免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫力の低下を促進させる生活習慣|運動不足

免疫力が下がっていると、どんどんと体調も悪化してしまいます。

「最近になって調子が悪い」という方は、もしかすると、身体に大きな問題が起こっている可能性が少なからずあります。

そこで注目してほしいのが、「運動不足」です。

現代社会では移動の殆どを自動車に頼り切っている、というかたも多いのではありませんか?

実際にほとんど動いていない、という方の割合も増えてきています。

その日常的な運動不足は、実は免疫力の低下を促進させていたのです。

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こちらでは、なぜ運動不足が免疫力の低下を促進させてしまうのか?さらに免疫力を高めるためには、どういったタイプの運動をおこなえばよいのか?ということについて詳しく解説します。

運動不足である方、免疫力が低下していると感じている方は必見です。

なぜ運動不足になると免疫力は下がってしまうのか?

・運動をすることにより体温がアップすると免疫の活性度がアップする

運動をすると体が温かくなりますよね。身体があたたまることによって、体温が高くなるとその熱を下げようとして汗も出てくるわけです。より身体の機能が活性化している状態であることがわかると思います。 実は身体に入った菌やウイルス、そしてがん細胞などは熱に弱い、といった性質を持っています。ですから、風邪などを引くと我々は熱を出すわけです。熱を出すという免疫細胞の作用によってウイルスや菌を駆逐して、身体を健康的な状態に取り戻そうとします。 特に注目してほしいのが、がん細胞です。がん細胞に関しては、がんにならない方でもいまこの瞬間に生み出されています。しかし、我々の免疫システムがそのがん細胞をやっつけているので、そのほとんどはがん化しません。消滅していくので、我々の身体は健康を維持しているのです。 しかし、そのがん細胞は体温が低ければ低いほど生き残りやすい、といった特徴を持っています。がん細胞は熱に弱く、基礎体温が高い方はそもそも癌になりにくいです。一方で、基礎体温が低い方は体温の高い方に比べて、癌に極めてなりやすいことがわかっているのです。

【癌と体温の関係性】 ・体温が35度に近い時に最もがん細胞は増殖をする ・体温が39.3度以上になるとがん細胞は死滅する

※「注目のがん最新知識でガンは自然消滅する!」より(参考:http://gan-chiryo.com/08/0026.html) もちろん平熱が37度以上あったほうが良いといっているわけではありません。フラフラするなどのマイナスの傾向もでてきてしまうので、基本的な平熱は36.5度から37度弱程度あれば問題ありません。 一方で、仮に平熱が36.0を下回ってくるようなことになると、36.5度以上の平熱の方に比べて免疫力が約30%も下回るということが言われているのです。もちろん、がん細胞も活性化し、免疫力も弱いので見逃されて癌化してしまいます。 ※国立予防衛生研究所では1978年に注目の発表を行っています。「人間から取り出した子宮ガン細胞に32℃から43℃の温度変化を与え、正常細胞と比較したところ39.6℃以上にした場合、ガン細胞は10日ほどで死滅した。正常細胞への影響はなかった」ということです(http://www.qualitypro.jp/20160714143533より抜粋)。

・体温がアップすると具体的にどうなるのか?

体温がアップすることによってNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化することが分かっています。 NK細胞は非常に機能的であることがよく知られているのです。そもそもNK細胞以外は、司令塔役の免疫細胞の命令を受けて行動を起こします。用意は、対処が遅れてしまうこともあるわけです。 一方で、NK細胞は独自の判断で即座に問題のある細胞やウイルスに働きかけを行います。すぐに対応できるので、病気になる前に対応してくれるわけです。 体温が上がることで、全身の各地にNK細胞がしっかりと送り届けられると全身の問題がいち早く解決します。病気がひどくなる前に治る、といった確率も高くなっていくわけです。 血行が良くなることも見逃せません。身体を動かすと血管が拡張します。より多くの血液が全身に届けられるようになるのです。運動をほとんどしない方は、いつも血管が収縮している状態になってしまい、全身に送られる血液量がどうしても少なくなってしまいます。 免疫細胞は血液の中にあります、前述したナチュラルキラー細胞も血中に入って全身に対応してくれるわけです。がん細胞や感染細胞を見つけ次第即座に攻撃してくれます。 要は、運動をして血行を高めれば高めるほど、対応してくれる免疫細胞が多くなる、ということなのです。免疫は少数精鋭で良いということにはなりません。ものすごい数のがん細胞や細菌、そしてウイルスが身体の中にはあります。それらを倒すためには、より多くの免疫細胞が必要になるのです。 では、どんな運動をすれば免疫力がアップするのでしょうか。血行を高めるということは激しい運動のほうが良いのでしょうか?それとも緩やかな有酸素運動のほうが良いのでしょうか?次のテーマで確認してみましょう。

免疫力を高める運動、免疫力をダウンさせる運動

・緩やかな運動がおすすめ

血行を高めてあげることが目的なので、それほどハードな運動は必要ありません。有酸素運動のような、「比較的長時間続けられる」体に対して負荷の少ない運動で良いのです。

・ウォーキング
・ジョギング
・ラジオ体操
・サイクリング

上記のような運動法で構いません。ちょっと汗ばむような運動をするのが良いとされているのです。ちょっとした運動でも血行は良くなって、代謝も高まっていきます。免疫細胞も活性化しやすくなるので、病気にもなりにくくなるのです。 ちなみに、運動を意識しないでも免疫力を高めることは可能です。生活に体を使う、ということを実践していけばよいのです。 例えば、エレベーターを使っていたところを階段に変えてみる、というだけでも構いません。近所の買い物に自動車ではなく自転車を使っだけでも免疫力に差が出てくるのです。 ちょっとした心がけ次第では、風邪になりにくい、病気になりにくい体質をゲットすることも可能です。 生活に運動が組み込めれば、継続することも珍しくはありません。運動は継続してなんぼです。月に1回運動をしたからと行って免疫力が高まるわけではありません。毎日が難しい場合には週に3回から4回でも良いので、積極的に体を動かしてください。

・激しい運動はNG

・体を鍛える
・体力を高める

上記のような目的がある場合には、激しいアスリートの行なうような運動は良いかもしれません。しかし、免疫力をアップさせる、ということに関しては激しい運動はおすすめできないのです。 ちなみに、意外かもしれませんがアスリートの免疫力はそれほど高くありません。彼らは試合などの直前には風邪を引いたりしないように、マスクを着用している例もあるほどです。 激しい運動をしてしまうと、疲労が身体に蓄積されてしまいます。その疲労はストレスへ直結してしまうのです。ストレスが高まってしまうと免疫細胞の働きが弱まってしまい、ウイルスや細菌に対応しにくくなります。 さらに激しい運動の影響で、身体に炎症反応が繰り返されてしまいます。内蔵にも大きな負担をかけてしまうこともあるので、免疫力は良い働きをしてくれません。 運動をする時は疲労しすぎない程度をイメージしてください。少し休めば回復できる程度の運動を行うのがベストです。そもそも寝ても疲れが取れないような運動は体を痛めるだけなので、アスリートでもない人が行う必要はありません。

・運動後にストレッチをしよう

免疫を高めるために有酸素運動を軽く行ったあとにストレッチをするのが特におすすめです。ゆっくりと時間をかけて筋肉を伸ばすことで、ちょっとした運動でも筋肉に溜まってしまった疲労物質の排出がされるようになります。ストレッチには代謝を促進する作用もあるので、時間がなくて運動ができなかった日にはストレッチをするだけでも免疫力は高まりますよ。 ※参考:https://allabout.co.jp/gm/gc/449651/

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