免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫力が低下しやすい季節

免疫力は非常に大切です。風邪も引きやすくなりますし、様々な病気にもかかりやすくなってしまいます。

免疫力が下がるということは、身体の元気もなくなってしまう、ということにほかなりません。

老化現象の一種でもあるので、老けてしまうかもしれないのです。

免疫力を下げないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?

その一つの方法として、季節によって重点的な免疫力対策を行う、というものがあります。

実は免疫力が下がりやすい季節があり、その季節に何も対策をしないと、様々な病気にかかってしまうかもしれません。

病気にかかってしまえば、それだけ体力も奪われます。

さらに状態が悪化してしまうのです。

免疫力の下がりやすい季節を知っておくだけでも、随分と状況は変化してきます。

ここでは、免疫力が下がりやすい季節と、その季節にはどういった対策を立てればよいのか、ということを明らかにしますね。

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免疫力が低下しやすい季節は冬!その理由とは?

免疫力が低下しやすい季節が菌が繁殖しやすいイメージがある春から夏にかけての湿気の多い季節ではありません。実は低温で乾燥している冬にこそ、大きな危険性があったのです。 こちらでは、なぜ冬のほうが免疫力は低下しやすいのか、ということを明らかにします。

・血液のめぐりが悪くなるのが冬

血液の流れと免疫は密接に結びついています。血液の中に免疫があるので、血液量が多ければ免疫システムは高まることになります。一方で、血液量が少なくなれば免疫システムは弱まってしまうわけです。 冬は他の季節に比べて身体に冷えが発生しやすいので、どうしても血行不良になってしまいます。全身をめぐる免疫細胞の数が少なくなってしまうので、免疫力が低下してしまうのです。 手の甲の血管を確認してみましょう、夏であればいつでも浮き出ている、という方でも冬の寒い部屋にいるような場面では血管が浮き出ていないのではありませんか。外気の温度によって血管が収縮してしまっているのです。冬は血管が収縮しやすい季節なので、免疫力が下がってしまうわけです。

・そもそも感染症が発生しやすいのが冬である

暑い季節については、それほど強いウイルスというものは出てきません。寒くなってくると出てくるのがインフルエンザ・ウイルスです。そういったウイルスによって、体力が奪われてしまい、結果として免疫力が低下してしまうのです。 問題は、なぜウイルスの影響を寒くなると受けやすくなるのか、ということでしょう。 まず注目をしてほしいのが、気温と湿度が下がるとウイルスの飛沫が空気中に漂っている間に水分が蒸発します。よって非常に小さくなるのです。小さくなると、ちょっとした空気の流れで遠くまで飛散するようになってしまいます。くしゃみや席をしただけでも、長距離に渡って移動できるようになるわけです。よって近くで席やくしゃみをされなかったとしても、ウイルスが自分の身体に到達してしまうわけです。 一方で、暖かくて湿気の多い季節は飛沫はせきやくしゃみをした周辺にしかとどまりません。広範囲に広がることはないので、免疫力に大きな問題は生じにくいのです。 ウイルスが含まれている飛沫が地面に落ちたとしても冬は安心できません。再び風によって舞い上がって襲い掛かってくる可能背位もあるのです。湿度の高い季節であれば、水分が付着しているのでウイルスも重くなっています。風邪が吹いても舞い上がるケースは少ないので、ウイルスが爆発的に広がってしまうようなことはありません。

・低気温や低湿度自体が人体の免疫力を下げる原因となっている

前述したのはウイルスにとって低湿度や低温度が適している、ということです。しかし、実は低湿度や低温度は人体自体の免疫力を下げるような機能も持っています。 冬の時期になると、隠れ脱水症状といったものが現れやすくなります。夏のように頻繁に水分を摂取しませんよね。汗が出にくくなるので、喉も乾きにくくなり、その結果喉や鼻の粘膜が乾燥しやすくなってしまうのです。 喉や鼻の粘膜が乾燥しているということは、ちょっとした刺激にも傷つきやすくなっているのと同じような状態です、。炎症が起きやすくなっているのです。炎症が起きているということは、その部位が傷ついているということになり、その損傷したV2ウイルスが入ってくると、簡単に体内にウイルスや病原菌が入り込んできて病気を引き起こしてしまうわけです。 喉と非常に近い部位にある扁桃についても、冬になると炎症を起こしやすくなります。扁桃にウイルスが入ってきやすくなり、ウイルスや最近の汗腺範囲がどんどんと拡大してしまうわけです。 お肌が乾燥しやすいのも冬です。カサカサのお肌のお陰で化粧水が手放せない、というかたも多いのではありませんか。実はお肌からもウイルスは入ってきてしまいます。乾燥すると、バリア機能がないのと同様です。ちょっと触っただけで傷ついてしまいます。そこからウイルスが入り込んで、考えもしない病気になってしまうこともあるのです。 水虫菌などは冬に繁殖しにくいですが、他の皮膚病にかかってしまう恐れもあるので気をつけましょう。

秋から冬にかけてはどんなウイルスに気をつけたら良いのか?

・インフルエンザ
・ウイルス
・RSウイルス
・ノロウイルス
・ロタウイルス
・アデノウイルス
・溶連菌など

特に近年注目されているのが、RSウイルス感染症と溶連菌感染症です。その二つについて詳しくお話させてもらいます。

・RSウイルス感染症とは

主に11月から1月にかけて流行するものです。症状としては風邪と同様で鼻水や鼻詰まりなどが発生します。咳の症状も発生するのですが、主にかかるのは乳児期の頃です。ただし、大人になってからでもかかるケースがあります。大人になると、症状はそれほど強く現れません。 基本的な感染経路はせきやくしゃみによる飛沫感染です。またはウイルスについたもの触れるといった接触感染を起こすこともあります。手などに傷があると、そこから感染する恐れもあるので気をつけましょう。 ちなみにRSウイルスに関しては今のところ治療薬もワクチンもありません。自身の免疫で対処しなければならないのです。小さいお子さんがいる家庭では特に感染しないように注意しましょう。

・溶連菌感染症とは

主に11月から1月にかけて流行します。また、5月から6月にかけても流行します。 溶連菌というものは非常に厄介なものであり、実は種類が豊富なのです。特に人体に影響を与えないものもあれば、悪い影響を与えてしまうものもあります。 溶連菌感染症は様々な症状を引き起こします。

・扁桃炎
・猩紅熱(しょうこうねつ)
・急性糸球体腎炎
・リウマチ熱
・急性咽頭炎など

溶連菌が恐ろしいのは、無症状感染者が多いという部分です。しかし、現状では発症していなくても、ひとたび発症してしまうと症状がかなり悪化してしまう事例が多くなっているのです。 感染経路は飛沫感染となっています。学校や家庭で集団感染を起こしてしまう事例が多くなっているのです。兄弟姉妹間は特に感染率が高く、50%の確率で感染します。親子間では約20%感染するといわれているのです。 溶連菌感染症は、自然治癒することはありません。免疫では対処しきれないのです。抗生物質があるので、そちらを10日間程度継続して飲み続けることで治します。 飲んでいると2日間から3日間で症状が落ち着きます。その時点で治ったと過信して薬をやめてしまうと、溶連菌が再び増殖してしまう恐れがあるので、必ず10日間程度は飲みきりましょう。

冬に免疫力を下げないためにはどうしたら良いのか?

・身体を冷やさないこと

・身体の温まるものを食べる
・運動を定期的に行う
・筋肉をつける

低体温になってしまうのが原因で、冬は免疫力が下がります。特に大きく関わっているのが、血行なのです。血行を高めるような対策をすることで、免疫力を改善し自然治癒力を高めましょう。 例えば、冷たい食べ物や飲み物を控えて鍋のような温かいものを食べるのもおすすめです。胃腸を冷やさないことが体温を引き下げない一つの対策法になるわけです。 ちなみに、身体を温めるとされる生姜や発酵食品などに含まれる酵素を摂取するのもおすすめです。それらには体を暖める作用があるのです。 運動を行うことで血管を拡張させることも重要です。冬の間ずっと血管が収縮してしまえば、免疫も体の隅々まで行き渡りません。1日あたり1回は軽い運動をおこなって、免疫を全身に送り込みましょう。 筋肉をつける、といった対策もおすすめです。筋肉をつけるためにはエネルギーを消費します。筋肉量が多い方が体を動かすと、効率的に温まるのです。そもそも筋肉質の人には冷え症がいない、とまでいわれています。 筋肉のあるなしで体質にも大きな影響を与えてくるわけです。

・マスクと手洗いうがいを定期的に実施する

冬は様々なウイルスがいます。 ウイルスに触れる、ということを認識して対処することがおすすめなのです。マスクを冬の間は積極的に身につけるだけで、マスク内は適度に加湿されることになります。鼻腔と喉の乾燥防止になって、ウイルスが入り込みにくくなります。 手洗いを積極的に行なうことで、接触感染の確率も引き下げられるのです。 ちなみにアルコール消毒もよいのですが、あまりに行ってしまうとかえって免疫力が弱くなってしまう恐れもあるので、1日に1回から2回程度にしましょう。

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