免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫力の低下で認知症になることも!

免疫力の低下で引き起こされる病気は、何も風邪だけではありません。

最近、非常に注目されているのが免疫力と認知症(痴呆症)の関係性です。

免疫力の低下した状態が長期間続いてしまうと、認知症になってしまう可能性が指摘されているのです。

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ではなぜ免疫力が低下すると認知症になってしまうのでしょうか?

さらに認知症にならないようにするためにも、免疫力はどのようにしてアップしたら良いのでしょうか?

現代社会では、認知症は社会問題化しています。

65歳以上の高齢者のうち5人に1人がかかっているとされています。

さらに40代や50代の方が認知症にかかるケースも多く報告されているのです(若年性認知症)。

将来の認知症を予防するためにも免疫力について考えることが重要な時代になってきたのです。

ここでは、免疫力と認知症の関係性を徹底解説します。

そもそもどういったことで認知症が悪化するのか?

・大量のアルコールの摂取 ・喫煙習慣 ・高度な継続性のあるストレス ・生活習慣病(高血圧や高脂血症、そして糖尿病など) ・高カロリーや高脂肪な食事 認知症は日々の生活において、様々な条件で悪化する可能性を秘めたものなのです。認知症を悪化させる原因をチェックするとあることに気づくと思います。それは認知症を悪化させる原因と免疫力を低下させる原因が一緒である、という部分です。 注目すべきはストレスでしょう。ストレスには様々な害悪があるわけですが、その一つに免疫力の低下があります。高いストレスが身体に負荷をかけ続けると、血管が収縮して免疫システムが全身にいきわたりにくくなる、といった事も出てきてしまうわけです。 認知症に関してもストレスが身体に負荷をかけると発生しやすくなります。認知症には様々な原因があるわけですが、主に脳に栄養が送られにくくなることによって脳の機能が萎縮して発生する、というケースが多いわけです。 ストレスによって血管が収縮すると、流れる血液の量が低下してしまいます。脳に行き渡る血液量も少なくなり、徐々に脳の機能が弱くなっていくわけです。 喫煙習慣についても同じことがいえます。タバコにはニコチンという中毒物質が含まれています。ニコチンには血管を収縮する、という作用があるため、ストレスと同じような状態を招いてしまうのです。その結果、認知症を悪化させてしまう恐れもありますし免疫力を下げてしまう原因にもなりかねません。

脳の免疫力の低下が原因で認知症になることも

・脳のガン発生を抑制してくれる免疫細胞

脳にがんが発生すると、脳が損傷を受けます。その結果、記憶障害や見当識障害、判断力や実行力、さらには注意力や理解力が低下してしまうこともあるわけです、脳を守る、ということが認知機能を守るためにはとにかく重要なのです。 がんは全身の至る所に発生します。脳にも発生してしまうのです。「脳腫瘍」という言葉を聞いたことがある方も多いのではありませんか。 脳にがんを発生させないようにすることは、認知症予防の一つにもなるわけです。がんの抑制に関しては、免疫を抜きに語ることは出来ません。 我々の身体には、毎日数え切れないほぼどのがん細胞が生み出されています。しかしほとんどのがん細胞は免疫によって駆逐されているのです。だからこそがんはなかなか発生しません。しかし免疫力が弱っていると、がん細胞が免疫細胞の攻撃から逃れて生き残ってしまいます。そしてどんどん増殖して体を蝕んでいくわけです。 免疫力を高めることが脳をがんから守り、結果として認知症も防ぐことになります。

認知症を防ぐ免疫力を高める方法とは?

・定期的に軽い運動を実施する

運動には様々なメリットがあります。 まず脳に対して非常に大きな刺激を与えるのです。家にこもってじっとしていると、脳はほとんど働きません。脳の機能を十分に果たしていないような状態になっているわけです。 一方で体を動かすということは、脳をしっかりと使います。たとえば歩くという行為に関しても、脚の動かし方やバランスのとり方など脳が様々な判断をしているのです。脳をしっかりと動かしている状態になるので、脳の機能低下が抑えられます。 運動は免疫力の向上にも役に立っています。免疫力は体温が下がってしまうと機能が衰えてしまうわけです。一方で運動をすれば血行が良くなります。血が全身をめぐるので末端まで温まるわけです。代謝が良くなって体温が上昇するので、自然と免疫力が高まっていきます。 おすすめの運動方法ですが、ウォーキングやサイクリング、そしてスイミングなどの有酸素運動がおすすめです。免疫力を高めて認知症を防ぐためには、運動効果を少しでも長く得る必要があります。筋トレのような無酸素運動は身体にもストレスを発生させてしまいます。乳酸が出てきてしまい、体が重くなって不快に感じますよね。 一方で有酸素運動は身体に大きな負荷はかけません。しかも長時間行えるので、血行が良い時間がより長くなるわけです。

・十分な睡眠時間を確保する

認知症の予防には脳を働かせることが良い、と前述しましたが、ずっと覚醒しているような状態は良くありません。ストレスになってしまい、かえって免疫力も下がり認知症にかかりやすくなってしまうのです。 睡眠には体を休ませる機能があるわけですが、メインの機能は脳を休ませることです。脳がリラックスをすることで、ストレスが取り除かれていきます。質の良い睡眠が確保できなければストレスがずっと高まった状態になってしまうわけです。 睡眠時間にも注意しましょう。1日あたり7時間程度の睡眠が良い、とされています。 深い睡眠であることも必要になってきます。深い睡眠を得るためには、毎日同じような時間帯に寝て同じような時間帯に起きる、という規則正しい生活が必須です。睡眠時間がバラバラだと睡眠の質が悪くなり、結果としてストレスが残って免疫力が低下し認知症になる可能性も出てきてしまいます。

・腸内環境を改善させる

免疫細胞ですが、腸に集中しています。全身にいる免疫細胞の6割が腸に集中しているのです。ですから免疫力を高めるためには腸を元気にする必要があります。 腸の健康を維持するためには、腸内細菌について考える必要があるのです。腸内細菌には善玉菌と悪玉菌、そして日和見菌が存在しています。その3つの菌のバランスが取れていると、腸は元気な状態となります。しかし悪玉菌の比率が高まってしまうと、腸内環境が悪化し認知症を招く可能性が出てきてしまうのです。 腸内細菌のバランスを整えるためには、善玉菌をサポートしてあげることが必要です。乳酸菌やビフィズス菌といったものを摂取しましょう。ヨーグルトやキムチなどの発酵食品に多く含まれています。 また食物繊維の摂取も重要です。食物繊維は善玉菌の餌となるので、善玉菌の割合を高める事ができるわけです。 【食物繊維が多く含まれる食品例】 ・湯でいんげん豆 ・ゆであずき ・湯でひよこ豆 ・おから ・エシャロット ・紫蘇の実 ・中国栗 ・よもぎ ・湯でえんどう豆 ・パセリ ・納豆など ※「簡単!栄養andカロリー計算」の「食物繊維総量の多い食品と、食品の食物繊維総量の含有量一覧表」(http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/fiber.html)を参考にしました。 偏食気味の方は食生活を変える、ということはかなり難しいと思います。そういった方は、サプリメントなどを利用する、といった方法もありますよ。 乳酸菌や食物繊維などを配合したサプリメントを利用して腸内環境を整えることも検討しましょう。

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