免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫力の低下を促進させる生活習慣|飲酒

お酒については、「百薬の長」などと言われることもあります。

一方で、健康を害してしまうような作用があることも知られているのです。

アルコールにはメリットもデメリットも有る、ということはしっかりと理解しておかなければなりません。

飲酒に関してですが、やはり飲みすぎてしまうのは大きな問題です。

実は免疫に対しても悪い影響をもたらしてしまうことがわかっているのです。

20代や30代になって仕事などの付き合いで飲む機会が増えてくると、風邪をひいたりなど、体調不良に陥ってしまう方が多くなる事があります。

これは飲酒習慣が悪さをしている可能性が高いので、しっかりと対処していかなければなりません。

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こちらでは、お酒と免疫の関係性についてお話します。

そもそもなぜアルコールには免疫に悪い影響を与えてしまうのでしょうか?

アルコールとの上手い付き合い方に関してもお教えします。

アルコールには良い効果もあるのだが・・・

・血管を拡張させる作用あり

アルコールを飲むと体がポカポカ温まる、といったことを感じませんか?実は、アルコール自体には、血管を拡張させる作用があるのです。 血管が拡張されると、血液のめぐりが良くなります。免疫力に大きく関わっている白血球やリンパ球が全身を回るようになり、免疫力をアップさせることができるようになるわけです。 しかし、アルコールのプラスの作用に関しては、あくまで適量飲んだ場合です。飲みすぎてしまうとい、アルコールのメリットはなくなってしまうわけです。

・ストレス解消効果あり

アルコールには我々に一種の「快感」を与えます。程よい酔い、というものは開放感をも与えてくれるものですよね。気持ちよく感じるわけです。 その気持ちよさがストレスの解消に役立ってくれ、体の状態を整えてくれる機能もアルコールにはあります。 ストレスには血管を収縮させてしまう作用もあるので、免疫に対して悪い作用があります。程よい酔いが得られれば、ストレスによる血管収縮作用が得られなくなり免疫システムが安定化します。

・動脈硬化を防ぐ効果あり

アルコールには、適量であれば有害なLDLコレステロールの増殖を抑える作用があります。さらにHDLコレステロールを増殖させる作用があります。 HDLコレステロールは善玉コレステロールとも呼ばれており、動脈硬化を防ぐ作用があるのです。 ある個^ールハの見方によっては血管の健康を維持することにも役立ってくれます。

アルコールが免疫力の低下をもたらす理由

・アルコールの分解時に出来る物質が身体に悪さをしてしまう

アルコールは我々の肝臓で分解されることになります。肝臓で分解されるときですが、アルコールはアセトアルデヒドという物質に変化するわけです。 アセトアルデヒドは、そもそもアルコールに比べて10倍以上のも毒性があるとされているのです。頭痛や吐き気、そして動悸などにも関わっています。要は、二日酔いの原因となっている物質なのです。 ※N-ZYMEの「アルコールが与える人体への影響」より(参考:http://n-zyme.jp/blog/?p=619) そのアセトアルデヒドは免疫力にも大きく関わってきます。アセトアルデヒド自体は発がん性物質であり、ガンの発生率を高めてしまうのです。人の染色体と遺伝子を傷つけてしまうことが研究により分かってきています。遺伝子が傷つけられてしまえばがん細胞が増えることになってしまいます。 免疫システムは癌細胞が多くできれば多くできるほど、忙しく働かなければなりません。がん細胞の死滅に免疫システムが注力しすぎてしまうために、他の病気への対応が遅れてしまうこともあります。がん細胞の取り逃し、という可能性も出てきてしまうのです。

・アルコール自体にも免疫細胞にマイナスの働きがある

アセトアルデヒドだけではなく、アルコール自体も免疫に対して悪い作用があります。アルコールを飲むと、血中のアルコール濃度が上昇してしまいます。 血中アルコール濃度が高まってしまうと、同じく血液中にある免疫が弱まってしまうことがわかっているのです。しかも、大幅にパワーダウンしてしまうのです。 血中にはNK(ナチュラルキラー)細胞という、非常に重要な免疫細胞があります。しかし、そのNK細胞も血中のアルコール濃度が一定以上になってしまうと活性度合いを大幅に下げてしまうのです。仮にがん細胞を発見しても見逃してしまうかもしれません。 アルコールと上手い付き合い方をしていくことが免疫にとっても非常に大切なのです。 ※「免疫力を高める100のまとめ」より(参考:http://www.takenbythesky.net/entry/immunity003.html

お酒との悪い付き合い方と良い付き合い方

・お酒との悪い付き合い方

・大量に飲んでしまう
・長時間に渡り飲み続けてしまう
・毎日飲んでしまう

お酒は適量であれば、副交感神経を刺激してリラックスさせる作用があります。お酒を飲むと眠くなる作用がありますが、副交感神経が働いている証拠なのです。しかし、飲みすぎてしまうと今度は睡眠障害に至ってしまう可能性も出てきます。 アルコールの力を借りて眠る、という方もいるかもしれませんが、かえって睡眠が浅い状態が続いてしまうようなことにもなりかねません。 お酒を飲みすぎてしまうと、アセトアルデヒドが大量に出てくることになってしまいます。癌細胞の増殖作用が出てきてしまい、免疫細胞を忙しく働かせてしまうのです。肝臓も弱ってしまい、体の毒素を浄化させる作用も弱ります。身体を老化させて、免疫システムを弱らせてしまいます。 お酒を2時間に3時間、それ以上に渡って飲み続けているのも大きな問題です。アルコールの体制に関してはかなりの個人差がありますが、長時間飲み続けてしまうと、どんなにお酒が強い人であったとしても悪酔いの状態となってしまいます。ほろ酔いの状態に留めることを覚えなければ、免疫的なリスクにさらされてしまうのです。 飲酒習慣に関しても注意しなければなりません。毎日必ず飲んでいる、という方は免疫力を弱めてしまいかねないのです。免疫力を高めるためには内臓の健康が欠かせません。 仮に毎日アルコールを摂取してしまうと、肝臓に負担がかかり始めてしまいます。肝臓を休めるためにも、必ずお酒を飲まない日、というものを設けてください。

【お酒を切り上げた方が良い状態】
・脈拍が上がっている
・顔が青ざめている
・興奮状態に陥っている
・気分が悪くなっている

上記の一つにでも当てはまっている場合には、すでに悪酔いの状態が始まっています。すでに副交感神経ではなく交感神経を刺激しており、悪い状況に陥っているわけです。 交感神経が刺激され続けると血液中に顆粒球と言うものが増殖してしまい、活性酸素が増えてしまいます。活性酸素は老化をもたらすものであり、免疫を衰えさすものでもあります。 ほろよいと悪酔いの協会を自分で理解できるようにして、そこで切り上げることを覚えるべきなのです。

・お酒との良い付き合い方

・短時間でお酒を切り上げる
・少量のお酒で切り上げる
・休肝日を週に2日以上設ける

お酒と上手く付き合うためには、まずは時間に注意してください。飲む時間を前もって決めておくのです。お酒を飲むと良い効果が現れるのは、大体1時間から2時間程度までです。その時間内に切り上げることが非常に重要です。 時間と連動してくるのが飲む量です。 適切な酒量ですが、以下のとおりです。

・ビールのケース・・・1本から2本程度
・日本酒のケース・・・1合から2合程度
・焼酎・・・100ミリリットル程度
・ウイスキー・・・60ミリリットル程度
・ワイン・・・200ミリリットル程度

※本格焼酎フリーク~焼酎とお酒のことがよく分かる!の「晩酌の適量は?純アルコール摂取量で20gが目安です。」より(参考:http://www.hs-freak.net/wp/alcohol) おもったよりも量が少なくて驚いた方も多いかもしれません。 特にアルコール濃度が高いタイプのお酒に関しては、肝臓に大きな負担をかけるので、大量に飲むことは出来ません。量を飲みたいのであれば、ビールやサワーといったものをおすすめします。 休肝日の設定も非常に重要です。よく「週に1回の休肝日は必要」と言われていますが、それはあくまで最低基準です。理想を言えば週に2回以上は設けてほしいところ。 肝臓はアルコールの分解だけに使われているわけではありません。一般の食事や飲み物にも関わっているので、アルコールで疲労させてしまうようなことはなんとかして避けるべきなのです。 急にお酒をやめる、というのは難しいかもしれません。まずは飲む量を減らしていき、休肝日も少しずつ増やしていきましょう。免疫力を維持したままお酒も楽しめるようになりますよ。

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