舌下免疫療法を受けられるのは65歳まで」、としているケースも出てきています。 高齢者の方に関しては効果が少し弱まる傾向があることも分かっているので、実際に65歳以上の方は医療機関と相談した上で舌下免疫療法を受けるかを決めましょう。

・舌下免疫療法を途中でやめた場合はどうなるのか?

一定の効果は維持される可能性がありますが、元に戻ってしまうかもしれません。できれば、一度舌下免疫療法を開始したら最後まで継続しましょう。 仮に一度中断してしまった場合にもう一度治療を再開するようなケースですが、また最初からとなります。以前の治療を引き続き継続する、ということはできません。まずは低用量の花粉エキスを利用して、徐々に増やしていくことから再び始めるわけです。 途中で治療をストップするとそれだけ治療が終わるまでに長く時間がかかってしまうことになるので、2年から5年程度の治療を継続して受ける、といった覚悟も必要になってきます。

舌下免疫療法の費用とは

・1回あたりの費用・・・約600円 ・1回あたりの薬局にかかる費用・・・約1,400円程度 ・月にかかる費用・・・約2,000円 ・1年間にかかる費用・・・約24,000円 舌下免疫療法に関しては保険適用がされるので3割負担となります。ですから、上記のような低価格で治療が受けられるのです。 上記した金額はあくまで目安のものです。クリニックに通う回数に関しては個人差があるので、費用に関しては若干のズレが出てくるので気になった方は前もって医療機関に問いあわせましょう。 ※クリニックによっては、1ヶ月あたりの費用が3,000円から4,000円程度に設定されているケースもあります。 治療前には採血検査も実施されます。採血検査に関しては、5,000円程度が必要になってきます。採血検査は身体の健康状態などを調べるためにも必須とされているものです。 ※中には自由診療(保険適用外)で舌下免疫療法を実施しているクリニックもあります。そのようなクリニックで治療を受ける場合には、1年間の費用は50,000円から60,000円程度が相場となります。

花粉症を効率的に治す|舌下免疫療法と併用すべきこととは

・日常生活で免疫を正常化させる

免疫のバランスが崩れると、アレルギーなどが発症しやすくなるわけです。ですから免疫が正常な状態を保ち続けられるようにするためにも、日常生活から対策を立てなければなりません。 たとえば運動をする、ということもおすすめです。免疫は体温が下がると弱ってしまいます。運動をすることで血行を良くして、免疫力を正常化させるわけです。血行が良くなり免疫細胞が元気になれば、より舌下免疫療法の効果も高まると考えられます。 サプリメントで体に良い成分を集中的に摂取する、という方法もおすすめです。偏食気味の方は、どうしても栄養素が偏りがちです。身体が栄養不足になってしまえば、免疫システムも当然影響を受けてしまうのです。 ビタミンやミネラルなど、身体にとって大切な成分をサプリメントなどで補給する、ということも考えておきましょう。

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簡単?難しい?タバコとの付き合い方で免疫力がアップ

タバコは百害あって一利なし、と言われています。 それは事実であり、タバコは様々な厄害を体にもたらします。 タバコを吸っている人と吸っていない人とでは免疫力も大きく異なってくるのです。 タバコを吸う事で免疫力が下がることは周知の事実です。 こちらではなぜ煙草を吸うと免疫力が下がるのか?ということについて徹底解説します。 さらに喫煙者が免疫力をアップするためにはどうしたら良いのか?ということについてもお伝えします。 タバコをよく吸う方で、最近風邪を引きやすいなどの体調不良を感じている方は必見です。

知らなかった?タバコは一時的に免疫力をアップさせることもある

・煙草を吸う事で白血球が増加する

たばこを吸うと肺に有毒な煙が吸い込まれることになります。 肺の粘膜に異物が付着することになるので、免疫細胞の一つである白血球が増加する、といった特徴を持っています。 白血球が血液中に増加することで、身体の免疫力はアップします。 免疫力が高まるということで、タバコは体に良いものではないのか?と思ってしまう方もいるかも知れません。 ここで気づいてほしいのは、煙草によって免疫力が高まるということは、異物を取り込んだ結果なのです。 通常の生活をしていれば取り込まなくても良い、体に悪い物質をわざわざ摂取して一時的に免疫力を高めたとしても何の意味もありません。 身体を危険に晒し続けているだけです。 確かに年に1回くらいタバコを吸っただけでは身体に大きな悪影響はないかもしれません。 しかしタバコは毎日複数回に渡って吸うものでもあります。 喫煙期間が長ければ長いほど、大量の異物が入ってくることになるのです。 免疫力が多少高まったとしてもすぐに元通りになってしまいます。 そもそも身体に異物が入ってくることに免疫がなれてしまうかもしれません。 タバコで免疫力がアップするとは言っても、マイナス面のほうが大きいわけです。

タバコが免疫力をダウンさせる理由とは?

①唾液の量が減るから ②血行が阻害され免疫が全身に行き渡らなくいなるから ③栄養不足により体の機能が衰えてしまうから ④抗酸化物質のビタミンCが消費されてしまうから

・煙草によって唾液の分泌量が減ってしまう

煙草を吸う事で唾液の量が減ってしまうのです。 唾液は多くの方が知っているとは思いますが、殺菌作用があるものです。 口内環境を整えるためにも必須の物質となっているわけですが、その唾液が煙草によって減ってしまいます。 そもそも菌やウイルスの大量繁殖する原因として「乾燥」というものがあります。 なぜインフルエンザは冬に蔓延するのでしょうか? 冬は寒くて乾燥しているからです。 唾液の分泌量が少なくなれば、口内にも大量の菌が繁殖するようになります。 その結果、体が病気などにかかってしまうリスクが高まってしまうわけです。 もう一つ唾液量の分泌が大きな影響を与えるものとして線毛があります。 線毛は鼻の中や気管などにある器官を指しており、その線毛が活性化することで菌やウイルスを体外に排出できるのです。 菌やウイルスを体内に入れないガードマンのような存在です。 しかしその線毛は水分がなければ機能しません。 乾燥していると役割を果たしてくれないのです。 だからこそ、煙草によって唾液の分泌量が下がってしまうようなことがあれば免疫機能が果たせずに様々な病気にかかりやすくなってしまいます。 ※口内の唾液量の低下は口臭から判断することも可能です。唾液が少なくなると口内に菌が大量繁殖するので、きつい臭いが発生するのです。

・血行が阻害されるので、全身に免疫機能が行き渡らなくなる

タバコは何を摂取するために吸うものでしょうか? ニコチンを摂取するために吸いますよね。 実はそのニコチンが非常に厄介な存在なのです。 ニコチンは中毒性のある物質としても知られているわけですが、実は血管を収縮する、という機能を持っています。 ですから煙草を吸うと血行が悪くなってしまう訳です。 血行は免疫と大きく関わっています。 ①血行が悪くなると全身に白血球が送られにくくなり免疫力が低下する ②血行が悪くなることで体温が低くなり免疫力が低下する まずは白血球ですが、血液中に存在し全身を巡ることで体の様々なところで大活躍してくれます。 菌やウイルスなどをやっつけてくれるのです。 しかしニコチンによって血行が悪くなると、身体の末端まで送られる白血球の数が少なくなります。 その結果、菌やウイスルの活動を見逃すことになり、身体を蝕まれてしまうわけです。 体温と免疫力も大きく関わっています。 血行は体温とも密接に結びついており、低体温の方は基本的に血行障害が起こっているのです。 体温と免疫力は比例します。免疫力をアップしたいのであれば、血行を良くして体を暖めなければなりません。 体温が1度違うだけで白血球の働きが30%も違ってくるのです。 さらにがん細胞は体温が35度になると最も増殖することもわかっています。 体温が低いということには良いことは一つもないのです。 煙草によって低体温がもたらされることが免疫に大きな悪影響を与えてしまうわけです。

・タバコを吸うと全身に効率的に栄養が送られなくなる

タバコを吸うと一酸化炭素が煙とともに吸い込まれることになります。 一酸化炭素は血液の酸欠状態を引き起こすものなのです。 一酸化炭素は赤血球の中にあるヘモグロビンと結合します。 ヘモグロビンは酸素と結合するはずなのですが、一酸化炭素と結合してしまうことで酸素とは結合しなくなります。 その結果、全身の各部位が酸欠状態に至ってしまうわけです。 酸欠状態になると、栄養が送られにくくなります。 栄養が送られにくくなれば、全身の様々な器官や細胞が機能しにくくなります。 身体としての機能を停止しているような状態をもたらしてしまうわけです。 さらに老廃物の回収もされにくくなるので、体内に老廃物がとどまった状態になってしまいます。 タバコが免疫力をダウンさせる原因の一つに、「酸欠」があるわけです

・免疫力を高める物質のビタミンCをタバコが消費してしまう

ビタミンCは健康に役立っているだけではなく、お肌の機能を向上させるなどの美容効果があることでも知られています。 非常に優秀なビタミンのひとつなのです。 そのビタミンCですが、煙草を吸う事によって消費されてしまうことがわかっています。 タバコは有害物質を含んでいるわけですが、体内ではその有害物質を代謝して無害化しなければなりません。 そのための酵素を体内で生成する必要があります。 実はその酵素は有害物質とビタミンCの区別がつかないのです。 結果として酵素が有害物質と間違えてビタミンCも排除してしまうことになり、ビタミンCが足りなくなってしまいます。 ちなみに喫煙者は非喫煙者よりもビタミンCを2倍は摂取しなければならない、とされています。 それだけの量を食事から摂取するのは難しいかもしれません。 サプリメントなどで代用している喫煙者の方も少なくないのです。

煙草による免疫力のダウンの対応方法

・禁煙すること

非常にシンプルな解決方法となっています。 タバコを止めれば体の免疫力は回復します。 しかしニコチンは中毒性のある物質です。 やめるのは簡単ではありません。 実際に禁煙を何度も失敗している、という方もいるほどです。 近年では医療機関に禁煙外来も出来ました。 徐々に体内にとりこむニコチンの摂取量を減らしていき、自然に禁煙を達成していく方法です。 喫煙者で最近病気にかかりやすくなったと感じている方は、医療の力を借りつつ禁煙の達成を目指しましょう。

・受動喫煙対策も実施すること

タバコの悪いところは、喫煙者だけの免疫力を下げるわけではない、ということです。 周囲の方にも悪影響をもたらしてしまうのです。 いわゆる受動喫煙の問題があります。 飲食店などでも喫煙所からはなるべく遠いところに座るような対策がおすすめとなっています。 また完全禁煙の店舗を利用する、ということもおすすめです。 受動喫煙のほうが有害物質を吸い込みやすい、との研究結果もあるほどなので注意しましょう。

・杜仲茶の葉を利用したタバコの代用品を利用する

禁煙草といったものが存在しています。 タバコの代用品となっており、タバコと同じように火を付けて吸い込むものとなっています。 大きな特徴はニコチンを含んでいない、という部分です。 煙草を吸う行為だけが同じなので、体に対して大きなマイナスをもたらすものではありません。 タバコのようなものを吸い込みながらタバコを辞められるわけです。

日常的な下痢や便秘も免疫力低下のサイン

夏など暑い季節になると腸の調子も悪くなってしまいますよね。

夏バテの影響で下痢が続いている、という方も多いのではありませんか?

そんな下痢や便秘といった腸の不調ですが、実は免疫力の低下とか変わっている可能性が極めて高いのです。

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ここでは日常的な便秘や下痢と免疫の関係性を明らかにします。

さらに免疫力の低下からくる胃腸の不調にはどういった対処が適切なのか?ということも明らかにします。

下痢や便秘を繰り返している、という方は必見です。

便秘や下痢と免疫力の関係性

・腸内細菌と免疫力には濃密な関係性がある

免疫細胞は腸内細菌によって作られています。要は腸内細菌が元気でなければ、健康的な免疫細胞は作られなくなります。免疫細胞の数さえも左右してしまうかもしれません。 逆に言えば、免疫力がダウンしているときは腸内細菌も弱っている、ということになります。善玉菌が悪玉菌によって不利な状況になっている、ということも十分に考えられるわけです。

・下痢や便秘と免疫システム

下痢や下痢には免疫システムが深く関わっています。腸内環境がよく、免疫機能が正常に動いていれば腸内の水分吸収が適度に実施されるわけです。 一方で免疫力が低下してしまっていると、水分の吸収がうまく行われません。 ・腸に水分が吸収され過ぎてしまう・・・便に水分が少なくなり、便秘になってしまう ・腸が水分を吸収しにくくなる・・・便に水が多くなり、下痢になってしまう 腸の免疫システムは便に対して強い影響力を持っているのです。もしもあなたが便秘になりがちであれば、腸が免疫の影響によって水分を吸収しすぎているのかもしれません。もしあなたが下痢になっている場合には、腸が免疫の影響によって水分をほとんど吸収していないのかもしれません。

・免疫力が低下するとウイルスによって下痢が引き起こされやすくなる

わかりやすいのが食中毒でしょう。様々な病原菌が胃腸に入り込んでしまい、その結果として嘔吐や下痢を発生させてしまうのです。 病原菌ですが、体内に入ってきたからと行って必ずしも悪影響をおよぼすわけではありません。病原菌が入ってきたとしても、免疫力がしっかりとしていればある程度は対処できるのです。仮に食中毒になったとしても軽度で済むかもしれません。一方で免疫力が低下していれば、下痢や嘔吐が長期間続いてしまうこともあるのです。命の危険性もあります。 非常に危険なO-157ですが、亡くなる方や重症化する方は幼い子供や高齢の方です。要は免疫力がないからこそ、それらの病原菌の作用が強く出てしまうわけです。

・下痢が続くと癌になってしまう可能性も

下痢が続くという方は注意しなければなりません。下痢が続くということは前述したように、腸内細菌のバランスが悪くなっているのです。さらに免疫力も低減している、ということになります。 腸が大きな負担を受け続けることにもなります。負担を受け続けた腸は、日常的に刺激を受け続けているようなものです。継続的に下痢が発生しているということはリスクに晒され続けているということになり、その結果として腸内にガンが発生してしまうのです。 腸は消化器官の一部となっていますが、口から肛門の間を指しているものでもあります。その長さは6メートルから10メートルもあるとされています。生命を維持するためには必要不可欠な器官ですが、それだけ範囲が広いのでどこかにほころびが出てきてしまうかもしれません。 ガンの発生をなんとか抑えるためにも、腸内細菌のバランスを整え免疫細胞を活性化しなければならないのです。

腸内の環境を整え健康的になるための方法

・ストレス対策を実施しよう

腸は脳と密接な関係性があります。 緊張をするとどういったことが起こるでしょうか?お腹が痛くなってきたり、下痢に経ってしまったり、という方もいるのではありませんか?中には緊張をするとガスがたまりやすくなる、という方もいるのです。 脳が緊張した状態が続かないように、自律神経を整える、ということがまずは重要になってきます。規則正しい生活を行ってください。毎日決まった時間に寝る、ということから始めても良いです。 ストレスに関しては、睡眠時間が大きく関わってきます。1日あたりの推奨の睡眠時間は7時間とされており、それよりも短い睡眠しか取っていない方は要注意ですよ。 「週末に寝だめをすればOK何じゃないの?」と思っている方もいるかもしれません。確かに、平日はあまり寝ていなくても週末に1日あたり10時間程度寝ているのであれば睡眠時間としては足りてくるかもしれません。しかしストレスというものはその時に発生しているものです。そして、その時に悪さをしています。 確かに総合的に見れば睡眠時間は足りているようにみえるかもしれません。だからといって寝だめをしても平日に受けたストレスの影響は、いずれは出てきてしまうわけです 1日あたり7時間の睡眠を目安に生活して腸内の環境を整えましょう。

・乳酸菌などの善玉菌に良い結果をもたらす成分を摂る

善玉菌が喜ぶ成分を摂取するのがおすすめです。 たとえば善玉菌のビフィズス菌はオリゴ糖や乳糖などの消化がしにくいような糖類を好んで食べて分解していることが分かっています。分解した結果、乳酸や酢酸を作っています。 そこで善玉菌を助けるために、オリゴ糖や乳糖、さらには乳酸や酢酸と行った成分を摂取するわけです。 腸に良いとされる成分として「食物繊維」をイメージする方も多いでしょう。食物繊維に関しては善玉菌の餌になる、といった印象が強いのではありませんか?しかし真実は異なっています。 食物繊維に関しては腸内で塊になります。その塊が腸壁を物理的に刺激するのです。刺激を受けた腸は蠕動運動を起こすようになり、便が早く出るようになります。腸が活発に動くことによって便が押し出される感覚ですね。 実は便が早く体外に排出される、ということは良いことなのです。腸内に便が長時間いることになると、ウェルシュ菌などの悪玉菌が増殖してしまいます。腸内環境が悪化して免疫力も低下してしまいます。 食物繊維によって便が早く排出されるようになれば、悪玉菌の増殖が抑制されます。善玉菌が増えることになり、結果として腸内環境が良くなるわけです。 便秘に悩んでいる、という方は食物繊維を積極的に摂取しましょう。 食べ物としてヨーグルトが腸に良い働きをしてくれることは有名です。ヨーグルトは発酵食品であり、良い菌を大量に含んでいるので腸内の菌のバランスを整えてくれるのです。 ヨーグルトですが、1日あたり200g程度の摂取がおすすめとされています。朝食でも昼食でも夕食でもおやつでも構いません。ヨーグルトを毎日食べてみる、ということも行ってみましょう。 【食べ物で摂取しなければならないのか?】 サプリメントでも構いません。 サプリメントの中にも、腸内環境を整えてくれるようなものはたくさんあります。 ひとつだけ注意してほしいのが、なるべく毎日摂取し続ける、というものです。1回摂取したからと行って、1週間も2週間も腸の調子が良くなるとは限りません。毎日摂取することで、腸内細菌のバランスも整っていくわけです サプリメントには、カプセルタイプや顆粒タイプ、そしてドリンクタイプなどもあります。自分にとって摂取しやすいものを選んでください。

・食後に運動したほうが腸内環境は良くなるって本当?

都市伝説のように思っている方もいるかもしれませんが、実は事実です。 もちろんここでいう運動とは激しいものではありません。ウォーキングなど、それほど身体に負荷をかけないものです。 具体的には、便秘気味の方におすすめの対策方法です。 食後に体を動かすと、刺激を受けた腸が蠕動運動を起こしやすくなるのです。食べたものが、どんどんと腸の下部に押し出されやすくなり、便秘が解消します。 便秘に悩んでいるという方は、食後に試しに10分から20分のウォーキングをしてみませんか。

・暴飲暴食を避けること

暴飲暴食を繰り返している方は、胃腸に問題が発生しやすいのです。 食べる量が多かったりお酒を大量に飲んでしまったりする方は、胃腸がずっと働き続けているような感覚です。休みをもらえないので、どんどんと疲れてしまい、結果的にはあまり機能しなくなってしまうことも考えられます。 最近注目されている健康法として、「プチ断食」というものがあります。1日から3日間程度水だけで過ごして食事をしません。そうすると体の調子が良くなる、と言うものなのです。 プチ断食を行うことで、内臓を休めることができます。もちろんダイエット目的で実施する方もいるのですが、健康効果というものも得られるからこそ多くの方が実施しています。実は体が資本であるはずのアスリートもプチ断食をトレーニングの一環として実施しているほどなんですよ。 無理に断食をすることはありませんが、普段から暴飲暴食をしており「胃腸に負担をかけている」と自認している方はチャレンジしても良いかもしれません。

腸内環境を整える対策は何歳くらいから始めるべきか?

・20代から始めてもOK

免疫機能というものですが、20代がピークになります。そこからは徐々に下がり続けてしまうのです。その結果、感染症にかかる確率が飛躍的に高まってくるのです。 ※免疫細胞の中心とも言える「Th1細胞」や「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」は20代にピークを迎え、その後は減少する一方です。 30代になって風邪を引きやすくなった、胃腸の調子が悪くなりやすくなった、という方は免疫機能が落ち込んでいる証拠です。 ガンはなってしまえば辛い治療が待っています。少しでも早く腸内環境対策を実施しましょう。20代から始めるのもおすすめです。

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がん免疫療法とその他のがん治療法の違い

ガンには様々な治療方法があり、その一つに「がん免疫療法」があります。

ガンを自然に治していくということで、多くのがん患者の希望の星ともなっており、注目されています。

 

しかしガン治療はその「がん免疫療法」だけではありません。

他の治療方法も確立されているのです。

 

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ここではガンの治療方法であるがん免疫療法とその他のガンの治療方法の違いを明らかにします。

 

ガンを患っており、どんな治療方法を行ったら良いのか思い悩んでいる方は要チェックです。

がん免疫療法が以外にも様々な治療方法を試してみたい!という方も必見ですよ。

ガンの治療方法は5つに分類される

・免疫療法
・手術療法
・化学療法
・放射線療法
・緩和ケア

以上の方法によって現在ではガンの治療が可能となっています。

それぞれの治療方法にはそれぞれの違い、というものが実際にあるのです。

違いをしっかりと理解することで、各治療を組み合わせて対応していく、ということも前向きに検討出来ます。

 

もう一つの分類方法があります。 それはガンの発生部位がどうなっているか?というものです。

 

ガンの発生部位が限られている場合には局所療法というものが行われます。

局所療法には、基本的に手術療法可放射線療法が利用されます。

 

ガンの発生部位が全身に及んでいる場合には、全身療法が実施されます。

全身療法には、化学療法や免疫療法が利用されています。

 

それでは免疫療法以外のガンの治療方法について解説していきます。

その中で免疫療法との違いを明らかにしていきますね。

ガンの治療方法その1|手術療法について

・手術療法とは?

ガンの治療方法としては一般的なもので、外科手術によってガンの細胞を取り除きます。

ガンの病巣だけではなく、そのがん細胞の影響を受けている可能性がある正常な細胞も切除する局所療法の一つとなっています。

・どのような方におすすめの治療法なのか?

ガンの発生部位が限られている場合です。

全身に転移している場合にはいくら手術しても対応できませんが、一部に限られている場合には手術でも十分に対応出来ます。

 

ただし進行がんであったとしても、切除しやすい部位であれば手術療法は選択できます。

リスクもある手術方法なので、前もってリスクを承知した上で選択しなければなりません。

前述したように、手術によって正常な細胞も取り除くことになります。

周辺の臓器の機能などが低下してしまう恐れもあるので、今後の生活にある程度の支障をきたしてしまう可能性があるのです。

・免疫療法の違いとは?

がん細胞を直接的に取り除いてしまうので、ガンが体内からすぐになくなる、という部分が免疫療法と異なります。

一方で、手術による体の負担がかなり大きいところも違います。

 

免疫療法は基本的に大きな負担はありません。

もちろん薬の副作用はありますが、身体にメスをいれるわけではありません。

一時的な身体への負担、という部分で大きな違いがあるわけです。

 

治療の期間、という部分にも違いがあります。

免疫療法は継続的に長期間おこなわれるものです。

 

しかし手術療法は治療のメインが手術なので、手術が終わり特に身体に問題がなければ治療は完了となります。

 

【免疫療法との違い】
・治療できる部位が限られる
・治療の身体への負担が大きい
・治療の期間が短く済むことも(転移がなければ)

ガンの治療法その2|化学療法について

・化学療法とは?

要は薬物療法のことを指しています。

抗癌剤を用いて、癌細胞の増殖を防ぎます。

さらにがん細胞自体をも攻撃します。

基本的にはガンが転移をしているような場合に用いられる治療方法です。

 

抗癌剤治療ですが、薬の種類も豊富です。

現在では100種類以上が開発され実用化をされています。

投与方法に関しては2種類あります。

注射による方法と経口による方法があるのです。

 

化学療法は他の治療方法と組み合わせることも多くなっています。

たとえば手術療法を選択する前に、がんの組織を少しでも小さくするために行われることもあります。

 

更には再発を予防するために、手術後に投与されることもあるのです。

 

ちなみに前立腺がんや乳がんなど性ホルモンが関係しているガンに関しては、抗癌剤治療だけではなくホルモン療法が実施されることもあります。

ホルモン療法も薬物療法なので、化学療法に分類されます。

・どのような方におすすめの治療法なのか?

基本的にガンが全身に転移しているようなケースです。

化学療法に用いられる抗がん剤は一部位だけに作用するのではありません。

全身に対して作用してくれるので、手術療法による治療は難しい、という方にも有効なのです。

ガンが増大を続けている、様々な部位に進行している、という時に選択されるガンの治療方法です。

・免疫療法の違いとは?

副作用が極めて強いところです。

抗癌剤治療に用いられる薬に関しては、前述したように100種類以上となっており、薬によっても発生する副作用は異なっています。

【抗がん剤治療の代表的な副作用例】
・脱毛
・吐き気
・食欲不振
・しびれ
・感染症のリスク増大
・貧血
・口腔粘膜などの炎症 ・倦怠感など

最も有名なのは脱毛でしょう。

男性だけではなく、女性も患者さんも抗がん剤を利用すると頭部などから大量の脱毛が起こってしまうのです。

 

さらにがん治療を始めると「痩せる」というイメージもありますよね。

抗癌剤治療には吐き気や食欲不信といった副作用があるので、そういったものの影響でどんどん痩せてしまうわけです。

 

ちなみに抗がん剤の副作用に関しては、その症状を緩和させる対症療法が実施されることもあります。

免疫療法とは異なり、抗がん剤のチカラでがん細胞に対処する、という特徴もあります。

免疫療法に関しては、免疫能機能を高めることによってがん細胞を攻撃します。

要はがん細胞を攻撃するチカラについては免疫療法よりも強い、ということになるのです。

強制的にガンに攻撃を加えられるわけです。

【免疫療法との違い】
・副作用が強く発生する恐れあり
・がん細胞を攻撃するチカラが免疫療法よりも強い

ガンの治療法その3|放射線療法について

・放射線療法とは?

放射線をガンがある部位に向かって照射をして、ガンの病巣に攻撃を加えていく治療方法です。

基本的に局所療法として用いられます。

放射線療法にも二つのパターンが有り、「外部照射」と呼ばれるものと「内部照射」と呼ばれるものがあります。

・外部照射・・・体外から高エネルギーの放射線を照射する治療法
・内部照射・・・薬や針などによって体内に弱い放射線物質を入れて照射する治療法

よく行われている放射線療法はレントゲンでおなじみに「X線」です。

他のタイプの放射線療法が実際に行われることもあります。

・どのような方におすすめの治療法なのか?

手術がしにくい部位のガンに有効な治療方法となります。

基本的に局所的な治療に用いられ、全身に転移している場合などには実施されにくいものとなっています。

ガンの再発を抑制するために行わることもあります。

癌による症状を緩和したい、という人にも用いられているのです。

・免疫療法の違いとは?

家族などに影響を与える可能性がある、という部分が大きく異なります。

外部照射の場合はかまわないのですが、内部照射の場合にはしばらくは患者さんの体内に放射線があります。

患者さんから放射線が放出されているので、面会などには一部の制限が加えられるのです。

放射部分の皮膚にやけどや炎症が起きる、といった独自の副作用も出てきてしまいます。

抗癌剤治療と同様に吐き気や食用区の低下が起きることもあり、症状を和らげるための対処療法が実施されます。

がん治療のパワーとしては免疫療法よりも上です。

放射線によってがん細胞に攻撃を加えるので、ガン細胞を手術せずに破壊できるのです。

【免疫療法との違い】
・がん細胞に対する攻撃力が強い
・免疫療法とは異なった皮膚の不具合などの副作用が発生する可能性あり
・自分や周りにいる人が被爆する恐れあり

ガンの治療法その4|緩和ケアについて

・緩和ケアとは?

癌による強い痛みなどを取り除くための治療のことを緩和ケアと呼んでいます。

近年では、患者さんだけではなくその家族も含めて自分らしさを保ちながら過ごせるようにする治療のことも緩和ケアの一環としているのです。

近年ではがん治療の早期の段階からに緩和ケアを加えることが提唱され始めています。

緩和ケアというと終末期医療の一環と思われがちなのですが、医療の現場では多少捉え方が異なっているわけです。

・どのような方におすすめの治療法なのか?

ガンによる強い痛みが発生して、生活に支障をきたしているような方におすすめの治療方法となっています。

緩和ケアは入院や外来、さらには在宅治療のような状況に違いはあまり関係ありません。

入院以外で治療をしたい、という希望を持っている方にもおすすめの治療方法なのです。

・免疫療法の違いとは?

緩和ケアに関しては、基本的にはガンの根治は目指していません。

根治させるための強い作用を持った治療は実施しないからです。

免疫療法と異なり、緩和ケアが重視しているのは精神的なケアと身体的なケアです。

それぞれの専門からチームとなり、サポートしてくれるのです。

痛みだけではなく癌の症状の緩和や精神的な落ち込みなどにも対応してくれます。

先進医療を受けるわけではないので、その他のガン治療法に比べて費用がかかりにくい、といった特徴もあります。

免疫療法や抗癌剤治療については、月に数十万円から100万円程度かかってしまう事例もありますが、緩和ケアを入院で一般病棟にて受ける場合には、1日あたり保険適用前で4,000円程度です。

【免疫療法との違い】
・ガンを根治させる治療方法ではない
・精神面や体のケアに重点を置いている治療法である
・費用がかかりにくい

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