免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫力をサポートする体温の高まり

免疫力アップを目指したいのであれば、必須となってくるのが体温を高くする、というものです。

実際に体温が低い方は病気になりやすい、ということが分かっているのです。

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今回はなぜ体温が高くなると免疫力がアップするのか?さらに体温を高くするためにはどういったことを行えば良いのか?ということを明らかにしていきます。

ちなみに現代人には低体温が増えていることが分かっています。

最初になぜ低体温の人が増えているのか?ということから説明させてもらいますね。

現在人(あなた)が低体温である理由

・過度な減塩をしている

たしかに塩分には悪い作用があることも確かです。塩分劣り過ぎは高血圧を招くことになってしまい、生活習慣病を招く可能性もあります。しかし、あまりにも悪役扱いをされすぎてしまっています。そもそも塩分は人体にとって必要なものです。 塩分は人体にとって必要不可欠です。塩分は生命活動の根幹ともいってもよいミネラルなのです。ミネラルをサプリメントで摂取している、というかたもいるのではありませんか。それだけ大事だと分かっていながら、塩分だけを摂取していなければ、身体に大きな影響が出てしまうことも考えられるのではありませんか。 塩分が足りなくなった身体は機能停止状態に陥ってしまい、体温が上がりにくくなってしまうのです。

・身体を動かす機会が減っている

以前に比べて、身体を動かす機会が減っていることは間違いありません。完全なる車社会になってしまったおかげで、ちょっとした買い物にも徒歩や自転車というものを使わなくなってしまいました。 体温を高めるために、必須なのが筋肉です。もちろんムキムキになれば良いと言っているのではありません。しかし、体を動かす機会が圧倒的に減ってしまったことにより、特に脚の気肉が落ち込んでいることが分かっているのです。エネルギーの消費率も下がってしまい、体脂肪率の増加、というような状況にもなりかねません。 筋肉がたくさんあるとそれだけ体温が高まりやすくなります。体温を維持しやすくなります。目に見える筋肉だけではなく、インナーマッスル(内蔵筋肉)も鍛えていくことが体温を高め、免疫力を高めることにもつながってくるわけです。

・冷たい食べ物、冷たい飲み物を摂取しすぎている

以前は、寒い季節にわざわざ冷えた食べ物や飲み物を飲むということは殆どありませんでした。しかし、現代ではどうでしょうか。1年中に渡って、冷たいジュースやアルコール、さらにはアイスクリームなどを摂取しているのではありませんか。 季節に関係なく冷たいものを摂取していると、胃や腸といった物が冷えやすくなってしまいます。胃や腸には血管が集中しており、血液がすぐに冷えてしまうのです。その冷えた血液が全身をめぐることになるので、胃腸の冷えだけにはとどまりません。冷たいものを摂取すると、全身が冷えてしまうのです。 ちなみにジュースが好きな方は特に注意しましょう。実は糖分にも体温を下げる作用があるのです。温度的な冷えと糖分による冷えのダブルパンチを喰らわないように、なるべく温かい飲み物や常温の飲み物を飲むべきです。

体温が高くなるとなぜ免疫力がアップするのか?

・血液の流れが良くなるから

免疫ですが、どこにいると思うでしょうか。実は腸にたくさんいるのですが、全身の健康を維持するために血液の中にたくさんいるのです。だからこそ免疫システムは全身に対して作用することが出来るのです。 では、体温が高くなるとどうでしょうか。分かりやすいのが運動した直後だと思います。例えば手のひらの血管はどうなるでしょうか。普段は浮き上がっていない方も、運動した直後は浮き上がっているのではありませんか。お風呂に入っているときに確かめてみるのもおすすめです。きっと血管が浮き上がっているでしょう。 実は体温が高まると血流が良くなる、といった特徴があるのです。血管が拡張して血液の流れる量が増えるのです。よりたくさんの免疫が全身行く送られるような状況になっていくわけです。 常時体温が高くなれば、血管が拡張されている状態が維持されることになります。全身に免疫が行き渡るようになり、体内に入ってきた菌やウイルスなどの病原菌を駆逐します。また体内に毎日のように発生しているがん細胞に対してもしっかりと働きかけてくれるのです。

・胃腸の機能が正常化するから

前述したように、特に腸は免疫システムの根幹です。全身の免疫細胞の60%から70%が腸に集中しているのです。 そこで注目してほしいのが腸は冷えるとどうなるのか、ということ。言い換えるとお腹が冷えるということです、下痢になったりしませんか?お腹の調子がおかしくなってしまいますよね。お腹の調子が乱れるということは、腸内の細菌のバランスに変化が現れているような状態なのです。腸内には、善玉菌と悪玉菌が存在しています。それらのバランスが乱れると下痢をしてしまったり便秘になってしまったり、といった状態になってしまうわけです。 冷えが腸内のバランスを乱し、その結果、腸にたくさんいる免疫細胞の働きも抑制してしまいます。その毛日免疫力がダウンしてしまうわけです。 一方で体温が高くなるということは、胃腸の温度も上昇します。免疫細胞が活性化して、腸に入ってくる様々なウイルスや菌に対処するのです。さらに全身に対して免疫を派遣して、各部位で体を守ってくれるようになります。 内蔵に近い部分が温まるということは、健康を維持するためには不可欠なことなのです。

注目!免疫と体温の関係性について

・研究結果に注目

・体温が1度上昇すると免疫力が5倍から6倍になる
・体温が1度下がると免疫力が37%下がる

※「太陽笑顔 fufufu」の「体温+1℃で免疫力は5~6倍あがる?!温めて病気予防!」イシハラクリニック院長 石原結實先生の記事より(参考:http://fufufu.rohto.co.jp/feature/266/) 人間の体というものは本来36度5分以上で正常に働くようにできているのです。体温が1度下がってしまうとエネルギー代謝も落ち込んでしまいます(12%減)。細胞の働きも弱まってしまうので、免疫力がダウンしてしまいます。 そもそも体温が下がると免疫に関わっている白血球の働きが30%以上ダウンしてしまうことが分かっています。腸の働きもダウンしてしまいます。 そして何よりも気をつけなければならないのが、がん細胞は35度で最も増殖する、という部分なのです。がん細胞が低体温で発生しやすくなるので、自身の生命を守るためにも体温をなるべく高めていかなければなりません。

・そもそも昔の人は体温が高かった?

現代日本人の平熱と言えば36度前後、といった印象があると思います。しかし、1954年に出版をされた『医学大辞典』(南山堂)には「日本人の平均は36度89分±0.34」と記載されているのです。 ですから、今から60年ほど前は平熱は37度以前後もあった、ということになります。現在では微熱ともされる体温が、平熱であったわけです。

体温を高めるためにはどうしたら良いのか?

・1日あたり30分程度は運動を行うこと

運動と言ってもスポーツを白と言っているのではありません。ウォーキングでもかまわないので、身体を動かす、ということが重要になってくるのです。 体を動かすと筋肉が働くことになります。筋肉が働くことで体温が生成される、といいう事実もあるのです。特に注目すべきは下半身です。人間の筋肉の約7割は下半身に集中し、その下半身の筋肉によって体温の40%は生成されているわけです。 1日あたり一定期間体を動かすことができれば、筋肉がしっかりと活動し体温が維持できるようになります。

・生姜を食べる

体温を高める食材として生姜が有名です。実際に生姜を食べると体温が高くなるのも事実なのです。 生姜を様々な食品に入れて食べたり、生姜系のドリンクを飲んだり、といった対策もとりいれましょう。 生姜以外にも酵素を摂取すると体温が上がります。酵素は発酵食品に多く含まれているので、チーズや納豆、さらにヨーグルトなどを食べましょう。ちなみに発酵食品には乳酸菌が含まれているケースも多く、腸内の免疫細胞を活性化させる効果も期待できます。

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