免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫力低下の原因|加齢

免疫力の低下は誰にでも起こりうることです。

過信してはなりません。

自分なら大丈夫と思って何も考えずに生活してしまうと、のちのち大病をしてしまうこともあり得るのです。

去年まで元気だった人が今年になって病気ばかりしている、ということもありますよね。

その免疫力の低下の原因の一つとして注目してほしいのが「加齢」です。

加齢は避けることは出来ません。

誰にでもあることであり、いずれは老人になってしまいます。

身体は衰えていきます。

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今回は免疫力と加齢の関係性に迫ります。

なぜ加齢によって免疫力は低減してしまうのでしょうか?

加齢による免疫力の低減を抑える方法についてもお話します。

40代や50代になって急に体調を崩しやすくなった、という方は免疫力に問題があるかもしれません。

年齢とともに体が弱ってきた方には必見のテーマです。

なぜ年齢が高くなると免疫力は落ち込んでしまうのか?

・胸腺と脾臓が萎縮してしまうから

・胸腺とは・・・胸骨の後方,心膜および心臓大血管の前方にある葉状の器官。扁平な三角形を呈し,大きく右葉と左葉が認められ,さらに多数の胸腺小葉に区別される。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より(参考:https://kotobank.jp/word/%E8%83%B8%E8%85%BA-52843#E3.83.96.E3.83.AA.E3.82.BF.E3.83.8B.E3.82.AB.E5.9B.BD.E9.9A.9B.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E4.BA.8B.E5.85.B8.20.E5.B0.8F.E9.A0.85.E7.9B.AE.E4.BA.8B.E5.85.B8) ・脾臓とは・・・腹腔の左側上部にあって,上方は横隔膜,下方は左腎臓,前方には胃があり,腹膜におおわれている。脾臓の長軸は第 10肋骨とほぼ平行線上にある。重さは約 90~120gで扁平な長楕円形を呈する。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より(参考:https://kotobank.jp/word/%E8%84%BE%E8%87%93-119928) 少し難しい話に感じるかもしれませんが、胸腺と脾臓は免疫システムに関連している部位、と理解してくれれば問題ありません。体全体の器官や機能は年齢とともに衰えていくわけですが、胸腺と脾臓は特に加齢による影響を受けやすいのです。最も早く老化現象が現れる、と言っても良いかもしれません。 年齢が高くなると胸腺と脾臓が萎縮してしまうこともわかっているのです。 注目してほしいのが胸腺はT細胞の生産を担当しているということと、脾臓はリンパ球を生成している、ということです。

【胸腺とT細胞の関係性】
胸腺で作られているT細胞ですが、白血球の一種であり免疫機能の司令塔となっているのです。リンパ球にはNK細胞とB細胞、そしてT細胞といった免疫細胞が含まれているのですが、沿いのうち約7割から約8割りを占めるのがT細胞です。T細胞の役割は感染した細胞を見つけて排除するということです。

仮に胸腺が萎縮をしてT細胞の生成を少なくしてしまえば、ウイルスや細菌に感染しやすくなってしまいます。がんにもなりやすい状態になってしまうのです。 ※ヘルスケア大学 白血球の種類(5)T細胞(キラーT、ヘルパーT、サプレッサーT)(たまきクリニック 院長 玉木優子先生監修の記事より)(参考:http://www.skincare-univ.com/article/011009/

【脾臓とリンパ球の関係性】
脾臓はリンパ系の臓器であり、リンパ球の生成や老朽した赤血球の破壊などを実施しています。循環器系の非常に重要な役割を果たしてくれているのです。

仮に脾臓が加齢によって萎縮してしまうとリンパ球の生成がされにくくなってしまうのですが、そもそもリンパ球は免疫機能の中心的役割を果たしてくれているのです。リンパ球がしっかりと機能しているからこそ、がん細胞やウイルス細胞が駆逐されています。 リンパ球が直接作用しているのはT細胞とNK細胞です。さらにT細胞は B細胞にも働きかけているので(T細胞はB細胞の司令塔である)、実質的にリンパ球は3つの免疫細胞に関連しているということでもあります。 年齢が高くなっても健康を維持していくためには、脾臓を若々しくしていかなければなりません。

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)と年齢について

・ナチュラルキラー細胞は華麗とともに活性度合いが低下する

・20歳のナチュラルキラー細胞の活性度合い・・・約40%
・50歳のナチュラルキラー細胞の活性度合い・・・約25%
・70歳のナチュラルキラー細胞の活性度合い・・・10%から15%程度

※多田富雄 「科学新聞より」(参考:http://www.menekiplaza.com/kinou.html) 20歳前後であれば、素早くがん細胞やウイルスに対応してくれるNK細胞が活性化しているのです。早急に問題のある細胞を攻撃して健康を維持してくれます。しかし、年齢が高くなると、どんどんとナチュラルキラー細胞の働きが鈍くなってしまうのです。 その結果、がんやウイルスを見逃すような状態になってしまいます。我々の病気につながってしまうわけです。 そもそも、われわれの身体には毎日4,000個から6,000個のがん細胞が生まれています(参考:http://www.skincare-univ.com/article/011022/)。驚く方もいるかもしれませんが、健康的な方であったとしてもそれだけのがん細胞が生み出されているわけです。もちろん、免疫システムによってそれらのほとんどは癌になりません。 しかし、上記したように年齢とともに免疫細胞の働きは弱くなってしまいます。若い時なら癌にならなかった細胞も癌化してしまう可能性があるのです。 「加齢によって免疫を弱らせないようにするためにはどうしたら良いのか?」ということが知りたいですよね。

・年齢と免疫力の低下の度合い

・20歳前後の免疫力を100%とする
・40代の免疫力・・・50%
・70歳の免疫力・・・10%

※参考:http://www.skincare-univ.com/article/011018/ 40代になると20歳の時の免疫力と比較すると半分の機能しかない、ということなのです。 70歳になると、もうどんな病気にかかってしまってもおかしくはありません。 しかし、70歳でも健康な人は健康です。年をとっても健康を維持するためにはどうすればよいのでしょうか。

加齢による免疫力の低下を抑える方法

・ストレスを溜め込まないこと

加齢による免疫力の低下は仕方ありません。誰でも歳を重ねてしまうのです。 一方で、人によって免疫力に大きな違いがあることも間違いではありません。 免疫力が年齢とともに落ち込みやすい人は、ストレスに身体を蝕まれているケースが多いことも分かっています。そもそもストレスはリンパ球に大きな影響を与えています。免疫の主体といっても良いリンパ球は自律神経によって支配されています。その自律神経はストレスによって乱されているわけです。 要は、ストレスを解消すれば年齢が高くなったとしても一定の免疫力は維持できる、ということでもあるのです。 ストレスが高まると「コルチゾール」という免疫機能を抑制するホルモンが分泌されてしまいます。そのホルモンが分泌されにくいような生活習慣を心がけましょう。

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