免疫力を高める方法【免疫力アップする食事・食材・生活習慣・サプリメント】

免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。免疫力を高める方法を生活習慣や食生活、食材から詳しく解説します。免疫力アップするための方法はたくさんあります。免疫力をアップさせるとがんなどの病気の進行を遅らせる事も可能です。免疫力をアップさせる方法として、サプリメントを利用する方法も紹介し、特に米ぬか多糖体(RBS)について紹介します。

免疫力の低下を促進させる生活習慣|お肉が好き

免疫をダウンさせてしまう生活習慣の中で、大きく関わっているとされているのが「食」です。

食生活に問題があると、免疫力がダウンしてしまうことがわかっているのです。

例えば身体に冷やす食べ物は、免疫細胞の働きが悪くいなってしまうので良くありません。

他にもお肉を食べすぎるのも大いに問題がある、とされているのです。

f:id:menekiryoku:20171108202817j:plain

今回はお肉と免疫について詳しくお話します。

お肉を一切食べてはいけないわけではありませんが、実はある程度量をキープした方が免疫には良いことがわかっているのです。

なぜお肉をたくさん食べると免疫システムに問題が生じてしまうのか?さらに、おすすめの食生活とはどういったものなのか?ということをテーマに解説させてもらいます。

お肉はなぜ免疫力をダウンさせてしまうのか?

・分解しにくい栄養素であるから

お肉ですが、全てが行けないと入っているのではありません。動物性蛋白質。いわゆる4本脚の動物のお肉が人間の体に問題を引き起こしてしまうからなのです。 動物性タンパク質ですが、我々の体の機能として分解がしづらいものとなっています。我々の体の中で様々なものを分解している部位と言えば肝臓があります。アルコールや老廃物といったものを無毒化して処理していくための大事な器官です。 肝臓にもしものことがあると、生命にも関わってしまうわけです。その肝臓では、様々な物質を分解・合成しています。 その肝臓ですが、最も代謝しづらいものタンパク質とされているのです。タンパク質を大量に摂取すると、肝臓は一生懸命になって処理しようと働きます。その影響で酵素活性が高まってしまうわけです。 酵素活性はタンパク質を効率よく合成を行うために発生しているものなので、自然現象的に多く発生してしまいます。しかし、酵素活性が高まってしまうと、様々な合成酵素反応が促進されてしまいます。その結果、遺伝子のミスマッチが発生するのです。実はこれが「がん」の発生原因ではないか、といった指摘もされているほどです。 動物性タンパク質は、我々の身体との相性が極めて悪いものなのです。タンパク質のすべてが悪役なのではなく、植物性のタンパク質や魚介類のタンパク質は基本的に問題ないとされています。 ちなみにすでにがんになっている方は、4本脚の動物の肉は制限されています魚介類や鶏肉でタンパク質を補うように指導されるのです。いかに動物性タンパク質が危険であるかがよくわかると思います。

・研究結果からも動物性タンパク質に問題があることが証明されている

毎日肉食する人は、週に1回しか肉を食べない人に比べて大腸がんになる確率が2倍も高い、ということが研究によって証明されています(「ニュー・インクランドージャーナル・ブーメディスン」(医学雑誌)より)。 大腸という部分は消化吸収に大きく関わっている器官でもあります。肉食を続けている方は、継続的に蝶に対して大きな負担がかかってしまうわけです。その結果、腸に多数ある免疫細胞の働きが鈍化してしまい、がんの発生を見逃してしまう、ということが考えられるわけです。 さらに、前述した肝臓と動物性タンパク質の関わりを見ると、「肉食の多い人は肝臓がんの発生率も高くなるのでは?」と思った人もいるのではありませんか。そう思った方は勘が鋭いです。 実は動物実験の研究によって、動物性タンパク質と肝臓がんに関しては結びつきがある程度分かってきました。その動物実験では、餌に動物性蛋白質を混ぜて投与するのですが、いくつかのグループに分けで容量を変化させてみたのです。そうしたところ、動物の肝臓がん発生率が動物性タンパク質の量に比例しました。要は、動物性蛋白質を多く摂取した動物のグループほど肝臓がんを発症したのです(肝臓がんを作りだす発がん物質・アフラトキシンBを投与しやうえで、動物性蛋白質の容量に変化を加えた実験を実施、コーネル大学のコリン・キャンベル教授の研究による)。

【動物実験結果】
・20%の高タンパクの餌を与えたマウス・・・5%のグループに比べ3倍も肝臓がんが発生した
・5%の高タンパクの餌を与えたマウス・・・20%のグループに比べ肝臓がん発生は3分の1にとどまった

・活性酵素の身体への影響

動物性タンパク質を大量に摂取すると、肝臓で活性酵素が大量に発生することは述べました、実は、その活性酵素自体が体に大きな影響を与えることがわかっているのです。

・炎症
・アレルギー反応

炎症のアレルギー反応も、免疫システムとは非常に密接に結びついているものです。活性酵素はそんな炎症やアレルギー反応に大きな影響を与えていたのです。 JST(理事長:沖村憲樹)の研究チームが発表したところによると、「ASK1(Apoptosis signal-regulating kinase 1)*1という細胞内タンパク質リン酸化酵素」が大いに関わっているそうなのです(参考:http://www.jst.go.jp/pr/info/info172/)。 活性酵素が産出されすぎると、免疫のバランスも崩れてしまいます。アレルギー反応のように過剰に反応をおこして、かえって胃腸の悪化を招くようなことも考えられるわけです。 普段からの食事に気をつけることが免疫システムを正常にするためにも非常に重要なのです。

免疫力アップをするためにはどういった食事がおすすめなのか?

・タンパク質の摂取方法に注意すること

何からタンパク質を摂取するのか、ということが重要になります。質の良いタンパク質を摂取することが求められるわけです。 活性酵素を産出させないようにするためには、まずは植物性タンパク質です。タンパク質というと、どうしてもお肉を想像してしまうでしょう。しかし、何もタンパク質はお肉だけではありません。植物からも摂取できるのです。

【植物性タンパク質とタンパク質の容量(100グラムあたり)】
・きなこ・・・35.5グラム
・ピーナッツ(落花生)・・・26.5グラム
・フライビーンズ・・・24.7グラム
・(ナマの)湯葉・・・21.8グラム
・ごま・・・20.3グラム
・カシューナッツ・・・19.8グラム
・アーモンド・・・19.2グラム
・油揚げ・・・18.6グラム
・ピスタチオ・・・17.4グラム
・納豆・・・16.5グラム

※「体脂肪率を下げる方法」の「植物性タンパク質の多い食品のベスト10を紹介します」より抜粋(参考:http://taisibouritu.com/eiyou/794/) 大豆食品が多く発見できると思います。さらにナッツ類にも多くのタンパク質が配合されていることがわかるでしょう。 そもそもタンパク質の推奨摂取量は体重÷1,000で計算できます。

・体重が60キログラムの人・・・60キロ÷1,000=60グラム
・体重が70キログラムの人・・・70キロ÷1,000=70グラム

例えば、体重60キロの方がアーモンドを1日あたりちょっと多いですが200グラム摂取したとします。そうすると推奨摂取量の60g中約40グラムはすでに摂取していることになります。残りの3分の1を他の食材で摂取すればよいだけです。 何もお肉からタンパク質を摂取しなければならないわけではありません。質の良いタンパク質は豆・ナッツ以外に魚介類にも含まれています。

・脂質や油分の多めな食事も避けること

脂っこいお肉や油がたくさん使われている甘いものを食べすぎるのも良くありません。 脂肪が多い食品を食べてしまうと、肥満や高血圧の生活習慣病になってしまうのです。 免疫は血管の中に入って全身をパトロールしているので、仮に脂質が多い食事をして生活習慣病になってしまうと、血行自体が阻害されてしまうわけです。免疫力がダウンしてしまうので、脂質や油分が多く含まれていないような食べ物を積極的に食べましょう。

f:id:menekiryoku:20180129005256j:plain

ページ上部へ戻る

© 2016 menekiryoku.hatenablog.com文章、画像等を含む、すべての著作物の盗用&不正利用を禁止します