免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

歯茎の病気や歯周病には免疫力が関わっている

免疫力の低下と歯茎の病気、いわゆる歯周病には大きな関係がある、ということが分かり始めています。

30代や40代になると、急激に進行し始めるのが歯周病です。

悩み始めてからでは遅い、といった話もあります。

最終的には全部の歯が抜けてしまうかもしれません。

歯は生きるために必要不可欠なものと言っても過言ではありません。

歯が残存している人のほうが長生きすることも分かっています。

だからこそ、高齢者になっても自分の歯を残しておかなければなりません。

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ここでは口内の問題と免疫の関係性を明らかにします。

最近、歯茎に違和感がある、という方はもしかしたら免疫に問題があるのかもしれません。

健康的な将来を得るためにも、免疫と歯周病について確認してみましょう。

そもそも歯周病にはどのような原因があるとされているのか?

・歯石による影響 ・細菌による影響 ・真菌による影響 上記の3つが原因とされてきました。 ではそれぞれの説を深掘りしていきましょう。 【歯石による歯周病への影響について】 歯周病は何も現代の病気ではありません。昔から人間は歯周病に悩まされてきたのです。たとえば、江戸時代においては死因の第一位が虫歯であった、という話もあるほどです。 ※虫歯をほうっておくと虫歯菌が血中に入り込みます。菌が全身を駆け巡ることになり、結果として敗血症を起こして多臓器不全となり死んでしまうのです。 口内の病気の原因ですが、古代ギリシャの時代から歯石が疑われてきました。しかし、歯石が問題ではない、ということが最近では定説となっています。 仮に歯石が原因であるのであれば、現代医療で歯周病はなくなっているはずです。それがなくなっていない、ということなので史跡に関しては歯周病とは直接関係ない、ということが言えるわけです。 【細菌による歯周病への影響について】 比較的新しい説に入ってきます。1970年代から細菌説というものが出てきたのです。 口内には食べかすがあり、菌にとっては住み心地の良いところです。栄養が豊富なので細菌が繁殖しやすい場所、といっても過言ではありません。さらに口内は適度な湿気がありますよね。さらに温度もちょうどよいわけです。 上記のようなことを鑑み、口内の細菌が歯周病へ影響を与えている、といった説が有力視されました。 しかしこちらの説も正しいものではありません。そもそもどの細菌が歯周病を引き起こしているのかが分かっていないのです。現在では、可能性はあるものの不確かなもの、というところでストップしています。 【真菌による歯周病への影響について】 最も有力視されている歯周病の原因です。真菌というと、水虫を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。真菌の一つにカンジダというものがあります。性交渉で感染するものとして知っている方も多いのですが、口内にももちろん入り込みます。オーラルセックスなどを行えば、カンジダの菌が口内にも入ってきます。キスでも感染する可能性があります。 前述した細菌ですが、実はそんなに強いものではありません。かなり弱いので、それほど強い作用を持っていないものが多いのです。一方でカンジダを始めとする真菌はものすごく強いものです。たとえば水虫にかかったら1週間や2週間の治療では治りませんよね。1ヶ月や2ヶ月、さらにはそれよりも長い期間に渡って真菌薬を塗ったり飲んだりし続けなければなりません。 歯周病も簡単には治りません。強い菌類である真菌が歯周病に関わっている、と考えるのが自然なのです。

免疫と歯周病の関係性

・免疫力が強ければ歯周病菌を予防できる

性病ですが、保菌者と性交渉をしたとしても100%うつるわけではありません。性病にもよりますが、中には30%の確率でしか感染しない、とされているものもあるのです。さらに個人差もあります。 性病の菌が体内に入り込んでしまうか、それとも入り込んでしまわないかに大きく関わっているのが免疫力です。免疫力が高まっている場合には、性病にかかりにくくなります。菌を体内に入り込ませないようにしっかりと働いてくれるからです。 歯周病に関しても、真菌説が有力となっており、細菌説の可能性もあります。要は菌が体内に入り込まなければ歯周病にはならないわけなので、免疫力を高める、ということが極めて重要になってくるわけです。 歯周病は誰にでもリスクがあります。誰にでもリスクが有るのに、なる人もいればならない人もいる、ということなのです。やはり免疫力が高ければ歯周病になりにくく、免疫力が低ければなりやすい、といったことが考えられるわけです。

歯周病を防ぐためにはどうしたら良いのか?

・長時間の歯磨きは避けた方が良い

食後に歯を磨く習慣、というものを否定しているわけではありません。プラークや歯石はできない方が良いに決まっています。食後には必ず歯を磨くようにしましょう。問題は歯磨きをしすぎてしまう、というものです。 硬い歯ブラシを使って長時間ゴシゴシと歯磨きをしていませんか?歯茎から出血をするほど磨いたりしていませんか? 仮に歯茎から出血をするほど磨いてしまうと、その傷口から細菌や真菌は体に入り込んでしまう可能性があるのです。自分から歯周病のリスクを高めるようなことは避けなければなりません。 歯磨きはあくまで優しく行い、目指すところは食べカスを除去する、ということです。食べカスさえ綺麗に取れれば良いので、歯を強く磨かなくても大丈夫です。 ※以前は歯磨きでわざと歯茎から出血させて悪い血を体外に排出する、といった考え方もありました。しかし現状では「出血は歯周病が悪化させる」とされており、その考え方は否定されているのです。

・体温をアップさせる

免疫の働きですが体温と密接な関係性があることでも知られています。風邪をひくと熱が出ますよね。要は熱を出すことによって免疫力をアップさせ、風邪などのウイルスを駆逐しようとしているわけです。 免疫力ですが、体温が1度低下すると30%も低下することが分かっています。逆に考えれば、体温が1度上昇すれば免疫力が30%アップします。 平熱が35度台の人が36度台になっただけでも免疫力がアップしたことになるのです。 ちなみに最も体が健康的な状態になるとされているのが37度前後です。内臓の働きも活性化して、免疫細胞が全身をめぐります。 ではどのような方法で体温をアップさせればよいのでしょうか。 【体温をアップさせる方法】 ・睡眠不足を解消させる ・運動をする ・身体の温まるものを食べる ・毎日入浴をする 特に注目してほしいのが睡眠不足です。実は睡眠が足りていない人ほど体温が低い、ということが分かってきているのです。 睡眠と体温には密接な関係性があります。そもそも体温調整は自律神経によって行われています。自律神経には交感神経や副交感神経が関わっており、睡眠不足の人は交感神経が活性化しています。 交感神経には血管を収縮する作用があり、血流を悪化させてしまうのです。血行が悪くなれば体温も下がってしまいます。だからこそ睡眠不足は体温の降下をもたらしてしまいます。 一方で運動や入浴に関しては血管を拡張させる作用があります。血管を流れる血液の量が多くなるので、体温が自然と高まってくるわけです。 食べ物も体温には一定の役割を果たしています。たとえば香辛料を食べると、身体がポカポカとしてきますよね。他にも発酵食品などを食べると酵素の働きで体が温まるのです。 歯周病を予防したり改善したりするためにも、まずは免疫力を高めましょう。そのためには体温を少しでもアップすることが必要不可欠というわけです。

歯周病になったらどうする?

・検査を受けること

必ず検査を受けて菌をチェックしてください。 顕微鏡検査を受けると口内にどのような菌がいるのかがしっかりと分かるわけです。原因菌が特定されれば、適切な治療を受けられるようになります。 歯科でしっかりと治療を受けた上で免疫力対策をしましょう。二つの対策を併用することで、歯周病に打ち勝てる可能性がぐっと高まります。

・定期的な健診も忘れずに

人知れず歯周病が進行しているケースもあります。治ったと思っても、歯周病は再発してしまうのです。 定期的に検診を受けることで口内の異常にいち早く気づけます。適切な対処を素早く行うためにも、半年に1回程度の間隔で検診を受けましょう。

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