免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫ってなに?7つの免疫細胞について

身体の健康状態を維持するために無くてはならないのが免疫です。

免疫機能がしっかりと働いていなければ病気になってしまいます。

風邪を引いてしまうことにもなりますし、がんになってしまうようなこともあるかもしれません。

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 免疫健康というよりも、生命を守るために必須の存在なのです。

 

しかし、免疫について詳しく理解しているでしょうか?

ほとんどの方が、なんとなくの知識を持っているに過ぎません。

今後、免疫系の病気になってしまうかもしれません。

現在、免疫の病気にかかっている方もいるでしょう。

 

こちらは免疫の基礎知識である「免疫とはどういったものなのか?」、さらに「免疫細胞の種類」について解説します。

 

ちなみに免疫細胞と一言で言っても、実は7種類もありそれぞれの役割が異なっているのです。

それぞれを理解することは、自身の健康を守ることにもつながってきますよ。

免疫とは

・全身をパトロールしている存在

免疫とは、全身をくまなくパトロールしています。

それぞれの部位などの不具合を探して、何かしら問題があった場合には対処しようとしてくれるものです。

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もう少し具体的にお話すると、免疫免疫細胞と呼ばれている細胞です。

我々の身体には無数の細胞があり、その細胞によって出来上がっています。

 

免疫もその一つですが、実は血管の中に入って全身を組まなく移動しています。

そもそも、血液の中に入り込むことで全身に行き渡るようになるわけです。

 

血液には赤血球や血小板、さらに白血球というものがありますよね。

その中の白血球に該当するものが免疫細胞なのです。

 

白血球である免疫細胞は、血液なので、全身のあちこちにいます。

つま先から頭のてっぺんまでいるわけです。

そして、各部位の問題を探してくれています。

 

何も問題がなければ、免疫システムによって我々の健康は維持される、というわけです。

・免疫細胞の役割とは?

・外敵を発見する役割
・外敵を発見したことを伝達する役割
・外敵を攻撃する役割り

免疫細胞には、基本的に3つの種類があります。

 

それぞれの機能がしっかりと発揮されることで、身体の健康が維持されていくことになります。

 

例えば、発見だけをしても意味はありませんよね。

問題があることがわかっただけで対処ができないわけです。

 

一方で外敵を攻撃する機能があったとしても、外敵を発見できる機能が弱っていたり、外敵を発見したりしたことを伝達する機能が弱まっていればこれもまた意味が無いわけです。

 

身体の外敵となるものは病原菌と呼ばれているわけですが、実は身体には何千億個もあると言われています。

 

免疫細胞はこの瞬間もあなたの身体の中で戦っているわけです。

免疫細胞の種類7つ

免疫細胞は全部で7つあります。

・マクロファージ
・樹状細胞
・NK細胞
・Tn1細胞
・Th2細胞
・キラーT細胞
・B細胞

中には聞いたことがあるものもあるのではありませんか?

 

例えば、NK細胞は比較的有名でしょう。

ウイルスなどを駆逐するのに大きな役割を果たしてくれる存在です。

 

こちらでは7つの細胞の特徴について解説していきます。

・「マクロファージ」について

ウイルスや細菌などを食べてくれる細胞です。

まるごと食べて処理してしまうのです。

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マクロファージには、敵の多さによって数を変える、といった特徴を持っています。

多くのウイルスや細菌が入ってきた場合には、マクロファージ自体の数も増える、といった特徴を持っています。

 

要は、多くの外的に体が晒されたときでの対応できる機能が備わっている免疫細胞なのです。

・「樹状細胞」について

情報を伝える役割を持っている免疫細胞です。

身体にウイルスや細菌が入ってきたとの情報が入ってきただけでは免疫システムは起動しません。

樹状細胞によって敵の情報が伝えられなければならないのです。

特に重要なのが、どうような敵であるのか?というところを伝達するところです。

敵の情報が分からなければ、どの免疫細胞を働かさなければならないのかが分かりません。

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ちなみに樹状細胞に関しては、「Th1細胞」と「Th2細胞」に情報を伝達します。

それらの細胞は伝えられた情報から、どの免疫細胞を優位にさせるかを決定しているのです。

・「NK細胞」について

NKですが、生まれつき(natural)の細胞傷害性細胞(killer cell)という言葉から採用されています(参考:ナチュラルキラー細胞 - Wikipedia))。

ウイルスに感染した細胞や、体内で発生したがん細胞などをチェックし、もしも問題があると判断したらすぐに攻撃を加えるのです。

即効性がある非常に重要な免疫細胞の一つです。

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※T細胞と作用は似ていますが、T細胞とは異なり事前に感作させておく必要がありません。要は、即断即決タイプの免疫細胞がNK細胞なのです。

・「Th1細胞」について

免疫細胞の司令官的な働きをしている細胞です。

前述した樹状細胞から伝えられた情報をもとにして、T細胞の増殖を命令します。

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さらにNK細胞にも情報を伝えることができ、NK細胞の攻撃力をさらに高めることが出来るのです。

・「Th2細胞」について

名前が似ていることでもわかると思いますが、基本的な機能はTh1細胞と近いです。

攻撃をする免疫細胞を刺激することは一緒ですが、Th2細胞が働きかけるのはB細胞です。

Th1細胞とTh2細胞は連携することも大事ですが、Th1細胞のほうが優位でなければ免疫システムは正常に働きません。

・「キラーT細胞」について

ウイルスなどに感染してしまった細胞を殺す役割がある免疫細胞です。

司令塔でもあるTh1細胞の命令によって、病原体に感染してしまった細胞を見つけ出し、その細胞を殺す役割があります。

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・「B細胞」について

抗体を作って病原菌などを退治する細胞です。

Th2細胞から司令を受けると、抗体を作り出します。

その抗体は病原体そのものにくっついて退治するのです。

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ただしB細胞には厄介な機能もあります。

アレルギーで悩んでいる方も多いのではありませんか?

実はそのアレルギーに大きく関わっている免疫細胞でもあります。

B細胞が働きすぎてしまうとアレルギーが発症してしまうのです。

免疫細胞はバランスが重要

免疫細胞が活性化すれば良い、というのはあまりにも単純な考え方です。

免疫システムが働きすぎてしまうと、誤った行動を起こしてしまうこともあります。

例えば、自分の体の細胞なのに、誤って敵と勘違いして攻撃する例もあります。

その結果、円形脱毛症などを発症してしまう場合もあります。

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免疫システムが過敏になりすぎると、アレルギー症状を発生させやすいアレルギー体質になってしまうこともあるのです。

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